人生の原点、転機となった瞬間、そしてそこから学んだこと……。各分野で自分の道を切り開いてきた女性たちが語る『あの時のわたし 自分らしい人生に、ほんとうに大切なこと』を本日、11月14日に新潮社より刊行いたします。
本書は、2015年に「暮しの手帖」で始まったインタビュー連載、「あの時のわたし」の書籍化です。これまで誌面に登場した27名、全員分を収録しています。人生の先輩たちが得た経験は、きっとこれからを生きる私たちの指針にもなるはずです。
【登場する女性たち】
向井千秋(医師・医学博士、宇宙飛行士)
田部井淳子(登山家)
辰巳芳子(料理家、随筆家)
黒柳徹子(女優、ユニセフ親善大使)
若尾文子(女優)
中山千夏(作家)
湯川れい子(音楽評論家・作詞家)
笹本恒子(報道写真家)
神沢利子(児童文学作家)
鈴木登紀子(料理研究家)
中村メイコ(女優)
森下洋子(バレリーナ)
伊藤比呂美(詩人)
黒澤和子(衣装デザイナー)
大貫妙子(シンガー・ソング・ライター)
海原純子(医師、随筆家、歌手)
中満 泉(国際連合職員)
西巻茅子(絵本作家)
平野レミ(料理愛好家)
石内 都(写真家)
吉田 都(バレリーナ)
ウー・ウェン(料理研究家)
渡辺えり(劇作家、演出家、俳優)
角野栄子(児童文学作家)
田嶋陽子(英文学者、女性学研究者)
倍賞千恵子(女優)
村木厚子(元厚生労働事務次官)
■書籍内容紹介
転機、苦難、出会いと別れ。そのすべてが、必ず糧になる――。女優、登山家、宇宙飛行士、料理家など、自らを信じ歩んできた人生の先輩たちが振り返る「いまの私を支えてくれる『あの時』の出来事」。経験から紡ぎ出される言葉は、正解のない現代を生きるわたしたちへの優しいエールです。「暮しの手帖」人気連載を書籍化。
■著者紹介:岡野民(おかの・たみ)
1973年北海道生まれ。編集者・ライター。2000年よりフリーランス。『Casa BRUTUS』をはじめ、主に雑誌媒体で建築やデザイン、生活文化をテーマにした誌面作りと記事の執筆を行う。継続して取り組んでいる仕事に、08年から続く『BRUTUS』の特集・居住空間学、『暮しの手帖』での連載「あの時のわたし」など。インタビュー多数。写真家・永禮賢との共著に『The Tokyo Toilet』(2023年、TOTO出版)。
■書籍データ
【タイトル】あの時のわたし 自分らしい人生に、ほんとうに大切なこと
【著者名】岡野民
【発売日】2024年11月14日
【造本】四六判
【定価】2200円(税込)
【ISBN】978-4-10-355931-3