沖縄県は、2022年度から「OKINAWA HIGH CRAFT」をテーマに、沖縄の次世代作家のクラフトを編集した物販イベントを阪急うめだ本店 10階 うめだスーク「スーク暮しのアトリエ」で実施してきました。3年目を迎える本年度は、「オキナワ チルアウト 本と器と、温かい飲み物と。」と題し、クラフトに、食と本を組み合わせた新たな編集で展開します。
期間は11月27日(水)~12月3日(火)の一週間。本格的な冬を迎え、時間の過ごし方も穏やかになるこの時期に、沖縄から届いたチルアウトな空気を「本と器と、温かい飲み物」を通じて体感頂けるイベントとなっています。
「本」
沖縄の暮らしと食を発信するマガジン「おきなわいちば」から、最新号だけでなく過去3年間のバックナンバー(※)を取り揃え、関西初展開します。地元に根差したローカル誌ならではの「普段着の沖縄」の魅力を「おきなわいちば」を通じて感じてみてください。
※完売号を除く
「器」
沖縄本島だけでなく伊江島や石垣島などから5つの工房、6名の作家の作品を展開します。「温かい飲み物に合う」マグカップやカフェオレボウルなどカップ類を中心に、それぞれの作家の個性が光るハンドメイドの一品が揃います。
「温かい飲み物」
沖縄県産のスパイスを使ったチャイやコーディアルなど、心も体も温まる飲み物をラインアップ。11月29日(金)~12月1日(日)の3日間は、沖縄発チャイ専門店「CHAI NEED US(チャイニダス)」の代表金子氏が在店し、3種のチャイの試飲販売を行います。
沖縄の暮らしを美しいビジュアルと共に使えてくれる「おきなわいちば」を手に、お気に入りの器と温かい飲み物で、チルアウトな沖縄に想いを馳せてみてください。
■展開作家・商品紹介
【本田星陶所 本田伸明】
2004年沖縄県立芸術大学卒業。那覇市の壷屋に工房を構え、日本各地の百貨店やギャラリーにて展覧会を開催しながら母校で後身の指導にもあたるなど、やちむん新世代をけん引する本田伸明さん。器、Artwork、飲食店とのコラボレーション、オーダーメイドなど、陶芸の持つ力を使って、たくさんの人達とつながり、遊び、働くがモットー。
その時その時で作品づくりにテーマを決めて臨み、誠実さを持って丁寧に造形すること。目指すのは「存在する事で物語が生まれる作品」。
精緻な造形や藍をイメージさせる表情が特徴の「ブルーシルエット」シリーズを中心に、従来の「やちむん」のイメージを超えた個性あふれる器たちが揃います。
【アンパル陶房 宮良 ゆうな / 宮良 断】
亜熱帯の豊かな自然と風土、豊富な焼物の素材に恵まれた石垣島。この島の美しい海に面した「アンパル鳥獣保護区」の一画に宮良ゆうなさん、宮良断さん姉弟が構えるのがアンパル陶房です。
散歩中に見つけた植物やサンゴのかけら、動物の何気ない表情など、心に留めておいた様々なイメージを形にしているゆうなさんと、石垣の原料を使い、釉薬や質感などに拘り作陶をしている断さん。本イベントのために特別に製作されたゆうなさんの動物モチーフのカフェオレボウルや、土の風合いを感じる断さんのカップなど、心温まる作品が届きます。
【カーサ・ビエント 金城和樹】
沖縄本島の北部、本部港から船で30分。エメラルドグリーンの海に囲まれた周囲約22.4kmの小さな離島「伊江島」で手作りの宿「カーサ・ビエント」を運営しながら作陶を続けている金城和樹さん。沖縄県立芸術大学デザイン科卒業後、京都でデザインの仕事に従事した後、2009年より生まれ育ったこの美しい島に戻り、宿と作陶をスタートしました。島での生活や旅、出会う人から着想を得て生まれた金城さんの作品は、生き生きとした自由な造形や色使いが特徴で、一つとして同じものが無く、見ていて楽しくなるものばかり。
今回は、1点1点スケッチを描くように絵付けされた「スケッチカップ」など、彩り豊かな器を展開します。
【CHAI NEED US(チャイニダス)】
「特別な日々を彩るチャイ」をテーマに、2021年8月20日那覇市繁多川にオープン。沖縄発チャイ専門店として、オリジナルチャイの企画・製造から販売まで行っています。
ゆっくりと茶葉とスパイスを煮込む時間、そしてお気に入りの器での飲む時間はまさに「チルアウト」。 部屋中に甘くスパイシーな香りが漂い、空間までも豊かにしてくれます。
さんぴん茶やカラキ(沖縄シナモン)、月桃など沖縄の素材を使用し、沖縄ならではのオリジナリティーを感じさせるチャイ。スパイスと茶葉をたっぷり使った、濃厚で贅沢な味わいをお楽しみください。
※11月29日(金)~12月1日(日)に試飲販売を行います。
試飲提供時間は、29日(金)17:00から/30日(土)終日/1日(日)17:00までを予定。
【おきなわいちば】
つくる人と食べる人を繋ぐ、沖縄の暮らしと食のマガジン「おきなわいちば」は、観光ガイドブックだけでは知ることのできない“普段着の沖縄の魅力”を地元編集部ならではの視点とこだわりで、丁寧に取材。3か月に1回の発行で、沖縄の暮らしや文化、モノや人々の想いを、そこにある物語とともに、紙媒体ならではの美しい写真と文章で読者にお届けしています。
本イベントでは「おきなわいちば」最新号と過去3年間のバックナンバー(※)を取り揃え、また「おきなわいちばセレクション」として、自然豊かなやんばる発のアイテムをピックアップ、「Atelier Cafe Bar 誠平のコーディアル」「森製陶所のカップ」「たま木工のマグカップ」を展開します。
※完売号を除く
【Atelier Cafe Bar 誠平】緑に囲まれた今帰仁村の宿併設レストラン「誠平」から、金井亮輔さん、えりさん夫婦によって丁寧に作られたコーディアルを数量限定でご用意します。沖縄県産果実やハーブ、厳選された旬の食材を贅沢に使ったコーディアルは、爽やかなソーダ割はもちろん、じんわり身体を温めてくれるお湯割もお勧めです。
【森製陶所】沖縄本島北部、東村高江の自然豊かな工房で作陶する森貴希さん。地元高江の土を使い、様々な釉薬や焼き方を試行錯誤しながら生み出される器は、まるでやんばるの自然の美しさが投影されたよう。毎日の生活に寄り添ってくれる、シンプルながら味わい深いカップが数量限定で並びます。
【たま木工】森製作所と同じく東村に工房を構える玉元利幸さん。独自の木目や色、香りを楽しめる沖縄の木。玉元さんはそんな沖縄の木だけで作品を作り続けています。手に取った時の温かさ、柔らかさ。使い込むほどに艶が増し、手に馴染んでいく、一刀一刀心を込めて作られたカップを数量限定でご用意します。
【ご案内】
※販売商品、販売価格は変更の可能性があります。
※商品が完売の際はご容赦くださいませ。ご予約やお取り置きは承っておりません。
【概要】
■「オキナワ チルアウト 本と器と、温かい飲み物と。」
日程:2024年11月27日(水)~12月3日(火)
場所:阪急うめだ本店 10階 『うめだスーク』北街区「スーク暮しのアトリエ」
〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8−7
06-6361-1381(代表)
OPEN:10:00~20:00(最終日は16:00まで)
■主催:沖縄県
■プロデュース:加藤圭介(株式会社bluespot)
■事務局:株式会社リウボウ商事/株式会社bluespot
※本イベントは、沖縄県が行う「令和6年度稼ぐ県産品支援事業(プロモーション事業)」の一環として実施されます。
本リリースのお問い合わせ先
株式会社bluespot 担当:加藤
info@bluespot.asia