12月6日(金)に発売された「ダ・ヴィンチ」(2025年1月号)の特集「BOOK OF THE YEAR 2024」で、宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』(新潮社刊)が小説ランキング第1位に選ばれました。
宮島未奈さん『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社刊)は、著者のデビュー作でありながら、2024年本屋大賞はじめ数々の文学賞&アワードを獲得した超話題作。去年の「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2023」では、みごと小説ランキング1位に輝きました。そして、こんどは『成瀬は信じた道をいく』が同じく小説ランキング1位に輝きました。累計95万部を突破した大人気シリーズが、二年連続でのアワード受賞を果たしました。
宮島未奈さんのインタビューのほか、詳細は雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年1月号(2024年12月6日発売)に掲載中です。
◆著者・宮島未奈氏からのコメント
昨年に引き続き、「BOOK OF THE YEAR」の栄冠を手にすることができ、とても嬉しいです。『成瀬は信じた道をいく』としては初戴冠になります。まだ続編を読んでいない方もいらっしゃると思うので、これを機に手に取っていただけると幸いです。これからも成瀬あかりを末永くよろしくお願いいたします。
◆著者紹介:宮島未奈(みやじま・みな)
1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。第11回「静岡書店大賞」小説部門大賞、第39回「坪田譲治文学賞」、第21回「本屋大賞」など17冠を獲得し話題となる。続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせてシリーズ累計95万部を突破。今年10月25日には、初の長編となる『婚活マエストロ』(文藝春秋)を上梓。
◆『成瀬は信じた道をいく』内容紹介
成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む。読み応え、ますますパワーアップの全5篇!
◆書籍データ
【タイトル】成瀬は信じた道をいく
【著者名】宮島未奈
【発売日】2024年1月24日
【造本】四六判
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-354952-9