2024年11月20日(ボストン、アメリカ)– 世界子どもの日を記念し、ハーバードビジネススクールの学生クラブであるリテール&ラグジュアリーグッズクラブとソーシャルエンタープライズクラブが、ブルガリ 財団とセーブ・ザ・チルドレンよりゲストを招き特別マスタークラスを開講しました。ブルガリ 副CEOのローラ・ブルデーゼとセーブ・ザ・チルドレンUSA(米国)チーフ デベロップメント オフィサーのルチアナ・ボニファシオ氏が、イタリアンラグジュアリーブランドと世界的人道支援組織との15年間にわたる実り多きパートナーシップについて語りました。
ブルガリ 財団とセーブ・ザ・チルドレンはそれぞれ、双方の専門知識を活用した企業と非営利組織のパートナーシップが持続可能な変化を達成する鍵であると固く信じています。これまでに大きな影響を与えてきたこのパートナーシップは、ブルガリがセーブ・ザ・チルドレンのために製作したシルバージュエリーコレクションのジュエリー1点につき95ユーロが寄付される取り組みなどを通し世界中で1億1,500万ドルを集め、枠組みを超えて協力をしグローバルに前進していくことがいかに重要であるかを実証しています。15年間にわたる分野を超えたパートナーシップは、質の高い教育、青少年のエンパワーメント、緊急下でのサポート、貧困との闘いなどを目的とした139にわたるプロジェクトを通して、39か国230万人以上の子供たちをサポートしてきました。
セーブ・ザ・チルドレンUSA(米国)チーフ デベロップメント オフィサーのルチアナ・ボニファシオ氏は下記のようにコメントしました。
「セーブ・ザ・チルドレンは、ブルガリとの長年にわたるパートナーシップを誇りに思っています。これは、民間企業と非営利組織が共通のビジョンを持って協力すれば何が実現できるかを示すものです」
「このようにサクセスフルで永続的なパートナーシップの秘訣は、確固たるコミットメント、グローバルなビジョン、そして子どもたちのための成果を出すことを主軸とする姿勢の共有にあります」
クラブの学生たちを迎えたマスタークラスは、支援活動の積極的なモデルからインスピレーションを得るとともに、リテールおよびラグジュアリー分野における貴重なスキルや知識を習得できるまたとない機会となりました。さらにこのマスタークラスは、企業の社会的責任の分野における次世代のリーダーたちのモチベーションを高め参加を促すことを目的とし、世界各国の代表的な学術機関や大学を巻き込んでいく、ブルガリの一連の取り組みの幕開けを意味するものでもあります。
ブルガリ 副CEOのローラ・ブルデーゼは下記のようにコメントしました。
「ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは、教育の力と医療を受ける基本的権利を通じて未来の世代に意義のある機会を創り出すという深い信念を共有しています。私たちは長年にわたるパートナーシップを通じて世界のさまざまな場所で弱い立場にある230万人を超える子どもたちに力を与える具現的なサポートに取り組んできました。このパートナーシップは私たちの企業使命を強化するだけでなく、ブルガリのコミュニティに誇りを感じる土壌を醸成し、ポジティブな世界的変化を推進する積極的な役割を果たす気持ちを芽生えさせます。ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは、未来の世代のためにより明るくより健康な未来をともに築き続けることに意欲を燃やしているのです」
ブルガリが2009年にスタートしたセーブ・ザ・チルドレンとの取り組みは、ブルガリのコミットメントを強化し、その社会支援的、文化的プロジェクトに永続的な価値をもたらすために2024年初頭に設立されたブルガリ 財団によって継続されます。財団の主軸の1つは、貧困と闘い、質の高い教育と医療へのアクセスを増やし、男女平等を支援し、社会から疎外されている人々の声を届けることによって次世代に平等な機会を創出することです。そしてセーブ・ザ・チルドレンとの継続的な活動は、世界中の子供たちのより明るい未来を確保するためにプライオリティが高いものとなっています。
ブルガリについて
LVMHグループの一員であるブルガリは1884年にローマの中心で創業しました。長年にわたりブルガリは色石を巧みに操る偉大なハイジュエラーと卓越したものづくりと先見性のあるデザインによって、イタリアを象徴するアイコンとして名声を確立しました。創業より一貫してブランドDNAに息づく先駆者的なビジョンを通じて世界的成功をおさめ、ファインジュエリーや高級腕時計からアクセサリー、香水まで多角的な商品やサービスを提供するグローバルラグジュアリーブランドへと進化し、世界で最も高級なショッピングエリアに進出するブティックやホテルのネットワークを有しています。また企業の社会的および環境的責任へのコミットメントを通じて持続可能な未来を実現するために現在に革新を起こすこと、そして自然環境と地域社会に貢献することに積極的に取り組んでいます。
セーブ・ザ・チルドレンについて
セーブ・ザ・チルドレンは100年以上にわたり、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現された世界を目指して支援活動する国際 NGO です。1919 年にイギリスで創設され、現在、世界約120ヶ国で緊急・人道支援、保健・栄養、教育などの分野で活動し、年間4,800万人以上(2022年)の子どもたちに支援を届けています。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内外で活動を展開しています。
お問い合わせ先:
ブルガリ・ジャパン 0120-030-142