株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執行役員 山本 均、以下「WOWOW」)が製作したWOWOW FILMSの映画『ミッシング』で主演を務めた石原さとみが、第49回報知映画賞の主演女優賞を受賞しました。
「WOWOW FILMS」は2007年に立ち上げた劇場用映画レーベルで、徹底してクオリティーにこだわったエンターテインメント性の高い映画を企画・製作し、日本のみならず世界の映画ファンへとお届けしています。これまでに、WOWOWオリジナルドラマと連動した『予告犯』『劇場版MOZU』『太陽は動かない』、国内メジャー配給会社と共同幹事で挑んだ『ミュージアム』『アキラとあきら』『ディア・ファミリー』、カンヌ国際映画祭にも出品され世界にその名を轟かせた『2つ目の窓』『岸辺の旅』、そして映画版は興行収入30億円の大ヒットを記録し、続編のドラマ版は現在WOWOWで放送中の『ゴールデンカムイ』など、多岐にわたる作品を製作しています。
幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す感動作である本作。
失踪した娘を懸命に探し続けるが、夫婦間の温度差や、マスコミの報道、SNSでの誹謗中傷により、いつしか「心」を失くしていく母親・沙織里を、2022年の出産後、1 年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが演じ、これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑みました。
報知映画賞は報知新聞社が主催する賞で、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に創設されました。ファン投票をもとにノミネートされた各部門を選考委員会で決定、表彰しています。
■ 映画『ミッシング』概要
作品内容
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていた。
娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。
そんな中、娘の失踪時に沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で”育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。
世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める”悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。
一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。
それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。その先にある、光に–。
幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す感動作。
<キャスト・スタッフ>
石原さとみ
青木崇高 森優作 有田麗未
小野花梨 小松和重 細川岳 カトウシンスケ 山本直寛
柳憂怜 美保純 / 中村倫也
監督・脚本:吉田恵輔 音楽:世武裕子
製作:井原多美 菅井敦 小林敏之 高橋雅美 古賀奏一郎
企画:河村光庸 プロデューサー:大瀧亮 長井龍 古賀奏一郎 アソシエイトプロデューサー:行実良 小楠雄士
撮影:志田貴之 照明:疋田淳 録音:田中博信 装飾:吉村昌悟 衣装:篠塚奈美 ヘアメイク:有路涼子
スクリプター:増子さおり 助監督:松倉大夏 制作担当:本田幸宏 編集:下田悠 音響効果:松浦大樹
VFXスーパーバイザー:白石哲也 キャスティング:田端利江 題字:赤松陽構造
製作幹事:WOWOW 企画:スターサンズ 制作プロダクション:SS工房 配給:ワーナー・ブラザース映画
全国公開日:2024年5月17日(金)
※吉田恵輔の「吉」は”つちよし”が正式表記