11月18日発売のAERA11月25日号は、ドナルド・トランプ氏が大統領に返り咲くことが決まった米大統領選を受け、ジャーナリストの池上彰さんと、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんの緊急対談を掲載。米大統領選に加え、日米関係や中東問題など、世界が今後どうなっていくのか、徹底討論しています。働く祖父母にいま“孫休暇”が広がっているのを知っていますか。子育てに向き合えなかった昭和世代が、孫育てに向き合っている実態を描きます。パリ五輪でも話題をさらった男子バレーボール。いま国内のSVリーグに大注目が集まっています。髙橋藍選手や西田有志選手ら、人気選手の躍動感あふれる写真も見ものです。大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、演歌界のレジェンド、坂本冬美さんとの対談が続きます。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談です。他にも様々な企画が詰まった一冊です。
●巻頭特集:トランプ政治再び 世界は
アメリカではトランプ氏が次期大統領となることが決まり、巨大な権力を手中に収めました。「アメリカファースト」を掲げ、国際協調から撤退していく懸念もあるトランプ氏。ウクライナや中東などの情勢も泥沼化しているなか、日本は、世界は、どこへ向かうのか、池上彰さんと佐藤優さんが語り合います。池上さんは今回の大統領選挙を「階級闘争」のように見えたと分析します。佐藤さんも「あの国が変わっている」と語り、米国の変容について解説します。そのトランプ氏に、日本の石破茂首相はどう対峙すればいいのか。「ゴルフ」に代わる武器が石破氏にはあると、二人は指摘します。国際問題や経済のゆくえなど、幅広いテーマで縦横無尽に語り合っています。さらに、選挙後の米国のいまについて、またこの結果を生んだ米国民の心理についてなど、多角的に分析した特集になっています。
●働く祖父母に広がる“孫休暇”
孫のために休暇を取れる制度が企業や自治体で広がっています。昭和のモーレツ会社員で、家庭や子育てを顧みることがなかったような世代が、孫のために休暇を取るという状況が少しずつ生まれています。管理職世代の育児への理解が深まり、若い世代も育休取得がしやすくなるなど好循環も生まれているようです。“孫休暇”という新しい現象について取材しました。
●男子バレーボールに“沼る”
男子バレーボールがいま熱いんです! 国内では10月に「SVリーグ」が誕生。世界最高峰のリーグを目指しています。そのSVリーグは、開幕戦がテレビの地上波で中継され、観客動員数も史上最多を記録するなど人気が爆上がり! パリ五輪にも出場した髙橋藍選手や西田有志選手、昨季の最優秀新人賞を獲得した渡邉晃瑠選手らに注目が集まります。その人気の背景にあるものはなにか、スポーツジャーナリストが分析します。
●百田夏菜子×坂本冬美
大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、演歌歌手の坂本冬美さんがゲストの全4回中3回目。以前は「素の自分」を見せることに抵抗があったと語る坂本さんに対し、百田さんもまた、自分の中に違和感を抱えながら、虚と実のあいだで闘っていたと言います。そんな二人のここだけで繰り広げられる深いトーク、仲の良さが伝わる撮り下ろし写真をお楽しみください。
●松下洸平×塚原あゆ子
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談6回中の5回目。ドラマ「最愛」の撮影現場で、松下さんは塚原さんから、「余計な動きをいっぱいしてほしい」とリクエストされたそうです。その心は? 芝居や表現に対する二人のこだわりが詰まった対談です。柔らかな雰囲気があふれる撮り下ろし写真と共に誌面でご覧ください。
ほかにも、
・闇バイト強盗から身を守る
・核のない世界へ 若者たちが抱く使命感
・非日常空間で「親子ワーケーション」
・パートナーとの性欲ギャップに悩む
・「簡素化」するお葬式 小規模でも十分?
・【女性×働く】 Z世代の「専業主婦願望ゼロ」
・小泉今日子 この物語がいまを選んだ
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 髙野翔・大塚啓志郎 ライツ社代表取締役社長
などの記事を掲載しています。
※11月18日(月)正午から、公式X(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。
AERA(アエラ)2024年11月25日号
定価:600円(本体545円+税10%)
発売日:2024年11月18日(月曜日)