世界最大の化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)の日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン=ピエール・シャリトン)は、日本初のLGBTQ+職場環境評価指標「PRIDE指標2024」(主催:一般社団法人 work with Pride)において、最高評価である「ゴールド」を受賞しました。日本ロレアルの「PRIDE指標」ゴールド受賞は、2022年から3年連続となります。
ロレアルグループは、「世界をつき動かす美の創造」をパーパス(存在意義)として掲げています。ロレアルは、美とは多様で公正、包摂的なものと考えており、「社員の人権に関する方針」を定め、社員に対するジェンダー、性自認、性的指向、障がい、年齢、国籍、宗教等を理由とする差別を一切許容しないことを宣言しています。
日本法人である日本ロレアルでも、社内外に向けてDE&I(多様性、公正性、包摂性)を推進しています。「すべての人のための美、一人ひとりのための美 – Beauty for All, Beauty for Each」を使命とするロレアルにとって、多様性は創業当時から企業文化に根付いており、社員の自認するジェンダーやセクシュアリティに応じて、個人の多様な状況に寄り添い、柔軟な勤務制度や福利厚生などを提供しています。本年は10月から、事実婚や同性パートナーを対象に配偶者と同等の福利厚生を受けられる「パートナーシップ制度」を本格的に導入しました。また、12月には社員向けにDE&Iウィークを開催し、LGBTQIA+に関する講演やワークショップなどを通じて社員の理解を深めるための企業努力を進めています。
日本ロレアル代表取締役社長のジャン=ピエール・シャリトンは以下の通りコメントいたします:
「日本ロレアルがPRIDE指標の最高位である『ゴールド』を3年連続で受賞できたことを大変光栄に思います。ロレアルはグループ全体でDE&Iに積極的に取り組んでいますが、日本でもDE&Iコミッティのメンバーが、研修の実施や社内イベントの企画を通じて社員に働きかけ、お互いを理解し尊重する文化づくりに尽力しています。その結果、DE&Iコミッティと共にDE&Iを推進するアライのメンバーは昨年度36人から80人に増え、アライが社内イントラネットやイベントを通じてパレードの意義を積極的に発信したことで、『東京レインボーパレード』への社員参加を促進し、今年は昨年より100人多い約250人が参加しました。これからもDE&I コミッティとアライメンバーのリーダーシップに期待するとともに、私も一社員として、全社員が輝ける職場環境づくりを目指してまいります」
ロレアルグループについて
ロレアルは115年にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。37の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。2023年のグループ売上高は411億8千万ユーロにのぼります。世界11ヵ国に20の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と6,500人を超えるデジタル人財を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。詳細については、以下をご参照ください。
日本ロレアルについて
ロレアルは 1963 年から日本で事業を開始し、1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。 2社員数は2,300 人(2023年末時点)、取り扱いブランドは 20です。化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。日本はロレアルグループのなかでも重要な戦略的拠点のひとつであり、シュウ ウエムラとタカミの2つのブランド本部機能(商品企画やグローバル展開施策を策定)と、その他のブランドの営業・マーケティング等を担う新宿本社、全国に配置された支社に加え、川崎の研究開発拠点(日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター)、御殿場の製造工場(株式会社コスメロール)で構成されます。