大阪・関西の未来を変えるリーダーに焦点を当て、知られざる過去をドラマ化。
さらに、現在進行形の挑戦も徹底取材。
本人をスタジオに招き、MC福澤朗とコメンテーターが、普段のニュースから知りえない
ビジネスや人生のヒントを学ぶ経済トーク番組です。
司会:福澤朗
ゲスト:ナジャ・グランディーバ
コメンテーター:牛窪恵(世代・トレンド評論家/マーケティングライター)
今回のリーダー:大倉忠司(株式会社エターナルホスピタリティグループ 代表取締役社長CEO)
【放送日時】11月24日(日)午後2時~3時
【HP】 https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/kansai_leader/
【放送後、TVerで配信!】
https://tver.jp/series/sr774pftbi
【YouTubeでは過去回を配信中!】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLXglZY9f1Kw03m62dQRQTyuW2wRZv7s65
今回のリーダーは…全国647店舗(※2024年10月度) を構える、言わずと知れた焼き鳥チェーンの頂点「鳥貴族」創業者・大倉忠司(株式会社エターナルホスピタリティグループ 代表取締役社長CEO)。
たった一代で鳥貴族を全国区に押し上げた、それまでのセオリーを覆す「価格&出店」戦略とは⁉
さらに、業界に大逆風を与えたコロナ禍すらも乗り越え、直近で過去最高益を叩き出した異次元の手腕に迫る!
1960年、東大阪市に生まれた大倉。祖父が玩具製造会社を創業するなど、商売人の家系で、幼少期から商売人の良さを教えられていた。その後、座右の銘にもなったという母の言葉とは?
調理専門学校を卒業し、リーガロイヤルホテルに就職。仕事帰りに訪れた「やきとり大吉」の常連客となる。
そのなじみの大将の独立が大倉の転機に。「一緒に大チェーンを作ろうや!」この誘いが心を動かし、22歳で焼き鳥店に転職。
しかし、7店舗に拡大するなど経営が軌道に乗った頃、大倉は「利益を客に還元したい」という提案が全く採用されないことに葛藤を覚えていた。
そして…1985年、独立を選択し、鳥貴族1号店を東大阪に開業する。今では馴染み深い「鳥貴族」という名称に込められた、大倉ならではの想いとは?
「外食産業日本一」を目標に掲げ開業した鳥貴族だが、最初の1年間は赤字というスタートを切ってしまう。
後がなくなった大倉…。ここで、前職では実現できなかった「全品均一価格」導入という作戦に打って出たのだ。当時の価格は250円。気軽に楽しめる価格設定は、客の心をつかむこととなった。
さらに、住宅街や郊外に絞って展開していた鳥貴族の業績は2003年ごろ、停滞をはじめる…。
このピンチに、大倉は繁華街「道頓堀」に出店するという賭けに出る!出店費用が今までの倍となる背水の陣で臨む作戦は、果たして吉と出たのか…?
鳥貴族の代名詞といえば、「全品均一370円」という手頃な価格設定。物価高騰の時代に、この価格をどのように維持しているのか…?「食材の一点集中」「出店戦略」というポイントからその秘密を探る!
そして、コストカットだけじゃない!徹底した味へのこだわりにも密着。
営業時間前の店を訪ねると…スタッフが1本1本串を打つ姿が。効率を度外視し、串打ちをあえて店舗で行う背景には、顧客を大切にしたい大倉の想いが!
さらにチェーン店では一般的なタレの外注も行わず、全て自社で製造!大阪市内の工場でその徹底したこだわりに迫る。
美味しさを追求する研究開発室にもテレビ初潜入!行われていたのは「焼き鳥の冷却実験」。この実験の目的は?
新業態「ハンバーガー」で海外展開を目論むなど、現在も鳥貴族の飛躍はとどまるところを知らない。
さらなる事業拡大を進める中で、23年に大倉思い出の店でもある「やきとり大吉」を買収。
同じ焼鳥店の買収は、客を奪い合う結果にはならないのか…?
「鳥貴族」と「やきとり大吉」の明確な違いから、棲み分けが成立する秘密を解き明かす!