■「フレイル予防推進協議会」サイト:https://www.ihep.jp/frail-yobo/
(※構成員は、サイト内の「フレイル予防推進会議構成員」バナーからご確認ください。)
日本は人生100 年時代を迎え、2025年以降は85歳以上の高齢者が急増すると見込まれています。この急速な高齢化に対応するため、地域全体でフレイル予防に取り組む「ポピュレーションアプローチ」が不可欠です。フレイル予防推進会議は、自治体を中心とした行政部会と、産業界が主導する産業部会で構成され、協力しながら啓発活動を展開しています。
フジッコは今後も、フレイル予防推進会議との連携を深め、産官学民が一体となったフレイル予防を推進し、食を通じて、健康長寿社会の実現に向けて取り組んでいきます。
■フジッコの「フレイル予防」への取り組み
当社は、昆布製品、豆製品、おかず製品、ヨーグルト製品を中心に、素材、製法、おいしさにこだわり商品づくりをしています。また、企業理念に掲げる「健康創造企業」のもと、「健康」を意識した研究開発や商品開発に日々励んでいます。人生100年時代を迎えた今、フジッコはお客様の健やかなシニアライフを応援するため、フレイルのリスク低減に役立つ商品や、手軽で実践しやすい食事スタイルの提案など、皆さまの健康を食事と情報でサポートできるよう、本活動をはじめとする産官学との連携、研究開発、商品開発、広報活動に取り組んでいます。
<研究開発>
当社基幹原料の「大豆」の未知のパワーを発見すべく、日々研究開発を重ねています。直近のトピックとしては、京都府立医科大学 生体免疫栄養学講座(当社が参画する寄付講座)内藤裕二教授らの研究グループにおいて「豆類」の摂取がフレイルリスクの低下と関連することが明らかにされました。特に男性では、1 日約 60 g 以上の豆類の摂取によりフレイルリスクの有意な低下が見られました。この結果は2024年8月に行われた「日本食品科学工学会第 71 回大会」で発表されました。
プレスリリース:https://www.fujicco.co.jp/corp/upload/pr_240918.pdf
【その他「フレイル」研究に関するプレスリリース】
・京都府立医科大学に寄附講座「生体免疫栄養学講座」を開設 豆・昆布・ヨーグルト・根菜に至るまで、腸内環境からみた健康長寿研究を推進
・「カスピ海乳酸菌」を用いたヨーグルトの手作りは精神・心理的フレイルを改善する
・「カスピ海乳酸菌」で発酵させたヨーグルトが運動機能、コンディションの改善に役立つことを証明
<商品開発>
当社は、約50年にわたり煮豆を販売してきました。近年は食の多様化に対応した大豆商品のシリーズを展開しており、料理素材の蒸し豆、大豆ヨーグルトやダイズライスなど開発し大豆の食頻度を高めていただく活動を行っています。また来春には、朝のたんぱく質摂取が筋肉量の増加に効率が良いとされていることから、朝食に大豆を取り入れていただきたいという想いを込めて、現在の食事スタイルに手軽に大豆をプラスしていただける朝食向け商品を開発し、2025年春の新発売を予定しています。
<広報活動>
2024年10月、東京・大阪で「フジッコわくわくフォーラム『お豆で“腸”元気!』」を開催しました。本フォーラムでは、豆の栄養と機能に焦点を当て、京都府立医科大学大学院医学研究科 生体免疫栄養学 教授・内藤裕二先生に健康長寿に関する研究について講演いただきました。また、パネルディスカッションとしてゲストをお招きし、日々の健康についてクイズを交えながら学んでいただきました。
©︎ジャヌ東京”量よりも質"と…