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グラフィック社は、書籍『waneella ピクセルアート集追憶の風景』を、2024年12月に発売いたします。

日本に恋したピクセル界の女王ワニーラ、初の作品集『waneella ピクセルアート集』12月発売 — 『waneella ピクセルアート集』書影

日本に恋したピクセルアート界の女王が描いた10年の記録

デジタル画像の最小単位である画素で描くピクセルアート世界に突如現れたロシア人女性アーティストwaneella（ワニーラ）。以後、何百点ものピクセルアートを次々と発表し、世界中のファンを魅了し続けている。

本書は、彼女の10年間にわたる創造の軌跡をたどる一冊。ビデオゲームと日本文化にインスピレーションを受け、ありふれた日本の風景をどこか懐かしくも神秘的な世界観で描いているイラストなど565点を収録している。想像力豊かに繰り広げられるwaneellaのピクセルワールドの全貌を、ぜひ堪能してほしい。

匿名性が高かったワニーラの謎めいた生い立ちや名を馳せるまでの人生が語られる

見慣れたはずの日本の風景だが、ワニーラの目を通して描かれると不思議な魅力が感じられる

ピクセルアートの制作過程も丁寧に紹介

＜目次＞

序文（中村育美）／はじめに／waneellaができるまで／作品／制作プロセス／クレジットなど

＜著者プロフィール＞

waneella（ワニーラ）

ピクセルアーティスト。本名バレリヤ・サンチロ。ロシアのゲラシモフ映画大学でアニメーションを学ぶ。大学在籍中の2013年にピクセルアート制作を開始。Tumblrで多くのファンに支持され、人気アーティストとなる。16ビットゲーム的魅力あふれるタッチで詳細に描かれる都市風景は、独自の創造空間を構築している。

石田亜矢子（翻訳）

翻訳家。早稲田大学教育学部国語国文科卒、米国デラウエア大学留学。読売新聞社英字新聞に勤務したのち、フリーランスのアート/デザイン・ライターに転向。現在、主にアート及びデザイン本の翻訳を手がけている。