オーディオブック書籍ラインナップ数No.1(※1)の「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也、以下「オトバンク」)は、6歳以下のお子様を持つaudiobook.jpユーザー132名を対象に「育児中のオーディオブック利用調査」を実施。目や手を使わず読書ができるオーディオブックの特徴が、育児で「読書の時間が取れない」という子育て世代の悩み解消に一役買っているということがわかりました。
※1. 日本マーケティングリサーチ機構2023年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査。
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。目や手が離せない場面でも、耳さえ空いていれば読書できることが魅力です。
これまでのユーザーはビジネスパーソンが中心で、通勤などの移動中にオーディオブックを聴くという方が圧倒的でしたが、最近、育児をしながらオーディオブックを利用するという子育て世代のユーザーが増えてきました。また、オーディオブックを人材育成などの目的で導入する企業の中にも、一般社員だけでなく、産休・育休中の社員にもオーディオブックを提供する企業があらわれています。
そこでオトバンクは、6歳以下のお子様を持つaudiobook.jpユーザー132名に、育児中のオーディオブック利用に関するアンケート調査を行いました。
【調査ハイライト】
①6歳以下の子を持つユーザーの4人に1人は「育児中」にオーディオブック活用
・6歳以下のお子様を持つ方の26.5%がオーディオブックをよく使う場面を「育児中」と回答
②「見守り中」や「寝かしつけ中」など、目や手が離せないシーンでオーディオブックが活躍
・オーディオブックを使う具体的な育児シーンは、お子様から目を離せない「遊ぶお子様の見守り中」(26.5%)、次いで部屋を暗くしなければならない「寝かしつけ中」(23.5%)
③育児中の「読書時間が取れない」悩みをオーディオブックが解消
・6歳以下のお子様を持つユーザーが感じるオーディオブックの魅力は、「『ながら聴き』などで時間が有効活用できる」(90.9%)、次いで「目や手が離せない場面でも読書ができる」(71.2%)
・育児でまとまった読書時間が取れなくなったことに対するストレスが、オーディオブックで解消されたというお声も
■6歳以下の子を持つユーザーの4人に1人は「育児中」にオーディオブック活用
6歳以下のお子様を持つ方とそれ以外(6歳以下のお子様を持たない)の方とで、オーディオブックをよく利用するシーンを比較しました。
オーディオブックを「育児中」によく使うと回答した人は、6歳以下のお子様を持たない方では3.5%と少なく9位でしたが、6歳以下のお子様を持つ方では26.5%と「育児中」が5位に入りました。6歳以下のお子様を持つ方の4人に1人は、育児をしながらオーディオブックをよく使っているようです。
■「見守り中」や「寝かしつけ中」など、目や手が離せないシーンでオーディオブックが活躍
では、具体的に育児中のどのようなシーンでオーディオブックが使われているのでしょうか。
6歳以下のお子様を持つ方に聞くと、1位は「遊ぶお子様の見守り中」(26.5%)、2位は「寝かしつけ中」(23.5%)、3位は「お子様の送迎時」(18.9%)という結果でした。
遊んでいるお子様の見守り中は、お子様の安全のために目が離せないという他、回答者のコメントを見ると、スマホを見ているとお子様から怒られるというお声もあり、目はお子様に向けつつ、耳だけで読書ができるオーディオブックが重宝されているようです。
また、寝かしつけ中は、「部屋を暗くしないといけない」というコメントが多数寄せられ、テレビもスマホ画面も見られない環境で、オーディオブックが役に立っているとのことです。
その他、「抱っこしたまま子どもが寝てしまい身動きが取れないときに聴く」といったお声もあり、目や手が離せないことが多い育児中の様々なシーンでオーディオブックが使われていることがわかりました。
【回答者のコメント】
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子どもの寝かしつけのとき、オーディオブックなら部屋を真っ暗にして聴けるので良いです。自分で本を読み聞かせる場合だと、部屋を暗くできないため、寝かしつけが仕切り直しになります。(40代女性)
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寝る前に読み聞かせをしたいのですが、電気も消しておきたいので、耳で聴けるオーディオブックを使っています。(40代女性)
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息子は現在0歳8ヶ月です。お昼寝は抱っこでしか寝ないため、寝た息子を抱っこしながら聴いています。(20代男性)
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抱っこしたまま子どもが寝てしまうなど、身動きが取れないときに利用しています。(40代男性)
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子どもが1人遊びをしているときやミルクを飲んでいるときに、片耳のみワイヤレスイヤホンをつけて聴いています。(40代女性)
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子どもが兄弟で家の前や公園で外遊びしているときの見守り中や、まだ話せない下の子と家の周りを散歩中に聴いています。(30代女性)
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遊びの見守り中、スマホを見ていると子どもから怒られたりするので耳から聴けるのは助かります。(40代女性)
■育児中の「読書時間が取れない」悩みをオーディオブックが解消
さらに、育児をしながらオーディオブックを利用している方々が、オーディオブックのどこに魅力を感じているのかについても調査。
最も支持されたのは「『ながら聴き』などで時間が有効活用できる」(90.9%)、次いで「目や手が離せない場面でも読書ができる」(71.2%)に回答が多く集まりました。
回答者からのコメントに、育児でまとまった読書時間が取れなくなったことによるストレスをオーディオブックが解消してくれたという声がいくつかありました。「ながら聴き」や「目や手を使わずに読書可能」といったオーディオブックの特徴が、育児中の読書の悩みの解決に一役買っています。
【回答者のコメント】
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子育てで読書時間がまともに取れなくてストレスを抱えていました。オーディオブックを利用してからは通勤を読書時間に当てられ、読書量・運動量がともに増加したので満足しています。(30代男性)
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育児期間は読書のためのまとまった時間も取りにくく、また産後、なぜか集中して本が読めなくなった気がしていました。そういうときにオーディオブックはちょっとした空き時間に気軽に本に触れられるいい機会となりました。(30代女性)
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現在1年間の育休を取得しています。育休を取る前から「読みたいな!」と思っていた本をたくさん聴いて教養を深めています。育児中、基本的に「耳」は空いているので、育児にぴったりのツールだと思います。(20代男性)
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目を閉じてお話が楽しめて、温かみのある声が心地よく、寝る前に子どもと一緒に聴くのがお気に入りです。長い話の本を読み聞かせるのは難しく、1人で読破させるには興味が続かない私たちにはとても親しめるアプリです。子どもに本の良さを感じてもらえるきっかけを見つけられたらと期待しています。(40代女性)
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他のことをしながらインプットできるのが嬉しいです。なかなかじっくり勉強したり自分の時間は作れませんが、オーディオブック聴いているだけで、少し満たされます。(40代女性)
【調査概要】
調査期間: 2024年11月13日〜年11月17日
調査機関: 自社調査
調査対象: 「audiobook.jp」ユーザー
有効回答数: 417名(うち6歳以下のお子様を持つ方が132名)
調査方法(集計方法、算出方法): インターネットを利用したアンケート調査
■<事例> 産休・育休中の社員にオーディオブックを提供、アルフレッサ株式会社
人材育成ツールとして「audiobook.jp 法人版」を導入するアルフレッサ株式会社様では、産休・育休中の社員にもオーディオブックを提供し、社員のワーク&ライフに寄り添った先進的な取り組みをされています。10月21日に開催した「オーディオブック大賞2024」で、この取り組みが評価され、同社が法人版活用部門・ワークライフ・ラーニング賞を受賞。受賞の際のコメントを紹介いたします。
【アルフレッサ株式会社 コーポレート本部 人事部人材育成グループ 山川 菜月様より】
(一部抜粋)
「私は二児の母で、産休・育休を経験しております。子どもの寝かしつけのときや抱っこしているとき、耳で聴けるオーディオブックがあればよかったと強く感じていました。そこで、これまで対象に入っていなかった産休・育休中の社員にもオーディオブックを提供できないかと考え、上司と協力してその仕組みを作りました。この取り組みにより、産休・育休中でも学びの機会や会社との繋がりを生み出すことができました。実際に利用していた社員は復帰後もオーディオブックを継続的に利用しており、好評を得ています。また、内定者向けには、オーディオブックを通じて社会人になる際の不安を少しでも和らげたり、自発的な学びやモチベーションアップに繋がればという思いで展開しております。」
■株式会社オトバンク オーディオブック事業部責任者・飯泉早希のコメント
「今回の調査で、多くの子育て世代の方々がオーディオブックを育児と読書の両立に活用されていることがわかり、とても嬉しく思います。私自身も1児の母として、子どもの寝かしつけ中や見守り中にオーディオブックを活用している一人です。育児中は『目が離せない』『手が塞がる』場面が多く、読書の時間が取れないというストレスを抱える方も多いと思います。そんな中、90%以上の方が『ながら聴き』での時間の有効活用を評価してくださったことは、私たちの取り組みに手応えを感じ、さらなる可能性を見出すことができました。今後も、育児中の方はもちろん、すべての方々が自分の時間を大切にしながら、知的好奇心を満たせるようなコンテンツを積極的に提供していきたいと思います。一人一人のライフスタイルに寄り添えるサービスとして、さらに進化していけるよう努めてまいります。」
■オーディオブックとは
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。
近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及で音声コンテンツの利用環境が急速に整ったことや、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションプラン導入などを背景にオーディオブックの利用者が急増。現在、オーディオブックは、紙、電子書籍に続く、第3の書籍として広がりつつあります。
【参考】オーディオブック制作の様子からおすすめ作品までわかる!「まるわかり!オーディオブック」 https://bit.ly/3Xg8mFJ
■audiobook.jp(オーディオブックジェイピー)
株式会社オトバンクが運営する、日本最大級のオーディオブック配信サービスです。
2007年より配信を開始した「FeBe」からリニューアルし、2018年3月よりサービスを開始。オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指します。 2024年2月に会員数が300万人を突破。 https://audiobook.jp/
【サービス概要】
・サービス名称:「audiobook.jp」
・サイトURL:https://audiobook.jp/
・App Storeページ:https://app.audiobook.jp/ios
・Google Playページ:https://app.audiobook.jp/android
・料金体系:
聴き放題プランは、月額1,330円(税込)。入会から2週間は無料でご利用いただけます。
個別購入は作品ごとの購入が可能。(※単行本書籍とおよそ同価格帯(1,200円~1,500円)での配信が中心。)
■株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)
音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指している、日本最大級の配信数を誇るオーディオブックカンパニーです。500社以上の出版社様と提携し、主な事業として、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」でのオーディオブック販売をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」(https://sinkan.jp/ )を中心とした書籍プロモーション事業も行っています。