森永乳業が1995年から販売する、「毎朝爽快(まいあさそうかい) 」シリーズは、つらいお通じの悩みを、日本人のおなかに合った方法、飲み物で手軽に解決したいという思いから開発された、おなかの調子が気になる方のための飲料です。このたび、森永乳業「毎朝爽快」シリーズは、お通じの悩みに関する調査の一環として、書店に行くとなぜか急にトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」(1985年に自身の体験談を雑誌に投稿された方の名前に由来する通称)に着目し、その実態を調査しました。
また、この「あるある」について、森永乳業の公式X「森永乳業@もーりー(@morinaga_milk_)」でも、アンケートを実施すると、22,594件の回答が集まりました。主な調査結果は以下の通りです。
<調査サマリー>
書店に行くとトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」全体の約3割が経験!
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「青木まりこ現象」の名前の知名度は8.9%と低いが、現象の認知度はおよそ4割(39.9%)。
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実際に便意をもよおしたことがある現象経験者は約3割(29.8%)。
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お通じについて「慢性的に悩んでいる」10.4%、「時々悩むことがある」29.2%。全体の約4割(39.6%)がお通じの悩みを抱えている。
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お通じの悩みが「ある」人の「青木まりこ現象」体験率は46.0%と、悩みが「ない」人の(19.2%)の約2.4倍も!お通じ悩みがある方が経験しやすい。
現象経験者の約4人に1人が書店に行くことでお通じの悩み解消!
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現象経験者のうち、書店に行くことでお通じ悩みが「解消された」人は約4人に1人(23.8%)。お通じに「慢性的に悩む」人では45.7%も。
書店に次ぐ「青木まりこ現象」有力候補ランキング1位は「ドラッグストア」に!
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書店以外で行くだけでトイレに行きたくなる場所が「ある」人は、全体の25.8%。その中でも最も多かったのは「ドラッグストア」(27.5%)だが、それでも全体の約7%と、なかなか「書店」の人をもよおさせるパワーには及ばない結果に。
「20代〜60代の男女1,000人に聞く、令和の青木まりこ現象調査」調査概要
■実施時期:2024年10月25日(金)■調査手法:インターネット調査(QiQUMO)
■調査対象:全国の20代〜60代の男女1,000人(性年代均等割り付け)
※本調査では、小数第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。
※本調査は「青木まりこ現象」の通称の由来となった青木まりこ氏に協力いただいています。
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<調査結果>
「書店に行くとなぜかトイレに行きたくなる…」という経験はありませんか? この現象は古くからあり、1985(昭和60)年に 経験談を投稿した方の名前から「青木まりこ現象」と呼ばれています。
なぜトイレに行きたくなるのか? その理由は40年を経た今でも明らかになってはいませんが、今回、全国の20代〜60代の男女1,000人を対象に、「青木まりこ現象」の実態について調査を行いました。
書店に行くとトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」
名前の知名度は低いものの、現象は約4割が認知し、約3割の人が経験している
まず、書店に行くとトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」を知っているかという質問に対して、「現象の名前を知っている」と答えた人は8.9%でした。しかし、「現象は知っているが、名前は知らない」と答えた人は31.0%となり、およそ4割(39.9%)が書店に行くとトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」を認知しています[図1]。
では、実際に書店に行くと便意をもよおしトイレに行きたくなることがあるかと尋ねると、「いつも感じる」と答えた人が6.5%、「時々感じる」と答えた人が23.3%と全体の約3割(29.8%)が「青木まりこ現象」を経験しています。男性(27.2%)より女性(32.4%)がやや多く、60代(22.0%)がやや少ないものの、性別や年代に関係なく、現象を経験する人が一定数います[図2]。
全員にお通じの悩みについて尋ねると、10.4%が「慢性的に悩んでいる」、29.2%が「時々悩むことがある」と答え、全体の約4割(39.6%)がお通じの悩みを抱えていることが分かりました。[図3]。
そこで、お通じ悩みの有無で「青木まりこ現象」の経験率を見ると、悩みがあると答えた人では46.0%と半数近くが「青木まりこ現象」を経験しており、お通じ悩みがない人の経験率(19.2%)の約2.4倍と大きく上回っています[図4]。お通じ悩みがある人の方が「青木まりこ現象」を経験しやすいようです。
「青木まりこ現象」経験者のうち、約4人に1人は書店でお通じの悩みを解消したことがある!
「青木まりこ現象」を経験したことがあると答えた298人(図2参照)に、書店に行くことでお通じ悩みが解消されたことがあるかと尋ねると、23.8%と約4人に1人が「解消されたことがある」と答えました。また、現象経験者のお通じ悩み別に見ると、「慢性的に悩んでいる」人では45.7%と半数近くが書店でお通じスッキリを体験をしています[図5]。
「青木まりこ」現象が起きやすいのは「大型書店」、半数以上が経験
「青木まりこ現象」経験者298人に、書店でどんなときに現象が起こりやすいかを質問したところ、「本を探して書店内を歩き回っている時」(34.6%)、「本をパラパラめくっている時」(29.2%)、「書店に立ち入った時」(27.2%)なとが挙げられました[図6]。書店に長くいるから現象が起きるわけでもないようで、滞在時間との関連性は薄そうです。
次に、どんな書店にいるときに起きやすいかを尋ねると、「大型書店」(56.7%)が圧倒的に多く、経験者の半数以上が大型書店でもよおしています。次いで「ショッピングモール内の書店」(25.5%)、「街中の小さな書店」(22.5%)、「古本屋」(20.5%)の順となりました[図7]。小さな本屋さんより大きな書店の方が現象が起きやすいようです。
書店に次ぐ有力候補はどこ?令和版「青木まりこ現象」スポットランキング
全員に書店以外で行くだけでトイレに行きたく場所があるか、質問してみました。すると、74.2%は「特にない」と答え、書店以外で「青木まりこ現象」が発生する場所が「ある」と答えた人は25.8%でした。行きたくなる場所があると答えた人に具体的な場所を聞くと、「ドラッグストア」(27.5%/全体1,000人中7.1%)、「家電量販店」(19.0%/全体の4.9%)、「スーパーマーケット」(17.4%/全体の4.5%)が上位に挙げられました[図8]。書店以外でも「青木まりこ現象」は起きないわけではないようですが、1位の「ドラッグストア」でもそのチカラが及ぶのは全体のわずか7%。図2の通り、約3割(29.8%)もの人をもよおさせる「書店」パワーの圧勝ぶりを見せつけられる結果となりました。
「青木まりこ現象」はニオイが要因?
映画館での「スタッフロール現象」や歯医者さんでの「ドリルの悪夢現象」も
「青木まりこ現象」は、なぜその現象が起きるのかいまだ解明されていません。そこで、書店以外でトイレに行きたくなる場所があると答えた258人に便意をもよおす要因の予想を尋ねてみると、「ニオイが関係している」(35.7%)と答えた人が最も多く、次いで「空気内の物質」(19.0%)、「音楽や雰囲気」(18.6%)が挙げられました[図9]。
また、書店以外でトイレに行きたくなった際のエピソードを伺うと、「映画館で水が出てくるシーンを見ると行きたくなる水音現象がある」 「歯医者さんの待合室で歯を削る音が響くとソワソワして必ずトイレに入るので、私にとってはドリルの悪夢現象です」など、独自の「青木まりこ現象」エピソードが寄せられました[図10] 。
森永乳業の公式X もーりーが聞いた「青木まりこ現象」経験率
X上では、共感の声が多数派に!?意見が分かれる「青木まりこ現象」
調査の結果、全体の約3割(29.8%)となった「青木まりこ現象」の経験率。森永乳業の公式X「森永乳業@もーりー(@morinaga_milk_)」でも、「青木まりこ現象」の経験の有無について聞いてみました。
2024年11月10日から12日の48時間で、22,594件の回答が集まり、うち56.8%(12,833件)が、本屋でトイレに「行きたくなる」と回答。共感の声や体験談が寄せられました。