エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners株式会社(ジェムパートナーズ、所在地:東京都港区、代表取締役:梅津文)は、“推し活”対象の経済価値を示した指標“推しエンタメブランド価値”をもとにした「2024年 推しエンタメブランド価値ランキング」を発表いたします。“推し”という客観的に捉えることが難しいものを、誰が見ても分かりやすい「数値」に置き換え、ランキング化することで、エンタメブランドのトレンドやヒット状況を広く周知することを目的としています。
GEM Partnersでは、データ分析サービス「推しエンタメブランドスコープ」において、エンタメブランドの価値をメディア横断でとらえ、<推しファン人数><支出金額><接触日数>を集計しているほか、これらの値から総合指標<推しエンタメブランド価値(単位:GEM)>を算出しています(※1)。
「2024年 推しエンタメブランド価値ランキング」では、2024年1月から24年11月にかけて累計33万人に対して行った調査で得られた9,000を超えるエンタメブランドのデータを集計。「総合」「ボーイズグループ部門」「ガールズグループ部門」「アニメ部門」「ドラマ部門」の6部門において、「推しエンタメブランド価値」の期間中最大月で順位付けを行いました。また、各部門において、前年と24年の期間中最大月の値の差が最も大きいエンタメブランドも「急上昇ランキング」として発表しています。
※1:毎月3万人、全国に住む15~69歳の男女に対して、「いま、推しているエンタメブランド」に関する大規模調査を実施
「推しエンタメブランドスコープ」の詳細はこちらから
【ボーイズグループ部門】
STARTO所属アーティストがTOP3を独占、急上昇1位はTOBE所属の『Number_i』
【ガールズグループ部門】
坂道シリーズがTOP5中3組を占める、急上昇は今年デビューの『ME:I』
【アニメ部門】
『ONE PIECE』が「エッグヘッド編」の盛り上がりに合わせて1位、急上昇1位は劇場版大ヒットの『ハイキュー!!』
【ゲーム部門】
『ポケットモンスター』安定の1位獲得、急上昇は3作目のリメイクが後押しした『ドラクエ』
【新作ドラマ部門】
『虎に翼』接触日数の多さがけん引し首位、『ふてほど』価値を高め流行語にも
ボーイズグループ部門では、『Snow Man』『SixTONES』『なにわ男子』のSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストがTOP3を独占。急上昇ランキングをみると、1位には今年デビューを果たした『Number_i』が、2位には韓国の13人組男性アイドルグループ『SEVENTEEN』が、3位には今年5月にCDデビューを果たした『Aぇ! group』が入りました。
ガールズグループ部門では、1位に『乃木坂46』、2位に『櫻坂46』、4位に『日向坂46』と坂道シリーズがTOP5中3組を占めました。そのほかランクインしたグループは、3位の『TWICE』、5位の『NewJeans』と、どちらも韓国のガールズグループとなりました。
急上昇ランキングでは、1位にサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で選ばれた11人組の『ME:I』、2位に韓国を拠点に活動する日本人7人組の『XG』、3位に韓国の5人組『NewJeans』がそれぞれランクインしました。
アニメ部門では、アニメ化されたエンタメブランドをピックアップしてランキング化しました。1位を獲得したのは『ONE PIECE』。本エンタメブランドの好きなメディアで「アニメ・特撮」と答えた回答者の推しエンタメブランド価値の推移をみると、23年末にTVアニメの「ワノ国編」が終わり、24年1月に「エッグヘッド編」が始まった頃から上昇を続けていることが分かります。同期間中、物語の核心に触れる要素が展開されたため、考察などで盛り上がったと推測されます。
急上昇の1位は『ハイキュー!!』となりました。20年に放送されたTVアニメ版のシーズン4以降、新作アニメが待たれていましたが、24年2月に『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』が公開。興行収入115億円を突破する大ヒットを記録し、推しエンタメブランド価値を押し上げました。
ゲーム部門は、1位に『ポケットモンスター』がランクイン。同エンタメブランドは年間を通じて全指標で高い水準を維持しており、変動が少ないのが特徴です。そのなかでも10月30日にアプリゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(通称:ポケポケ)』がリリースされた後の11月調査では、接触日数が大きく伸びる結果となりました。
急上昇ランキングでは、『ドラゴンクエスト』が1位を獲得。11月にシリーズ3作目が新たな映像表現で蘇ったHD-2D版『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』の発売が後押しして躍進しました。2位の『崩壊シリーズ』と、3位の『ゼンレスゾーンゼロ』は、ともにゲーム会社miHoYoが開発を手掛けるエンタメブランド。同社は通常ランキングの『原神』も手掛けています。
ドラマ部門では、今年放送・配信が始まったドラマを対象に、開始後の最大値で順位付けを行いました。1位はNHK連続テレビ小説『虎に翼』が獲得。週5話、4月から9月にかけての長期の放送となり、接触日数の多さが推しエンタメブランド価値を引き上げました。
2位はTBSの金曜ドラマ『不適切にもほどがある』。略称の「ふてほど」が「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれるなど話題を集めました。3位は『おっさんずラブ』でシーズン3がテレビ朝日系列で1月から放送されました。続く4位はNetflixのオリジナルドラマ『地面師たち』、5位は『ブラックペアンシリーズ』でTBSの日曜劇場枠で7月にシーズン2が始まりました。
※ドラマ部門では新作ドラマをピックアップしたため、急上昇ランキングはありません
エンタテイメントの価値を最大化する情報メディア「GEM Standard」では、総合ランキングTOP10、および急上昇TOP10を公開しています。ぜひご覧ください。
■会社概要
会社名:GEM Partners株式会社
設立:2008年3月17日
代表取締役:梅津 文
事業内容:エンタテイメントビジネス・マーケティング領域における
・データプラットフォームサービス
・リサーチサービス
・デジタルマーケティング・広告代理店業
・メディア運営
コーポレートサイト: https://www.gempartners.com/
GEM Standard:https://www.gem-standard.com/
■本件に関するお問い合わせ先
GEM Partners(ジェムパートナーズ)株式会社
担当:河西(かさい)
電話:03-6826-0185
メールアドレス:info@gempartners.com
12月9日発売、BE-PAL1…