オーラルケア製品の研究開発‧販売を手掛けるTSUYOMI株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役:森 健一 以下 TSUYOMI)は、名古屋市にある名古屋市立大学経済学部(名古屋市瑞穂区、理事長:郡 健二郎、以下「名古屋市立大学」)の鵜飼宏成教授が指導するゼミ生チーム LenCon(レンコン以下LenCon)とコラボし製品の開発を行いました(プロジェクト期間は2024年5月〜12月)。
◼️プロジェクトの背景と目的
「すべての人に、お口の健康を通じて笑顔で生きる喜びを。」をミッションに掲げるTSUYOMIは、何より「お⼝の健康」であることが⽋かせないという思いのもと、価値ある製品のご提案を通して、笑顔あふれる社会の実現に貢献することを目的として事業を行っております。TSUYOMIのミッションにLenConが共感したことから、この新たな共同開発によってオーラルケア課題解決に役立てていただく一助になればと考えました。
LenConが、TSUYOMIの主力製品であるお口の健康をサポートする歯みがきタブレット「CAMUGAKI(カムガキ)」の新商品開発を行うため、情報発信の中心と言われているZ世代(特に女性)における消費行動を考え、女子大学生に製品の使用とインタビュー調査を実施し、さらに周辺調査も行いました。その結果から、新たなコンセプトやターゲットを絞り、市場展開の可能性を見出すことができる商品開発を行うものです。
◼️プロジェクトの結果
インタビューや調査内容をまとめた分析結果から、若い女性消費者にターゲットを絞り、TSUYOMIとLenConが考える新しいオーラルケア製品は「外出時にコスメ感覚で使える歯みがきタブレット(お口の中まで化粧直し)」と商品コンセプトを改めて設定し、顧客のニーズに併せた、新しい価値提供を行う様に致しました。
◼️LenConのコメント
我々はTSUYOMI社の付加価値向上を第一に考え、大学生ができる範囲で、また大学生しかできない実態の調査を行い提案に至りました。プロジェクト進行中は学生へのインタビュー以外にもTSUYOMI社の商品だけでなく類似する口腔ケア商品などのマーケットリサーチを行いました。このプロジェクトを通してTSUYOMI×LenConから新たな価値を皆さんに提供できるのではないかと考えています。
「ここまで相手のことを考えて提案をするということは人生の中でなかなか経験できないと思うので、このプロジェクトを通して経験することができてよかったです。よりよいサービスを提供できるよう、これからも頑張りたいと思います。」
「実際に企業の商品開発の過程や考え方に触れる機会は貴重で、今回のTSUYOMIさんとのプロジェクトで学んだことが多いと感じています。この経験を活かしてLenConのサービスを向上させ、理念である中小企業の活性化につなげたいと思います。」
◼️LenConについて
理念:中小企業の活性化による日本の産業発展と経済成長を!
活動概要:新規事業開拓や新商品開発におけるサポートが必要な中小企業に対し、特にZ世代の視点を強みとした調査・分析から具体的なソリューションを提案し、さらに関わった学生や専門家等のアドバイザーと企業を繋げるプラットフォーマーとしての役割を果たします。
◼️名古屋市立大学・鵜飼ゼミについて
次世代のアントレプレナー育成を目指し、チームに分かれて新規事業の創造に挑戦しています。
◼️TSUYOMI株式会社について
歯みがきタブレットを始め、「地上と宇宙の口腔ケアの課題解決」する製品やサービスの研究開発・販売を行っております。