株式会社東洋館出版社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:錦織圭之介)は、コベルコ神戸スティーラーズ所属の山中亮平選手の自伝『それでも諦めない』を一般書レーベル「TOYOKAN BOOKS」より2024年12月18日に発売いたします。
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4491056706
第一章は、昨年フランスで9月8日から開幕した「ラグビーワールドカップ2023」に向けた、日本代表登録メンバー発表のシーンからスタートする。8月15日の代表発表まであと10日のところで、山中亮平選手は代表メンバー落選の知らせを受ける。
自国開催となった「ラグビーワールドカップ2019」では、全5試合に出場し、日本・アジアラグビー史上初の8強進出に大きく貢献した。2023年までもコンスタントに代表メンバー入りし、日本代表入りが有力視されていた。
しかし、まさかの落選――。
世間で公表されるまであと10日間のなかで、その後の心情、家族への報告、同期や先輩たちの支えなど、アスリートのリアルな苦悩と裏側を本書で赤裸々に語っている。
第二章からはこれまでの人生を振り返っている。もともとはオリンピックの水泳選手を目指していたという小学生時代。多くのメダリストを輩出するイトマンスイミングスクールで厳しいトレーニングに励み、同時期には寺川綾さんや入江陵介さんなどもいたという。小学4年生時にはジュニアオリンピックにも出場したほどである。
しかし、中学生になると、これまで努力してきた水泳をやめることになる。そして出会ったのがラグビー。中学1年の冬からラグビーをはじめ、中学3年時にはオール大阪(選抜)に選ばれるまでになる。高校はラグビーの強豪・東海大仰星に進み、攻撃的なSO(スタンドオフ)で〝ファンタジスタ〟とも呼ばれ、3年時には全国高校ラグビー大会で優勝。早稲田大学に進学後も1年からスタメンで出場し、1年・2年時は全国制覇を経験。大学在学中には日本代表にも選出された。
順風満帆に来たかと思えば、22歳の春、ドーピング検査に引っかかり突然の資格停止処分で〝空白の2年間〟を過ごし、ラグビーとは全く離れた会社員生活を経験した――。
これまで紆余曲折を経てきた山中亮平選手。苦しいことのほうが多かったこれまでの道のりを、なぜ諦めずに歩いてこられたのか?
本書では、自身の人生を振り返るとともに、その信念が明かされる。
☆ジャパンラグビーリーグワンは12/21開幕☆
山中亮平選手が所属するコベルコ神戸スティーラーズの開幕5試合は以下のとおり。
[第1節]12月21日(土)14:00~ vs 静岡ブルーレヴズ(ヤマハスタジアム)
[第2節]12月29日(日)14:30~ vs 横浜キヤノンイーグルス(ノエビアスタジアム神戸)※
[第3節]1月5日(日)13:00~ vs 東芝ブレイブルーパス東京(味の素スタジアム)
[第4節]1月12日(日)14:30~ vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原ギオンスタジアム)
[第5節]1月19日(日)12:05~ vs 浦安D-Rocks(ノエビアスタジアム神戸)※
(※はホストゲーム)
[著者プロフィール]
山中 亮平
Ryohei Yamanaka
1988年6月22日生まれ、大阪府出身。中学1年の終わりからラグビーをはじめ、東海大学付属仰星高校(現・東海大学付属大阪仰星高校)では攻撃的なSO/スタンドオフで〝ファンタジスタ〟とも呼ばれ、3年時には全国高校ラグビー大会で優勝した。早稲田大学に進学後はすぐに頭角を現し、1年・2年次に全国制覇を経験。大学4年の春には日本代表初キャップを獲得した。大学卒業後に神戸製鋼コベルコスティーラーズ(現・コベルコ神戸スティーラーズ)に入団。2018-2019シーズンにはトップリーグで15年ぶり、日本選手権で18年ぶりの日本一を果たした。その翌年に開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会では全5試合に出場し、日本・アジアラグビー史上初の8強進出に大きく貢献した。2021年以降も継続して日本代表に選出されるが、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の直前ではまさかの落選。しかし、大会期間中に追加招集され、2大会連続のワールドカップ出場を果たした。日本代表は30キャップ。
[書籍情報]
書 名:それでも諦めない
著 者:山中亮平
判 型:四六判
頁 数:200
発売日:12月18日
価 格:1,760円(税込)
ISBN:978-4-491-05670-8
発行元:東洋館出版社
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