『元彼の遺言状』『競争の番人』『女の国会』と話題作を次々と発表し続ける気鋭の作家・新川帆立氏の最新刊『ひまわり』が11月13日幻冬舎より刊行された。
司法試験で音声入力ソフトの使用が認められるきっかけとなった、実在の弁護士・菅原崇氏に話を伺い、リハビリや四肢麻痺で暮らすことの困難さを徹底的に取材した本作は、23の地方紙連載中から大きな反響を巻き起こした。
体に不自由を抱えながら、何度も訪れるピンチに怯むことなく、言葉で人と繋がり、支えられ、また人を支える側にもなっていく主人公・ひまりの姿に励まされること間違いなしの一冊。
著者の新川さんからは
「前半のリハビリに励むパートは、体調不良を抱える方や、ご家族の介護をしている方に身近に感じてもらえるのではないかと思います。後半の受験パートは、司法試験の問題の面白さを皆さんに追体験してもらおうと思いながら書きました」
と元弁護士としての体験も生かして書いた新作に期待が高まる。
書籍情報
タイトル:ひまわり
著者:新川 帆立
定価:2,090円(税込)
発売日:2024年11月13日
特設サイトURL:https://www.gentosha.co.jp/s/himawari/
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4344043545
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17963620/
著者プロフィール
新川 帆立(しんかわ・ほたて)
1991年アメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれ。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』『縁切り上等!』『女の国会』などがある。