【BS朝日】2025年1月4日(土)よる9時〜10時54分 放送
長嶋一茂のミライアカデミア ~これからを生き抜くための特別授業~
■質問攻めの一茂!天才たちと学びだらけの大激論!
長嶋一茂が一流の専門家から学びつつ、驚きや疑問、不満などをぶつけ、わかりやすく、かつ楽しく徹底討論。日本が、そして私たちが進むべきミライへの道を探るBS朝日の新・知的エンターテインメント「長嶋一茂のミライアカデミア ~これからを生き抜くための特別授業~」。これまで脳科学から見る長寿、遊廓の歴史、スポーツ、環境問題、私たちのお金と日本経済など、様々なテーマでミライを考察。前回は「日本の住宅問題」をテーマに私たちの住まいと暮らしのミライに斬り込みました。
第8弾となる今回のテーマは「一体どうなる⁉ 2025 天才たちが考えるミライ」。トランプ大統領の再選が日本に与える影響や、AIの進化による日本のミライ、SNSの普及が及ぼすメディアへの影響、日本における学校教育はこれでいいのか? などについて、国内外の最新情報を紹介しつつ徹底解説。
2024年の東京都知事選に出馬した、AIエンジニアの安野貴博氏、量子力学・宇宙論が専門の物理学者でありカリフォルニア大学バークレー校教授の野村泰紀氏、日米に詳しい国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏をゲストに迎え、天才3人が考える日本のミライを探っていきます。
収録が始まる前は、聞きたいことがたくさんありすぎて「時間が足りないかも…」と心配していた一茂が、収録では専門家を質問攻め!番組恒例の激論を繰り広げつつ、分かりやすく要点をまとめて説明する先生たちの話を聞いて、最後は「お腹いっぱいになりました!」と、満足した様子でした。
■AIの進化と量子テクノロジーがミライの希望⁉ 日本のキーとなるのは学校教育⁉
石破茂内閣の誕生や、アメリカ大統領選挙、株価や経済の活発化など、国内外で様々な変化があった2024年。家族が海外に住んでいるという一茂は、やはり円安傾向の為替について気になる様子。さらに、日本の経済に関しては「賃金を上げると、もっと経済が回るのでは?」と天才たちに問いかけ熱いトークを繰り広げました。
AIのスペシャリストである安野氏には、AIの進化によって懸念していることを相談。AIに仕事を奪われる職業や、少子化が加速するかもしれないという不安要素も囁かれる一方で、AIが「老老介護」の救世主になる? など、メリットについても議論されました。そこから、「オールドメディア」と言われているテレビや新聞が、SNSに負けない強みなどについても語り合います。
世界を根本から変えるといわれている量子テクノロジーの話題では、野村氏が、過去に遡ることはできないがタイムリープはすでに起きているといいます。
さらに、日本の学校教育が時代に追いついていないというテーマに移ると、一茂が「若者にも格差が生まれている」と憂いていることを告白しました。
3人の天才と幅広い分野を通してミライについてディスカッションして見えてきた、今の日本を取り巻く様々な問題。一茂の自由奔放な視点からの意見を受けて、専門家たちもわかりやすく現状とミライを分析した「ミライアカデミア」にご期待ください!
長嶋一茂 コメント
Q: 収録を終えられた感想は?
「3名の天才の方たちからいろいろなお話を聞いて、自分なりに吸収できました。今回も様々な情報を得られてすごく良かったと思います」
Q: 収録前は「時間が足りない…」とおっしゃっていましたが、いかがでしたか?
「お腹いっぱいになりました(笑)。聞きたいことはもっとたくさんあって、他の出演者の方々ももっと話したいことがあったかもしれませんが、放送時間に限りがあるので…(笑)。次の『ミライアカデミア』でまたお伺いできたらいいですね」
Q: 先生方のお話で印象に残ったのは?
「野村先生のタイムリープの話がとても興味深かったです。論理上は『浦島太郎みたいなことがあり得るんだ!』とびっくりです。そんな研究をしている人とこうやって話ができるなんて…。量子力学や宇宙はなぜできたかとか、地球が今後どうなるかとか、そんな話をもっと聞きたいなと思いました。相対性理論のアインシュタインの時代から理論がどれほど発展しているのか…そんなことを考えると本当に面白いです」
Q: 今回が第8弾になる本番組の魅力を改めてお聞かせください
「同じテーマでやったとしてもまた違う話ができるところがこの番組の魅力かな。こういう社会的な問題点は今後も考えていきたいし、長く続けていけたらいいな。今やテレビはオールドメディアと言われていますけど、一人でも見ている人がいるなら、こういう番組をテレビで放送する意義があると僕は思っているんで。長く続けていくべきだと思います」
Q: ご家族でもこういう話をする機会はありますか?
「子どもたちとは、SDGsのこととか、東南アジアの安全保障の話とかをします。子どもたちが聞いてくるので答えられないと恥ずかしいから(笑)。情報を入れておかないと。子どもたちは毎日勉強しているけど、俺は何もやっていないからね(笑)」
Q: 収録中に、今の若者たちが成熟していると感心していらっしゃいましたが、どういう時にそう感じるのでしょう?
「SNSの影響もあると思いますが、個性的な人と個性的でない人がはっきり振り分けられているなと。フィジカルの面でも俺らの時とは比べ物にならないような、肉体的なパフォーマンスを発揮しますよね。大谷(翔平)くんとか松山(英樹)くんとか、水泳だって柔道だって、卓球やフェンシングの世界もメダル取っちゃうんだから。スポーツの世界も本当にすごいと思います」
Q: 番組内では賃金のことや教育問題に関して憂いていらっしゃいましたね
「僕は、賃金を上げるだけで、相当な問題が解決すると思っているんですよ。『恒産なくして恒心なし』という言葉が好きで、お金と日本経済をテーマにした時にも収録後に話をさせてもらったけれど、明日食べる自分のパンがないのだから、恵まれない人にパンをあげることはできない。でも自分が食べるパンがあれば他人にパンをあげられる、つまり“恒心”ができるわけですよ。だから、そこに行き着くためにはまず賃金を上げることだと思っているので、個人的生産力の話をさせてもらいました。それと教育の話。点数取った人が偉いみたいな考えの学校教育は違うかなと。俺は、昭和の人間だからそういう考え方なんだよね」
Q: 2025年の抱負や新しく挑戦してみたいことがあれば教えてください
「還暦まであと1年なので、それまでにやっておきたいことを、目標立ててやっていきたいなと思っています。あとはこういう情報番組などを通じて、自分の思っていることや問題だと思っていることなどを、いろいろと発信していこうと思っています。これからのミライのためにも、考え続けていかないとね」
番組概要
【番組名】「長嶋一茂のミライアカデミア ~これからを生き抜くための特別授業~」
【放送日時】2025年1月4日(土)よる9時~10時54分 放送
【放送局】BS朝日
【CAST】長嶋一茂
唐橋ユミ
カンニング竹山
安野貴博(AIエンジニア、起業家、SF作家)
野村泰紀(カリフォルニア大学バークレー校 教授)
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)
【制作】BS朝日、花組
【プロデューサー】川本亞美(BS朝日)
乾弘明(花組)、ミンジ(花組)
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