法律関連出版物、各種データベースを提供する第一法規株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田中 英弥)は『アセスメントでつかむ! 家族の対応が難しいケースのケアマネジメント術―意向が違う サービスを拒む 暴言・暴力を振るう―』を2024年12月2日に発刊いたしました。
いまだ体系化された理論や実践技術が存在しない「家族支援」について、「適切なケアマネジメント手法」の作成に携わった著者が、本手法の活用方法や課題分析標準項目の改正の経緯を通じて、分かりやすく解説!今日のケアマネジャーに求められているアセスメント方法がわかる1冊!
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①なぜ「家族支援」に取り組む必要があるのか、理解が深まる!
「家族支援」の必要性や背景、利用者家族が抱えるストレスなど、
支援にあたって知っておきたい知識を凝縮!
②家族の対応が難しいケースにおける効果的なアセスメントが学べる!
利用者と家族の意向の違いや家族間での暴言、家族からのサービス拒否などで、支援が難しいケースに直面した場合に、どのようなアセスメントを実践すればよいか、具体的な項目や様式をもとに解説!
③実際の事例から「家族支援」の留意点とポイントがわかる!
7つの事例で支援の流れがつかめる!各事例内に「支援者の見立て」「家族支援のアプローチ」「ケアマネジャーが感じた疑問」等の解説を記載しているので、他のケースにも活かせるヒントが見つかる!
はじめに
解説編 家族を支援するための知識と手法
第1章 ケアマネとしてもっておきたい家族支援の視点
1.「家族支援」とはなにか
2.なぜ家族支援に取り組むのか
1)介護は他者の関与を受けるため
2)家族は介護から逃れることが難しいため
3)積み重ねてきた生活の要素に転換を求められるため
4)それまでの家族の暗黙のルールでは対処できないため
5)家族自身に支援が必要であるため
6)家族を納得させないと利用者支援に到達できない場合があるため
7)家族の問題を発見できるため
3.どうして家族支援は難しいのか
1)家族支援を難しくしている環境要因ー現在のケアマネジャーを取り巻く状況ー
2)環境要因以外の理由ー家族を捉えることの難しさ、家族支援の範囲の広さー
3)家族支援は複雑なのに言語化していないから
4.家族支援の基本的な考え方
1)家族支援の移り変わり
2)何のために、家族の誰に目を向け、どのような方針で支援するのか
3)家族支援の必要性
4)ケアマネジャーが行う家族支援の基本形
5)その家族が潜在的にもつ力を最大限に発揮すること
6)ファミリー・サイクルを捉え、家族の成長を促す
7)危機的移行を避ける予防的観点
8)要介護者等に該当するファミリー・サイクル
5.家族が抱えるストレス
1)ストレスとは
2)家族の介護負担とストレス
3)ストレスとなりやすい状況や関係を知っておく
4)別居家族が抱えるストレス
5)認知症の人の家族が抱えるストレス
6.ケアマネジャーが陥りやすい支援の落とし穴
1)家族への期待
2)専門職の判断・提案を押し付けていないか
7.ケアマネジャーは「配慮」をする存在
コラム ケアラーの4類型
第2章 家族支援で行うアセスメント
1.家族アセスメントの基本
1)家族や家族支援に対する考え方・視点・アセスメント項目
2)家族とケアマネジャー両者にとって有益であること
3)家族支援の目的に沿ったアセスメント
4)家族との信頼関係の構築
5)情報収集の理由を説明できること
6)多職種で情報を共有し、家族情報を立体的に捉える
7)家族支援の対象の考え方
8)別居家族をアセスメント対象として認識する
2.家族像を捉えるアセスメント
1)ケアマネジャーが家族像を捉えるアセスメントの視点
2)家族関係を把握する方法
3)家族像を捉えるアセスメント方法
3.ファミリーライフサイクルピクチャーの活用による時間軸を含めた家族像の把握
4.家族状況を捉えるアセスメント
1)家族状況を捉えるアセスメント項目
2)課題分析標準項目の改正ポイント
3)課題分析標準項目で家族の取扱いはどう変わったのか
5.「適切なケアマネジメント手法」における家族支援の考え方
1)「適切なケアマネジメント手法」の構成
2)基本ケア活用の原則
3)「家族等への支援」の考え方
4)誰を支援対象と考えるか
6.家族支援におけるケアマネジャーの基本的なかかわり方
コラム 家族関係が良いほど本人の水分摂取量は多い!?
コラム アプローチプランの設定
コラム キーパーソンは誰?
事例編 家族支援の実践ー意向が違う、サービスを拒む、暴言・暴力を振るうー
事例1 利用者は在宅、家族は施設希望の事例
事例2 家族が認知症の利用者を強い口調で責めている事例
事例3 妄想性障害のある利用者と家族が互いを攻撃している事例
事例4 家族が介護サービスを受け入れない事例
事例5 家族に精神疾患の疑いがあり共依存になっている事例
事例6 独居で子どもがいない利用者を、疎遠だった親族がキーパーソンとなり支援した事例
事例7 同居の家族は在宅、別居の家族は施設希望の事例
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【商品概要】
『アセスメントでつかむ! 家族の対応が難しいケースのケアマネジメント術
―意向が違う サービスを拒む 暴言・暴力を振るう―』
編著者:石山 麗子
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
仕様:A5判・192頁
発売元:第一法規株式会社
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