実用書や児童書、教養書を発行する出版社、株式会社ナツメ社(東京都千代田区、代表取締役:田村正隆)は、『いざというときに困らないために 今から考える 実家じまい・墓じまい』(https://amzn.asia/d/crQCy96) を12月16日に発売します。実家の売却、相続の基本と遺品整理、墓じまいまで、専門家がていねいに解説する1冊です。
空き家は維持するだけでも費用がかかります。2014年に制定され、その後2023年に改正された空家法(空家等対策の推進に関する特別措置法)により、税金が上がるリスクも出てきました。同じように、実家のお墓も継承されずに放置され問題となるケースが増えています。親亡き後の「実家」と「お墓」については、いざというときに慌てないように、早めの準備、心構えが必要です。
本書では、実家の売却などにも詳しい一級建築士の弘中純一さん、シニアの暮らしの専門家である小谷みどりさん、遺品整理の専門家である横尾将臣さんのそれぞれに話を聞き、親が元気なうちに確認すべきこと、実家の売却、相続の基本、遺品整理、墓じまいまで、最新情報を資料も交えてわかりやすく解説しています。また、さまざまな体験談も掲載しています。「こんなことがあるんだねぇ、うちはどうする?」と相談するきっかけにもしていただける1冊です。
章頭と章末には、マンガ家のあさと ひわさんによるマンガを掲載。親の認知症介護の経験があるあさとさんのマンガは、ほっこりさせつつも当事者の心情に寄り添った内容です。本書に目を通し、家族の将来に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
1章 「誰も住んでいない実家」を放置したらどうなるの?
2章 親が元気なうちに、確認しておく「実家のこと」
3章 空き家の放置になる前に、「実家を売却」する
4章 親が亡くなった後の「実家の相続」について
5章 スムーズに終わらせる! 「遺品整理」のコツ
6章 「実家のお墓」、どうしたらいいですか?
弘中 純一(ひろなか じゅんいち)
一級建築士事務所アルド住宅研究所主宰・宅地建物取引士
国立大学建築工学科卒業後、一部上場企業にて一戸建てハウジング事業の開発プロジェクトに、その後、建築事務所にてマンションの内装プレファブシステムの技術開発に従事する。独立して建築事務所を立ち上げ、住宅の設計、施工、リフォーム、売買などの業務を行う。現在は、設計、不動産売買、投資、賃貸、リフォームなど住まいのコンサルティングをメインに活動。Webサイトで住宅・不動産に関する記事を執筆。ホームページにて、情報発信や住宅に関する無料相談を受けている。
小谷 みどり(こたに みどり)
一般社団法人シニア生活文化研究所代表理事
1969年大阪生まれ。奈良女子大学大学院修了。第一生命経済研究所主席研究員を経て、2019年より現職。専門は死生学、生活設計論、葬送関連。大学、自治体などで「終活」に関する講義や講演多数。11年に夫を突然死で亡くしており、立教セカンドステージ大学で配偶者に先立たれた受講生と「没イチ会」を結成。著書に『お墓どうしたら?事典』(つちや書店)、『〈ひとり死〉時代のお葬式とお墓 』(岩波新書)、『没イチ パートナーを亡くしてからの生き方』(新潮社)など多数。
横尾 将臣(よこお まさとみ)
メモリーズ株式会社代表取締役
ラガーマンであり、サックスプレーヤーという異色の経歴を持つ。祖母が入浴中に亡くなったことをきっかけに、遺品整理の必要性を感じ、遺品整理の専門業者・メモリーズを設立し現在に至る。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介され、話題に。核家族や少子化が進むにつれて、需要は飛躍的に高まっている。「葬儀は肉体的な別れ、遺品整理は精神的な別れ」と考え、遺品を整理するだけでなく、悲しみに暮れる遺族の心も整理する。
あさと ひわ
埼玉県生まれ、東京都在住。大学卒業後、デザイン会社、編集プロダクション勤務などを経て、イラストレーターとして活動。『ねぼけノート 認知症はじめました』(朝日新聞出版)では、認知症となった父との関係を描く。好きなものはおやつ、昼寝、野鳥。
『いざというときに困らないために 今から考える 実家じまい・墓じまい』
監修者:弘中 純一・小谷 みどり・横尾将臣
発行:ナツメ社
定価:1,650円(税込)
仕様:四六判/256ページ
発売日:2024年12月16日
Amazon ⇒ https://amzn.asia/d/crQCy96
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