公益財団法人クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、「クリエイター奨学金」をはじめ、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
この度、クマ財団が支援するクリエイター奨学金8期生・45名による成果発表を目的としたグループ展シリーズ「KUMA experiment 2024-25」の第4弾として、展覧会『口をひらくと空気がもれます。』をクマ財団ギャラリー(六本木)にて2024年12月14日(土)〜12月22日(日)に開催いたします。
参加するクリエイターは、エンジニアリングの視点から未知なるものを生み出す上條陽斗、ヒットチャート1位を獲ることを目指して音楽制作をするKoki Sakakihara、AIロボットが自給的暮らしの中に溶け込む世界を追求する子安竜司、手描き作画・3DCG・実写を融合させた唯一無二のアニメーションを作る崎村宙央、丸太から自身の記憶を彫刻として彫り起こす矢部もなみの5名。
異なる領域で未来を見据えて創作する若手クリエイターがそれぞれの取り組みを発表します。
KUMA experiment 2024-25 vol.4 『口をひらくと空気がもれます。』
2024年12月14日(土)〜12月22日(日)
呼吸をする。
うまくできたかはわからない。
言葉を発する。
うまくできたかはわからない。
記憶を辿る。
うまくできたかはわからない。
でも、
口をひらくと空気がもれます。
私たち5人は、かけがえのない音楽、映像とアニメーションで描き出す視界、彫刻が捉える記憶と感覚、ヴァナキュラーな稲作ロボット、幾何学と力学が生み出すかたちを、それぞれ追求してきました。
5人は交差し、この場所となり、それは確かに起きていること、確かに生きていることについて語ります。
口をひらくと空気がもれます。
この場所の空気と混ざり合います。
参加クリエイター
上條 陽斗(Haruto Kamijo)
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 舘研究室所属。ものが作られる過程への関心から研究と制作を行う。既存のものの作られ方を幾何学的、力学的に記述して計算可能にすることで温故知新的なコンピューテーショナルファブリケーションを追及している。
Web:https://harutokamijo.github.io/portfolio/
Instagram:https://www.instagram.com/harut0kamij0/
X(旧Twitter):https://x.com/hkamijo0614
Koki Sakakihara
He wanna be a good tennis player.
彼は最高の大衆音楽、簡単に言ってしまえばヒットチャートの1位を獲る音楽を作るために創作活動を行う。現在、東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻修士1年に在籍。
Instagram:https://www.instagram.com/kokisakakihara
X(旧Twitter):https://x.com/Koki_Sakakihara
子安 竜司(Ryuji Koyasu)
ライフテーマは里山・農村における《豊かさ》の実践的追求。現代社会からのブリコラージュによってAIロボットが自給的暮らしの中に溶け込む世界観を実装する。今年のテーマは山の集落と稲作文化。1999年岐阜県生まれ。山窩派アナアキズム系。
X(旧Twitter):https://x.com/ryuddi_wani/
崎村 宙央(Sorao Sakimura)
映像作家、アニメーション作家。自主制作アニメーションからキャリアを始め、その背景から感情に訴えかける映像作品を制作している。手描き作画・3DCG・実写を融合させた唯一無二のヴィジュアルスタイルを持ち、その豊かな表現力を武器に短編映画からMV、広告まで幅広く活動している。
Web:https://www.soraosakimura.info/
Instagram:https://www.instagram.com/soraosakimura
X(旧Twitter):https://x.com/soraosakimura
矢部 もなみ(Monami Yabe)
2000年生まれ。武蔵野美術大学大学院彫刻学科在籍。1歳から7歳までをフランスのグルノーブルで過ごす。
目の前に湧き出してくる今を、霧がかった記憶を、捉えるために木を彫る。あの瞬間の気配を感じながら、確かな感覚で、今、私は丸太と対峙する。
Instagram:https://www.instagram.com/monami__y/
X(旧Twitter):https://x.com/MonamiYabe
Information
タイトル|口をひらくと空気がもれます。
出展作家|上條 陽斗/ Koki Sakakihara / 子安 竜司 / 崎村 宙央/ 矢部 もなみ
会 期|2024年12月14日(土)〜12月22日(日) ※火曜日は休廊
開館時間|12:00 – 19:00
料 金|入場無料
W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/event/kuma-experiment24-25_04/
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
主 催|公益財団法人クマ財団
MVデザイン|小森 香乃
お問合せ|クマ財団事務局
Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 – 19:00)
クマ財団8期生(45名)によるグループ展シリーズ「KUMA experiment 2024-25」
クマ財団ギャラリーにて、全8回のグループ展を2024年11月から約半年間に渡って実施
「KUMA experiment 2024-25」は「クリエイター奨学金」に採択された25歳以下のクリエイターによる成果発表を目的としたシリーズです。
参加するクリエイターの活動ジャンルは幅広く、アート・テクノロジー・音楽・建築・パフォーマンス・小説など、表現方法や活動地域の異なるクリエイターが一堂に会する機会となります。また、本企画ではグループごとの参加クリエイター同士でディスカッションを重ねながら展覧会を企画し、作品のプレゼンテーションを行います。
クリエイター奨学金 8期生について
クリエイター奨学金8期生(45名)は、様々なジャンルで創作に取り組む1,486名のエントリーの中から採択された新進気鋭の若手クリエイター。奨学生には年額120万円の奨学金給付をはじめ、ジャンルの枠を超えた同世代クリエイターとの繋がりを創出する合宿などの年間カリキュラムを提供しています。
クリエイター奨学金8期生一覧はこちら|https://kuma-foundation.org/student/
クマ財団ギャラリーについて
活動支援生による「KUMA selection」とクリエイター奨学生による「KUMA experiment」の2本を軸に、年間を通して若手クリエイターの作品を発信!
クマ財団ギャラリーは、クマ財団が支援するクリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を提供することを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。
クマ財団が行う「クリエイター奨学金」に採択されたU25の学生クリエイターのプレゼンテーションの場として、11月〜翌年3月にグループ展シリーズ「KUMA experiment」を開催。また、その卒業生である活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を5月〜9月にかけて実施し、年間2シリーズを軸に展覧会・イベントを展開しています。文化とアートの中心の一つである六本木で、当財団が支援する若手クリエイターの情報を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。
クマ財団ギャラリー
Web|https://kuma-foundation.org/gallery/
住所|〒106-0032 東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
アクセス|日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
クマ財団について
公益財団法人クマ財団
株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展覧会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。
Web|https://kuma-foundation.org/
住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 203
Mail|contact@kuma-foundation.org
Tel|03-6721-7798