リリースのポイント

1．EV導入で運営コスト削減と環境配慮を両立
ガソリン代に比べ電気充電費用が大幅に安く、約8時間の充電で200kmの走行が可能です。また、4kWhのポータブル電源、約6台分の25kWhを保有しています。コストと環境負荷を削減し、サステナブルな運営を実現します。

2．EV車ならではの手軽さ

EV車の電源が利用できるため、車の充電さえしておけばすぐに準備が整い、手軽に出店が可能です。また、騒音も少ないため、周囲の環境にも配慮した運営が可能です。

3．店舗設計のプロが手がけるオリジナルデザイン

飲食店の要望に応じたカスタマイズが可能。豊富な実績を持つ建築会社が、環境にも配慮した機能的でスタイリッシュなオリジナルEVキッチンカーを提供し、飲食店の魅力を最大限に引き出します。

開発にあたって

店舗設計を多く手がけてきた建設会社、株式会社ゼロアクションアーキテクトは、お客様からの「人が多い場所で手軽に出店できる方法が欲しい」という声を受け、スマートでデザイン性に優れたキッチンカーの開発に着手しました。「不確かな時代にちょうどいい。SHOPが動く/デザインが走る」というコンセプトを掲げ、実際の店舗のように手軽に開店できる魅せるデザインのキッチンカーを実現しました。

この手軽さを実現するのが電気自動車（EV）です。EVの電源を利用することで、開店準備もスムーズに行え、発電機を使わないため騒音も抑えられます。さらに、充電のみで電源が確保できるため、操作も手軽です。

ゼロアクションアーキテクトHP

電気自動車（EV）のメリット

KID-eは電気自動車（EV）を採用することで、環境への優しさだけでなく、運営コストを大幅に削減できます。

蓄電性能

25kWの電力を蓄電できます。実測値：25km往復地点で7時間営業した場合、1日使用量 6.25kW（残電池量＝75％）（使用設備：冷蔵ショーケース、ポータブル冷蔵庫×2、LED照明、PC使用）

走行性能と充電時間

フル充電で200km走行でき、充電時間は8時間で完了します。(カタログ値）

※航続可能距離は、荷台の積載量、気候、渋滞状況などお客様の利用環境やエアコン使用、急発進等、お客様の運転方法によって異なります。

コスト比較

200kmを走行するのにガソリン車では約2,200円かかりますが、EV車なら約1,030円の電気代と半額以下の節約ができます。

※ガソリン車の走行距離は国土交通省が定める「WLTCモード」にて概算。

※電気自動車はカタログ値を元に概算。

騒音

発電機を使用しないため、営業時間の騒音が少なく、快適な環境を提供します。

環境意識

KID-eは、環境を重視する企業に最適で、CO2排出量を減らす持続可能なモデルです。

CEV補助金対象

KID-eで採用しているEV車はクリーンエネルギー自動車 (CEV)補助金の対象となっており、次世代自動車振興センターに申請することで補助を受けられます。

※申請時年度によって補助金額は変動します。

オリジナルデザイン

KID-eは、飲食店の要望に応じたカスタマイズが可能なオリジナルEVキッチンカーです。店舗建築の豊富な実績を持つ建築会社が、「不確かな時代にちょうどいい。SHOPが動く/デザインが走る」というコンセプトのもと、まるでその店舗がキッチンカーになったかのように、細かなオーダーを形にします。さらに、木材やアルミを自由に加工できる木工加工用の5軸マシニングセンタを導入しました。これにより、従来の木工設備では製作が難しかった複雑なプロダクトデザインも、CADデータを用いて精密に製作可能になりました。彫刻や彫り込み、曲線など、さまざまな加工が実現できることで、デザインの幅が広がりオリジナルの木工製品を生み出すことが可能です。

実際の制作実績として、ベルギービールの「CASE BELGIAN BEER STORE（カセベルギービールストア）」とのコラボレーションにより、KID-eを制作しました。お客様に楽しんでいただけるよう、冷蔵ショーケースをメインに設置し、その周囲には斬新で巧妙なデザインを施しています。従来の定型デザインにとらわれず、各ショップの個性や色を表現することに注力しています。