ミューラル(壁画)アートカンパニーの株式会社OVER ALLs(本社:東京都港区、代表取締役社長:赤澤岳人/ 画家・副社長:山本勇気、以下「OVER ALLs」)は、東京・青山のOVER ALLs本社の外壁(トーキョーミューラルスクエア TOKYO Mural Square)に「今年1年を象徴する顔」としてアメリカのトランプ次期大統領を描きました。本社の外壁に描くのは、今年の顔でもあったドジャース・大谷翔平選手に続き、2人目となります。
壁画制作の経緯
トランプ次期大統領の選挙戦は、様々な議論を巻き起こしました。トランプ氏による人種差別的と見られるような発言、あるいは社会の分断を煽るかのような発言。そして物価高や経済格差の広がりに対する、社会全体での不満の高まり。トランプ次期大統領の存在は、私たちに民主主義の未来、あるいは世論形成や新旧メディアのこれからの在り様まで、突きつけるものでした。
こうした不透明な社会情勢は、なにもアメリカに限ったことではありません。日本でも、東京都知事選、衆院選、そして兵庫県知事選などを通じて、アメリカと同様の課題が浮き彫りになったとも言えます。
2024年は、どのような年だったのか。そして2025年を素晴らしい未来とするために、私たちにできることはなにか。ひとりひとりが忙しい年末の日常のなかで、ほんの一瞬でも考えるきっかけになってほしい。そんな想いを込めて、私たちは2024年を象徴する「顔」として、トランプ氏を描きました。
トーキョーミューラルスクエア(TOKYO Mural Square)
外苑前交差点の真ん中に位置するOVER ALLs本社ビル。そのビルの青山通りに面した壁面にミューラル(壁画)専用の壁を制作。毎月話題の人物やトピックをモチーフとしたミューラル(壁画)を描き重ねていく予定。NYのTimes Squareのように壁面がメディアとなるイメージからトーキョーミューラルスクエア(TOKYO Mural Square)と名付けた。
今後の描き変え
2024年12月16日(月)、2025年1月8日(水)予定
代表・赤澤岳人の略歴
1981年生まれのロスジェネ、かつミレニアル世代。いわゆる「就職氷河期」に就職活動に挑むも「リクルートスーツを着る意味がわからない」と私服で面接に行ったところ、全滅。大学卒業後には法科大学院に入学したものの弁護士の夢を諦め、ニートとして過ごす。まさに「ロスジェネ世代の負け組」の典型のような20代を送る。
初めて定職に就いたのは29歳のとき。人材大手のパソナに契約社員として入社する。仕事に取り組むことで「自分の居場所」が出来ることの喜びを実感、このとき「仕事とは自己表現なのだ」と気付く。それを機に、契約社員ながら社内の新規事業コンテストに毎年、数十件もの事業アイデアを出し続け、3年目についに優勝を勝ち取る。正社員にも登用され、自身の企画した新規事業を立ち上げたのち、パソナから独立。
プライベートでイベントの企画・司会を行っていた頃に出会った同世代の山本勇気(画家・現在のOVER ALLs副代表)とともに、OVER ALLsを設立。自分自身が20代の頃に見失っていたもの、そして日本人全体が「失われた30年」で忘れてしまったものでもある「夢」「希望」「浪漫」といった「こころが沸き立つ感情」(これらの総称が「WOW!」)を取り戻すべく、ミューラル(壁画)で表現する活動を続けている。
会社概要:株式会社OVER ALLs
「ミューラル(壁画)の力で、人々を表現者に変える」ことを目指して、全国各地で様々な作品を生み出し続けている。制作にあたっては徹底的に歴史や背景を調査し、想いを引き出すインタビューを実施。企業が社会、さらに組織で働く個人が伝えたい想い、歩んできた歴史を浮き彫りにして、ミューラルとして表現している。「情熱大陸」や「news zero」「サンデージャポン」などメディア出演も多数。
住所:東京都港区南青山2-26-35
代表取締役社長:赤澤 岳人