BS朝日開局25周年記念 ウェルビーイングスペシャル
上野樹里 クジラの生きる星 -ニュージーランド そして南の海へ-
【BS朝日】2024年12月15日(日)よる9時〜11時 放送
■BS朝日の“ウェルビーイング”への想いを発展させたスペシャル番組を放送
BS朝日は2024年12月1日に、開局25周年を迎えます。2000年12月1日に放送をスタートし、これまで視聴者のみなさまの心に寄り添う番組作りを目指してきました。そして2023年からは「ウェルビーイング放送中!」をキャッチコピーとし、テレビを視聴する皆さまの毎日がほんの少しでも幸せになるような番組作りをしてきました。ウェルビーイングとは、心と身体、そして社会が健やかである状態のこと。これからも視聴者の皆さまの幸福度が上がるきっかけになるような番組を放送していきます。
そして開局25周年記念番組の第1弾としてお届けするのが、12月15日(日)よる9時から2時間にわたり放送する「BS朝日開局25周年記念 ウェルビーイングスペシャル 上野樹里 クジラの生きる星 -ニュージーランド そして南の海へ-」。BS朝日のウェルビーイングへの“想い”をさらに発展させるべく、俳優・上野樹里を旅人に迎えた特別番組です。上野はこれまで、世界各地の幸せの在り方を紹介するウェルビーイングスペシャル番組「よき人生のヒント」(オランダ編・フィンランド編)をナレーションで彩ってきました。今回は、以前から大好きだというクジラとの出会いを求め、壮大な旅に出ることになりました。そこには、地球全体の幸せや営みを感じる、そんな景色があったといいます。
上野が訪れたのは、ニュージーランドの南島、クライストチャーチから北へ180キロにあるカイコウラ。ここは、クジラやオットセイと遭遇できる場所として、野生動物を愛する人々から注目される小さな港町です。ここで上野は数々の奇跡と遭遇。まさに魂と魂とで交信するかのようなクジラとの時間を過ごすことができました。さらに、クジラは種によって独特の「声」や「歌」を発信しているといいます。そんなクジラの声、歌に出会うため、南太平洋のポリネシアに位置し、171の島からなる群島国家のトンガにも向かいます。
■「待ち合わせの手段もなく、約束もないままクジラに会いに行きました」(上野)
先日行われた当番組の記者発表会に出席した上野は、番組の見どころを紹介するVTRを見て、「画面を越えてエネルギーみたいなものが感じられると思います。海とか自然とか、野生の動物とか、空とか風景とか…。そのすべてに嘘がないし、ただそこにあるものの姿を捉えていくことの強さみたいなものが伝わってくるのではないでしょうか。ドキュメンタリーなので当然台本もないですし、クジラに会えるかどうかもわかりませんでした。待ち合わせをする手段もないし、何の約束もない状態で、ただただ会いに行きました。あのときのことを思い出すと、いまもジンときます」とコメント。
実は、プライベートで訪れたハワイでもクジラの親子との素敵な出会いを体験したという上野。その体験を越えるような素晴らしいものを番組で得られるのは難しいと思っていたと明かします。ところが…。「今回は特別にすごかったです! 今までの感動を超えてきました。最初はプライベートではなく仕事で行って、クジラが逃げるんじゃないか、と思っていたんです。先読みして、『そんな簡単に会いに行きませんよ』みたいな感じで、出てこなかったらどうしようと不安でした。相手は野生の動物ですので、こちらの仕事の都合なんて考えてくれるはずがありませんから。でもビッグなプレゼントを与えてくれたんです!」。
さらに心に残るエピソードについて聞くと、「印象に残っていることはあります! でも、ここでは言えないですよね(笑)。番組をご覧になるみなさんに体感していただきたいです。画面を越えて伝わってくるものがあると思うので、それを感じ取っていただきたいです」と茶目っ気のある言葉を。
また、トンガではクジラの親子の会話を聞くことに成功。上野はこのときのことを、「衝撃でした。まるで歌舞伎や能のような印象で。でも可愛かったです。『これ、絶対話をしているよね』というのが伝わると思います」と話します。
クジラとの出会いが上野にもたらすものとは? 当番組で上野が見つける幸福の形にぜひご注目ください!
上野樹里コメント
Q: 海上での収録は大変でしたか?
「きつくなかったです。何時までに帰らなきゃいけないという決まりがあるので、水中カメラマンのマークがクジラの潮吹きが見えないか常に気にしていましたが、それを見よう見まねで、クジラを探す方法を学びながらチャレンジしていました」
Q: クジラ探しはいかがでしたか?
「クジラの生態を考慮してレーダーなどを使わず、目視で探すと聞いたときは、『この広い海でどうやって⁉︎』と思いました。クジラは潜水している時間のほうが圧倒的に長くて、呼吸するために水面に上がってきたところをキャッチするのは、よほどたくさんの船を出して、連携を取らないと難しいと思いました。最初は探し方も知らないから、『時間が限られた番組の収録でクジラを捉えるのは無理じゃないか』と、半ば諦めかけもしましたね」
Q: クジラの声を実際に聞いて、どう感じましたか?
「『こんなに近くでクリアに聞き取れることはめったにないよ』と、船に乗っている方たちに言われるくらいはっきり聞こえたんです。親子の会話は衝撃でした。まるで、歌舞伎とか能のような印象で。でも鳴き声がとても可愛かったです。『これ絶対、会話してる』っていうのが伝わってきましたし、今まさに子育て中だっていうのがわかりました」
Q: 旅全体を振り返っての感想は?
「今回は非常にアナログな旅でした。アナログなことって普遍的で、とても大切なことだと思いました。先日、ファンのみなさんと直接お会いする機会があったのですが、応援してくださっていることを肌で感じた瞬間でした。そうした充実感や温かさに満たされたことって消えないし、そういうものを感じながら生きていくと、人間としての軸の取り方が全然違うんじゃないかと思います。今回の旅はまさにそんな旅でした。行く前から先々の予定をしっかり立てる旅ももちろん楽しいですが、現実になるかどうかわからないけれど、とにかく動く。そこから始まる旅って楽しいじゃないですか。クジラに会えても、会えなくても、何かしらのメッセージがあると思ったし、ニュージーランドは本当に美しかったです。現地の人々は自然を尊重していて、循環させることを意識して生きているのがとても素敵でした。きっと番組をご覧になったら、ニュージーランドに行きたいと思うはずです。本当に素晴らしい経験ができて、これ以上ないほどに幸せでした。多くの方に番組を見ていただきたいです」
Q: 収録の最中に起きた“奇跡”を体験して、どんな感情が沸き起こりましたか?
「少しでも早くクジラに会いたくて、予定よりも早く現地に行ったんですが、あいにくの雨だったんです。雨だと霧も濃いから、海全体が白い靄がかかるような状況で、クジラが潮を吹くのを見つけるのはプロでも難しいと言われてしまって。クジラは(呼吸のためだけではなく)体に日光を当てるため海面に上がってくることが多いそうで。そこで私は『もしかしたら、いけるかも!』と希望を持ちました。そして、トンガの海でクジラの親子と出会うという、一生ものの瞬間は、番組後半の見どころになると思います」
Q: 上野さんはなぜ、クジラに惹きつけられるのでしょうか。
「好きなものに対する“理由”って難しいですよね。尾ひれのシェイプがとか、目の愛らしさがとか、いろいろあるかもしれませんが、会ったときに醸し出す深い癒し、優しさ、すべてを受け入れてくれるような寛大さ、優雅さと美しさと強さと…。あらためて聞かれると難しいですね(笑)」
番組概要
【番組名】「BS朝日開局25周年記念 ウェルビーイングスペシャル
上野樹里 クジラの生きる星 -ニュージーランド そして南の海へ-」
【放送日時】2024年12月15日(日)よる9時~11時放送
【放送局】BS朝日
【出演】 上野樹里
【制作】BS朝日、テレビマンユニオン
【ディレクター】加藤義人(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】茂木あや香(BS朝日)、加藤義人(テレビマンユニオン)
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