東急プラザ「ハラカド」3階にあるクリエイティブラウンジ「BABY THE COFFEE BREW CLUB」では、2024年11月23日(土)に、ベルリンと東京の友好都市提携30周年を祝し、有限会社NION(本社:ドイツ・ベルリン、代表取締役CEO:筑紫遼太郎)と在日ドイツ大使館が主催する、特別イベント「Berlin X Tokyo」を共催いたします。本イベントは、昼間の招待制カンファレンスと、一般参加可能なナイトイベントとなっています。特設サイトでライブ配信も決定いたしました。
Berlin x Tokyo 2024
ベルリンの壁崩壊35周年を記念する今、ベルリンと東京という2つの世界都市は、芸術やサブカルチャーの分野でますます強い絆を築いてきました。東京とベルリンの友好都市提携30周年を迎える2024年、クリエイティブ分野のリーダーや革新的プロジェクトに焦点を当てたカンファレンスと、アヴァンギャルドと現代テクノが共鳴するナイトイベントを開催します。過去を振り返り、未来へのビジョンを共有する場として、政策立案者、都市計画者、そして文化の担い手であるクリエイターたちが集い、熱い議論と対話を深めます。
昼の部:カンファレンス(招待者限定)
ベルリンと東京の知識人やクリエイターたちが一堂に会し、「過去・現在・未来」をテーマに、両都市の発展、文化、そして未来へのビジョンについて意見を交わします。昼のカンファレンスは4部構成で、都市と文化の未来に向けた視座を探ります。
特設ページおよび配信URL:https://bxt30.tokyo/
第一部:世代を超える対話
初のベルリン・ラブ・パレードの創設者、ダニエル・デ・ピッチオット氏、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのメンバー、アレキサンダー・ハッケ、ヨーゼフ・ボイスやナムジュン・パイクといったアーティストを日本に紹介し、1989年に象徴的なクラブ「GOLD」(1989)でECCO NIGHTを創り上げた武邑光裕氏 — 3名の生ける伝説が深遠なストーリーを語ります。過去と現在が交錯する魅惑的な時間をお楽しみください。モデレーターは「WIRED」日本版編集長の松島倫明氏が務めます。
第二部:文化の発展における経済
ベルリンから東京に広がるクラブカルチャーやアートが、経済に与えてきた影響を探るパネルディスカッション。ナイトタイムエコノミー推進協議会の梅澤高明氏や、ベルリン・クラブコミッションのルッツ・ライヒセンリング氏、都民ファーストの会副代表の入江のぶこ氏と、「Stadt Nach Acht」の創始者マーク・ウォールラーべ氏がコミュニティダイナミクスやツーリズム、エンターテインメント地区の開発に触れながら、文化と経済の接点について議論します。
第三部:女性の声を拡げる
ナイトシーンでの女性エンパワメントの重要性に焦点を当てたセッション。日独の女性アーティストと共にイベントやパーティの企画やレーベル運営、アクティビズム活動を行う上での、女性のエンパワメントの重要性を、日独の異なる視点から探ります。モデレーターはSuper Dommune主宰の宇川直宏氏。
第四部:行き先はベルリン:都市の精神を纏ったスタートアップ
ベルリンで活躍する厳選された5つのスタートアップを、ピッチ形式でご紹介します。なぜ彼らがベルリンを選び、同都市が国際的な才能を引き寄せ、維持し続けるのか、また、ベルリンの活気あるライフスタイルや精神がどのように彼らの価値観と共鳴しているのか。各スタートアップのプレゼンテーションを通じ、その謎を紐解きます。
夜の部:ナイトイベント(一般参加)
”人々の出会いの交差点となり、新しい文化を生んでいく”東急プラザ「ハラカド」にて、クラブ文化と都市の交差点を探求するナイトイベントを、在日ドイツ大使館が開催いたします。日独のアヴァンギャルドな実験精神と、現代テクノのエネルギーが織りなす空間をお楽しみください。
特設ページおよび配信URL: https://bxt30.tokyo/
アヴァンギャルドなライブパフォーマンス:
花柳徳一裕による日本舞踊の実験的パフォーマンス、ベルリンの伝説的アーティスト、ダニエル・デ・ピシオットとアレクサンダー・ハッケのデュオhackedepicciottoが奏でる刺激的な実験音楽、身近に存在する音を再発見し、再構築を繰り返すことによって刺激的な音を生み出す東京出身のアーティストausのライブパフォーマンス、そして「歌舞伎超祭 生き様パフォーマンス集団」Tokyo QQQによるドラァグショーをお届け。日独のアーティストが異なる視点からアヴァンギャルドを表現いたします。EVEも出演
DJパフォーマンス:
べルリンと東京から集まったDJたちが、テクノミュージックで両都市の共鳴を探ります。両都市のクラブカルチャーにおける多様性と実験精神が詰まった、時代の変遷のように躍動するリズムに体を揺らせてください。
Berlin x Tokyo 2024 イベント情報
デイタイムカンファレンス
日時: 2024年11月23日(土)
会場: 東急プラザ原宿「ハラカド」3階 BABY THE COFFEE BREW CLUB
入場: 完全招待制
ナイトイベント
日時:2024年11月23日(土)21:00開場
会場:東急プラザ原宿「ハラカド」3階 BABY THE COFFEE BREW CLUB
入場:無料 ※23時以降の入場はできません。ご了承ください
参加方法:特設サイト https://bxt30.tokyo/ より詳細をご確認ください
出演者(一部)
武邑光裕
宇川直宏
ダニエル・デ・ピッチオット
アレキサンダー・ハッケ
入江のぶこ
梅澤高明 And more!
会場アクセス
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目31番21号 東急プラザ原宿「ハラカド」3階 BABY THE COFFEE BREW CLUB
在日ドイツ大使館コメント
ゼーンケ・グロートフーゼン博士 在日ドイツ大使館文化部長
「東京とベルリンのクラブ文化は、世界で最も創造的で人気のある文化の一部です。
それは国際的な訪問者にインスピレーションを与え、
また、両首都の文化的なパートナーシップの重要な柱にもなっています。
2024年の「Berlin x Tokyo」イベントでは、
私たちの友情の鼓動(ビート)の力強い響き合いを実感していただけるでしょう。」
出演者コメント
ダニエル・デ・ピシオット アーティスト・音楽家およびベルリン「ラブパレード1989」の創始者
「文化は、魂に栄養を与えてくれるものです。
文化は、私たち人類の歴史が、
いかに色鮮やかであるかを思い出させてくれるものです。
文化がなければ、私たちの世界はやせ細ってしまう。
文化のスペースは、人々がプレッシャーなく自由に自己を表現し、
日常や仕事、成果主義を超えたテーマに触れ、
インスピレーションを得られる場所です。
異なる文化間の交流は、多様性や多彩な生き方への理解と尊重を育みます。
文化人々を刺激し、勇気づけ、人生をより価値あるものにしてくれるのです。」
なぜベルリン?
ヨーロッパで最も魅力的な都市の一つ、ベルリン。壁崩壊後の変革を経て、その文化は復興し、革新的な芸術やイマーシブアート、そしてクラブ文化の拠点となりました。国際的で多様なコミュニティが集まり、文化的に豊かな環境が育まれる中、ベルリンでは創造的な雰囲気の中で広告業界やスタートアップエコシステムが急成長し、繁栄を遂げています。
なぜ東京?
世界都市として独特の魅力を持ち、多彩な人々を惹きつける東京。全国で最も多い約1300万人が暮らし、伝統と最先端の文化が共存する環境の中でクリエイターたちは変革を経験し、都市の文化的景観やナイトライフを形作ってきました。東京のアーティストやクリエイターは今、ベルリンと同様のプロセスを辿っています。両都市はこれまで以上に強い共鳴を生み、革新的なプロジェクトが互いに刺激し合っています。
NIONについて
「ヨーロッパと日本の橋渡し」を一つの目的として活動をするベルリンのアソシエーション。過去にもドイツ大使館との協働によりナイトライフおよびクラブカルチャーに関するイベントを開催しています。ベルリン、東京姉妹都市20周年を迎えた2014年には、クリエイティブ産業に焦点を当てた2日間に渡る展示会、BERLIN x TOKYO RESONANZを企画。2019年には姉妹提携年25周年を記念してベルリン・東京を舞台にクラブシーンで活躍する女性アーティストの存在を祝福するスペシャル・イベントをDOMMUNE、渋谷Circusで開催。2024年にはNION playgroundというコミュニティ・スペースをベルリンの中心地、ミッテにオープン。日本文化の真髄を体験できるイベントを運営しながら、日本文化の普及を目指して活動中。
協賛
ドイツ大使館
OOAA Inc.
東急プラザ「ハラカド」