Food HEROes U-30 COMMUNITYメンバー考案のフードとドリンク

「農toスパイスのマルシェ」のテーマに合わせて、30歳以下の料理人を中心にしたオンラインコミュニティ「Food HEROes U-30 COMMUNITY」のメンバーがスパイス料理やスパイスを使ったドリンク、カクテルを考案しました。マルシェに出店する生産者の食材を積極的に活用した若者の柔軟なアイディアの料理を楽しむことができます。

東京和出汁カレー：和田響氏（間借りカレー店主）

月に１度、都内に出現する間借りカレー店「東京和出汁カレー」が「農toスパイスのマルシェ」にオープンします！　鰹と昆布の一番出汁と飴色になるまで炒めた玉ねぎのシンプルなカレーに、豊洲から仕入れた新鮮な魚介類を使った魚のカレーを2種類を販売します。魚の旨味がたっぷりの新感覚の和カレーです。当日は、八王子市の農家「中西ファーム」の野菜を使ったアチャール（インドのお漬け物）も用意します。

東京和出汁カレー（和田氏）のInstagram：https://www.instagram.com/wadasi_curry/

【11/23・24開催】コピス吉祥寺「農toスパイスのマルシェ」でメンバー考案のカレーやタコス、ラッシーなどを販売！　スパイス調合・しめ縄制作のワークショップも企画してイベントを盛り上げます

むさしのタコス：SOUYA氏（フレンチ・イタリアン料理人）

Food HEROes U-30 COMMUNITYがさまざまなイベントで提供してきた「タコス」を、「農toスパイスのマルシェ」でも販売！　イカのタコスと豚肉のタコスを２種類用意します。もちろん野菜は、東京都産。八王子市の農家「中西ファーム」の野菜を使ってスパイスを利かせた独創的なタコスを販売します。

SOUYA氏のInstagram：https://www.instagram.com/souya.creator/

みんなのヨーグルトアカデミーとコラボしたスパイスマンゴーラッシー

ヨーグルト好きによるヨーグルト好きのためのコミュニティ「みんなのヨーグルトアカデミー」とFood HEROes U-30 COMMUNITYとコラボレーションして開発した、インドのヨーグルトドリンク「ラッシー」を販売します。ラッシーの定番マンゴーに驚きのスパイス組み合わせたこの日限りの特別マンゴーラッシーを販売します。レシピをFood HEROes U-30 COMMUNITのメンバーが考案しました。

みんなのヨーグルトアカデミーのweb：https://yogurt-academy.com/

東京都産キウイ「東京ゴールドのスパイスラッシー」：秋山乃里子氏（パティシエ）

東京都生まれの珍しいキウイ「東京ゴールド」を使った「ラッシー」です。マルシェにも出店する奈良山園（久留米市）の東京ゴールドで、若手パティシエの感性溢れるラッシーを味わってみてください。

秋山氏のInstagram：https://www.instagram.com/noriko_akiyama84/

東京都産和紅茶を使ったチャイ：ミョンジフン氏（料理人）

スパイスを利かせたインドのミルクティ「チャイ」をFood HEROes U-30 COMMUNITYのメンバーが考案します。東京紅茶のチャイのほか、スタンダードなマサラチャイも用意します。

【マサラチャイ】

7種のスパイス、そして2種の茶葉をこだわりに配合、爽やかなスパイス感を感じる定番のチャイです。

【東京紅茶を使用した韓国風チャイ】

東京都東大和市の「木下園製茶工場」が製造する東京紅茶（べにふうき）を使い、パンダンリーフ、生姜で香りを足して韓国のドリンク「ミスッカル」をイメージしたチャイです。雑穀の香ばしさと茶葉、スパイスが味わっています。

ミョン氏のInstagram：https://www.instagram.com/the.worldof.jay/

GI東京島酒「情け嶋」と八王子ショウガのジンジャーカクテル：伊藤大輔氏（バーテンダー）

東京島酒は、東京都の島々、伊豆大島や新島、八丈島などの伊豆諸島でつくられている焼酎です。芋や麦を原料にするほか、麦麹を使って醸すのが特徴です。2024年3月には地理的表示(GI)に指定され、注目を集めています。当日は八王子産ショウガを使ったジンジャーエールカクテルのほか、東京島酒のハイボールも販売します。

伊藤氏のInstagram：https://www.instagram.com/itomito0323/

ワークショップ｜スパイス調合としめ縄制作体験

スパイス調合体験

プロの料理人から学べるオンライン料理教室の「シェフレピ」が特別出張料理教室を開催。シェフレピのレッスンのなかからシェフが考案した３種類のミックススパイスを用意しました。作ってみたいスパイスを１つ選んで実際に調合します。

シェフレピのweb：https://chefrepi.com/

選べるスパイス：オリエンタル七味唐辛子／デュカスパイス（エジプトのミックススパイス）／ガラムマサラ（インドのミックススパイス）

参加費：800 円（税込）

定員：各回6 名

時間：11/23（土）11:30～／14:30～

11/24（日）13:30～／15:30～

体験時間：30分程度

なおシェフレピは、フードワゴンでオンラインレッスンで作れる本格的なインドカレー「チキンビリヤニ」「ポークビンダルー」を提供する予定です。

稲藁で作る「しめ縄リース」づくり

Food HEROes U-30 COMMUNITYのメンバーでもある池田祐希乃氏が取り組む東京の米作りを応援するプロジェクト「東京お米サロン」と共同で、国立市の米農家「西野農園」の西野耕太さんを講師に招いてお正月のしめ飾りとして飾れる「しめ縄リース」を作るワークショップを開催します。アレンジすればクリスマスリースとしても使えます。

東京お米サロンのweb：https://www.tokyo-okome.com/

参加費：800円（税込）

定員：各回6名

時間：11/23（土）13:30～／15:30～

11/24（日）11:30／14:30

体験時間：30分程度

両ワークショップとも11/22（金）までコピス吉祥寺B館1階インフォメーションにて整理券を配布いたします。当日枠が余っていた場合は、会場にて整理券を配布いたします。

出店の背景

東京都には、食料自給率0%(※注1)の低さに加えて渋滞問題や物流の人手不足などの課題を多く抱えており、物価上昇や環境負荷の観点からも東京都産の食材を積極的に活用して持続可能な対策が求められています。

飲食店にとっても物価高騰、とくに食材費の高騰は悩みの種であり飲食店の経営を圧迫しています。今までと同じような食材を使っておいしい食事や飲み物を提供することが困難になってきています。

そんな状況のなかでは、地元の食料自給率をあげるだけでなく、フード・マイレージ（食料の輸送による環境への負荷）も低い地域の食材を積極的に活用し、料理人の発想・クリエイティビティによって付加価値がついた料理や飲み物の考案が今後求められてくるはずです。

弊社が運営する「Food HEROes U-30 COMMUNITY」では、そういった流れを意識し、東京都や茨城県といった都心の産地を回って生産者と交流しながら、ローカルの食材の知見を深めてきました。さらに、2024年１月と３月には産地を回った食材を使い、若手ならではの新鮮な感性で生み出された料理を提供するポップアップイベント「タコスセッション」を開催し、ローカルであるからこそ生み出される価値観の発信も行いました。

「農toスパイスのマルシェ in コピス吉祥寺」を企画・運営する株式会社アールイーがこうした活動を評価してくれ、イベント出店の打診に繋がりました。

※注1：令和３年度（概算値）、令和２年度（確定値）の都道府県別食料自給率参照

　　　　https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/zikyu_10-2.pdf

Food HEROes 代表　江六前一郎からのメッセージ

前回8月末に開催された「農toアートのマルシェ」に続いて「農toスパイスのマルシェ」でもイベントを盛り上げるためにフードやドリンクの販売を企画した他、同時開催するワークショップの企画もすることができました。

フードとドリンクはFood HEROes U-30 COMMUNITYのメンバーが担当することで、普段の本業での仕事では体験できない経験を得ることになったはずです。この経験が本業にフィードバックされることで、より前向きに日々の仕事に向き合えるような、よいきっかけにしてもらいたいです。

また、声をかけてくれたアールイー株式会社のほか、ワークショップやフード出店では日頃から弊社、並びにFood HEROes U-30 COMMUNITYの取り組みを応援してくれているシェフレピ（efoo株式会社）、東京お米サロン、みんなのヨーグルトアカデミーの力を借りて企画を実現させました。

前回の出店後には、お野菜を使用した八王子の中西ファームを訪ねて畑の見学もしてきました。このイベントを通じて、コミュニティメンバーの体験向上はもちろん、食の課題をコミュニティとメディアの力で解決しようとする弊社としてもさまざまな取り組みに挑戦していくきっかけになればと考えています。

Food HEROesとは

現在壮年期にあたる38歳の人たちの1985年生まれ当時の出生数は、143万1577人でした。それから、15年、この春大学を卒業し社会人になった23歳（2000年生まれ）の人たちの当時の出生数は119万547人で、17％ほど減少しています。

さらに５年後、現在18歳（2005年生まれ）の当時の出生数はさらに11％減少し106万2530人、さらに現在8歳（2015年生まれ）の出生数では2000年から17％減少して100万5721人になっています。

未来の働く人口が確実に減っていくことがわかっているなかで外食業界は、コロナ渦の影響を色濃く受けた業界でもあります。2019年に420万人いた宿泊業，飲食サービス業の人口は、2020年には391万人（2019年比７％減）、2021年は369万（2019年比12％減）になっています（以上出典：厚生労働省「人口動態調査」2021年）。

一方でインバウンド需要の復活でホテルやレストランの数は増えており、人材の確保・育成が大きな課題になっています。

そもそも、外食業界の人材不足は今に始まったわけではありません。長らく慢性的な人材不足の解決方法は複合的に課題が重なりあっていて、なかなか解決のメドがたちません。

株式会社Food HEROesは、これまでのように１店舗のなかだけで教育・指導・キャリア形成をしてきた30歳以下の人材に対して、コミュニティとオンラインメディア（開設準備中）を通じて社会との接点を提供し、社会全体で行っていく時代の創造を目指していきます。

【Food HEROes U-30 COMMUNITY】
飲食業界で働く30歳以下（U-30）の若者が集まるオンラインコミュニティです（運営：株式会社Food HEROes）。街のレストランやホテル勤務やフリーランスだけでなく、専門学校生やフードクリエイター飲食関連の企業に勤める社会人も参加できます。

参加費：3,300円／月（税込）、サロンメンバーは毎月募集中（毎月27日締切）

https://community.foodheroes.jp/about

メンバー35名（2024年1月9日現在）