株式会社KADOKAWA(東京都千代田)は、 ヨシタケシンスケ氏による絵本『そういうゲーム』を2024年11月20日に刊行しました。
●ヨシタケシンスケ氏コメント:『そういうゲーム』発刊にあたって
なにごともつい大ごとにとらえて
考えすぎてしまう自分に対して、
「日々はミニゲームの連続」くらいの
気持ちでいた方がよいのでは?と
思い、この本をつくってみました。
こんなふうに考える日があっても
いいかもネ、くらいの気持ちで
パラパラめくっていただけると、
うれしいです。
「自分にとってのベンリな考え方」を
一冊の本にして、
関わった人々が大きなソンを
しなければ かち。
そういうゲームです。
●作品概要
あなたのゲームは、どういうゲーム?
本書は『メメンとモリ』に続く、ヨシタケシンスケ氏の「生きる」をテーマにした絵本第2弾。
いろいろ考えすぎてつらくなってしまう人が、「自分だけじゃない」と感じ、人生をゲームに見立てることで日々をやり過ごすきっかけを見つける、ヨシタケ流「生きるためのベンリな考え方」ヒント集です。
また、いつものカラフルでユーモアあふれる作風とは異なり、著者初の全編モノクロ作品です。
「閉塞感」「やりきれなさ」と向き合う、ちょっとむきだしのヨシタケシンスケ作品にご期待ください。
・書誌情報
『そういうゲーム』
著者:ヨシタケシンスケ
予価:1,400円+税
発売日:2024年11月20日
判型:B5判変型(ヨコ:182×タテ:152)
頁数:64ページ
ISBN:9784041155288
URL:https://note.com/yomerubanote/n/n8be2b6fa18b9
●『そういうゲーム』X公式アカウント ご紹介
『そういうゲーム』X(Twitter)公式アカウントでは、作品についての情報やお得なキャンペーン情報を発信中!ぜひフォロ-して、『そういうゲーム』の世界をお楽しみください。
・ヨシタケシンスケ『そういうゲーム』X(Twitter)公式アカウント
●公式noteで『そういうゲーム』制作秘話を公開中
本書刊行を記念して、KADOKAWA児童書ポータル「ヨメルバ」公式noteで担当編集による制作秘話を公開中!ぜひご覧ください。
・ヨシタケシンスケ初の全編モノクロ絵本『そういうゲーム』ができるまで
https://note.com/yomerubanote/n/n610c521a137a
・著者初の長編絵本『メメンとモリ』も好評発売中
「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?
身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く「人は何のために生きてるの?」の話。
◆あらすじ
第1話:『メメンとモリと ちいさいおさら』
「わたしたちだって いつかはおとなになって、おとしよりになって、そしていつかは 天国にいく。」
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに…」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「だいじょうぶよ、またつくればいいんだから」と励まします。
第2話:『メメンとモリと きたないゆきだるま』
「みんながボクを見て ガッカリしてる。わかるよ。こんなはずじゃなかった、って思うよね。」
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがったゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまをみつめるメメンとモリ。でもゆきだるまには意識があり、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。
第3話:『メメンとモリと つまんないえいが』
「なんだか不安になってきちゃったよ。この先も、つまんないことばっかりだったらどうしよう。」
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが…
・書誌情報
『メメンとモリ』
著者:ヨシタケシンスケ
定価: 1,760円 (本体1,600円+税)
発売日:2023年05月31日
判型:A5判
頁数:136
ISBN:9784041133958