吉本興業所属のトリオ芸⼈・ジェラードンの代表的なコント『握⼿会』から誕生した、ジェラードンかみちぃ扮するアイドル「如⽉マロン」(読み︓きさらぎまろん)が主催するフェス「Veeeeeda︕」(読み⽅︓ベーーーーーダ︕)が渋谷のduo MUSIC EXCHANGEにて華やかに開催され、音楽と笑いが交錯する一夜となりました。
「如月マロン」とは、“夜勤アルバイトをしながら地下アイドルを務める35歳”という設定の架空のアイドルキャラクターです。唯一のファンである「ごろうさん」(ジェラードン・アタック西本)との握手会で繰り広げられる癖になるようなやり取りが話題となり、そのコントから派生して誕生しました。
イベント当日の出演者には、「かが屋」や「きつね」といった事務所の枠にとらわれない芸⼈、如⽉マロンが⾃⾝のアイコンと語る「ゴリエ」、同世代の女性を中心に幅広い層からの支持を得るシンガーソングライター「阿部真央」、マンガ・アニメ・ゲーム・コスプレといったサブカルに特化したファッションアイコンとして海外でも活躍している「椎名ひかり」、不思議な世界観の一人コントを展開する孤高のピン芸人「もう中学生」らが参加し、このフェスでしか見られないラインナップとなりました。MCは「ジェラードン・かみちぃ」とのYouTube共演も記憶に新しい「トンツカタン森本」が担当し、オフィシャル写真撮影を「加賀翔(かが屋)」が担当しました。カオスなイベントをうまくまとめるMC力にも注目が集まりました。当日のライブレポートにつきましては、次ページ以降をご参照ください。
■如月マロン主催フェス「Veeeeeda!」
販売期間:12/13(金)10:00~視聴終了日12/20(金)の昼12:00
視聴期間:12/13(金)10:00~視聴終了日12/20(金)の23:59
https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/products/maron241207
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如月マロン主催フェス「Veeeeeda!(ベーーーーーダ)」ライブレポート①
お笑いトリオ「ジェラードン」のかみちぃが扮するコントキャラクター「如月マロン」が主催するフェス「Veeeeeda!(ベーーーーーダ)」が、12月7日(土)に渋谷のduo Music Exchangeで開催されました。当日は、本人が呼びたい芸人やアーティストが出演し、歌ありコントあり、さらに如月マロンとのコラボレーションもあって、満員の会場は大興奮となりました。
「如月マロン」は、ジェラードンの代表コント「握手会」から生まれた35歳、夜勤アルバイトの地下アイドルという設定のコントのキャラクターで、唯一のファンである「ごろうさん」(ジェラードンアタック西本)に支えられ、これまでに4曲の楽曲をリリース。1stシングル「イチゴのショートケーキ」のミュージックビデオは、ジェラードンのYouTubeチャンネルで777万回再生を記録しており、今月12月4日(水)に5枚目となるシングル「Veeeeeda!」をリリースしたことを記念して、今回のフェスが開催されました。
フェスがスタートし、オープニングアクトでは、「ラヴィット!」(TBS)の出演で話題となったお笑いコンビ「いちばんかわいい」が登場。原宿やかわいい要素を多用した不思議な世界観で表現される独特の歌ネタ?、楽曲?どちらともとれる2曲を披露し、会場の熱気を一気に高めました。オープニング映像が流れると、イベントのMCを務める「トンツカタン森本」が登場。「この映像の後に森本が出てくるのは厳しい」と語り、主役の「如月マロン」が登場。意気込みを語りながら、さっそくお笑い芸人たちによるネタブロックがスタートしました。
最初に登場したのは「スカチャン」。ローラースケートで登場したヤジマリー。が会場を盛り上げると、大技を決めそうで決めないシブがき隊のモノマネを披露。その後、マロンも登場し、会場は大歓声と共に笑顔に包まれました。
続いて、ライブ撮影のオフィシャルスチールカメラマンも務める加賀と賀屋によるお笑いコンビ「かが屋(マセキ芸能社)」がシュールなコントを展開。ラストのオチでは予想外の展開が待っており、観客からは驚きの拍手が飛び交い送られました。
次に、マンガ・アニメ・ゲーム・コスプレといったサブカルに特化したファッションアイコンとしても活躍しているモデル/アーティスト「椎名ひかり」が登場。過去に共演歴もあるマロンの大ファンでもある椎名は、マロンちゃんの扮装をしたバックダンサーを従え、可憐な歌声でキュートな楽曲を披露したかと思えば、スクリームが響き渡るラウドな楽曲まで幅広いパフォーマンスを披露し観客を魅了しました。
再びネタブロックが続き、マロンの楽曲の出囃子が鳴り響くと会場はカオスな雰囲気に包まれました。「カラタチ」と「如月マロン」によるトリオ漫才「握手会の剥がし」というここでしか見ることができないネタが披露されました。
続け様に登場したきつねは、マロンのマネージャーに扮した大津と、楽曲をプロデュースする淡路扮する「YAEBA」というキャラの3人でコントに挑戦。 謎の新曲に困惑するマロンがツッコミになるという見たことないネタに観客も大盛り上がり。
ネタブロックのラストには、もう中学生が登場し、マロンやその他芸人を舞台上に呼び込んで、観客を巻き込みながら「雑踏納豆ゲーム」をスタート。奇想天外なオチに、舞台上の芸人から総ツッコミされる場面は観客も舞台上の芸人も大爆笑でした。
如月マロン主催フェス「Veeeeeda!(ベーーーーーダ)」ライブレポート➁
アーティストブロックでは、 2025年1月に15周年イヤー締めくくりのワンマンライブを控えるシンガーソングライターの「阿部真央」が登場。緊張を伝えつつも、いざ演奏が始まるとそれまでの笑いが起こっていた舞台上とは打って変わり、アウェーな状況をもろともしない圧巻のパフォーマンスを披露し、2階で観ていた芸人も思わず歌ってしまうほどの神セトリに観客と出演者を大興奮させました。
ゲストパフォーマンスのラストを飾ったのは、コントキャラの大先輩「ゴリエ」。チアダンス世界1位のパフォーマンス集団プラネッツを従えて登場し、「Micky」を披露。平成から令和に繋いでいかないといけないと語るゴリエは後輩のマロンと「ペコリナイト」をコラボパフォーマンスし、観客を圧倒しました。今回のフェスでしか見れない奇跡のコラボに会場も拍手が鳴り止みません。
フェスのラストでは、「如月マロン」が新衣装で登場。3年ぶりの新曲で話題になった「affogato」(2024年7月リリース)をバックダンサーと共に披露した後、続けざまに一人で「モンブラント」を歌唱、そして再びバックダンサーと新曲「Veeeeeda!」を披露。事前にYouTubede公開したチアリングガイドの効果もあり、観客と共に熱狂的な盛り上がりを見せました。最後には「Sweet♡マロン」を歌い、曲の終盤で大量のサインボールを観客に投げ込みました。曲が終わった後も、サインボールを投げ続けるマロンに会場は爆笑の渦に包まれました。
アンコールでは、「Veeeeeda!」を再度披露し、出演者を呼び込んで「いちごのショートケーキ」を歌おうとすると、2階に「ごろうさん」が登場。最後まで観客を楽しませる展開で、2時間を超えるライブは大盛況のうちに終了しました。
なお、「Veeeeeda!」の配信アーカイブ映像については、音源・音楽等の権利許諾の都合により、「ゴリエ」のパフォーマンス2曲が無音となっていますが、12月13日(金)10:00より再販売・再視聴が開始されます。
また、会場で販売されていた如月マロンオフィシャルグッズも、よしもとネットショップで販売が開始されました。会場に来られなかった「やきぐり」(如月マロンのファンネーム)も、ぜひチェックしてください。