株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、メールやメッセージ、各種SNSなどを通じて、家族、友人、パートナーとのコミュニケーションで生まれた、心が動いた「愛のあるメッセージ」を募集するコンテスト「ドコモ 愛のあるメッセージ大賞」(以下、本コンテスト)を開催し、応募作品数2,207作品の中からグランプリをはじめとする計21作品の受賞を決定しました。
本コンテストは2024年8月1日(木)から2024年9月30日(月)の間でメッセージを募集し、歌手のMISIAさん、歌人の木下龍也さん、日本文学者で早稲田大学特命教授のロバート キャンベルさん、小説家の辻堂ゆめさんら審査員によって厳正な審査を実施しました。
2013年まで実施していた「愛のあるメール大賞」の当時の応募作品と同様、「親と自分」の間で交わされたメッセージの応募が最も多く、次いで「友人・知人と自分」の間で交わされたメッセージが多い傾向となり、相手を想う気持ちや寄り添うやさしさ、ユーモアのあるメッセージが多くみられました。受賞した21作品も、日常の何気なくも心あたたまるメッセージや、人生の転機における家族や友人からの励ましのメッセージなど、大切な人との絆が深まる場面が浮かぶ作品が多くみられました。テキストだからこそ起きた誤変換から生まれた笑いや、父や母からの想い、離れた友人から伝わる友情など、さまざまな形の愛のあるメッセージ、受賞作品はどれも人と人とのあたたかなつながりを再確認できる内容でした。
グランプリに選ばれたボブピースさんの作品は、メッセージの受け手に対してはもちろん、受け手と同じような困難に直面しているすべての人に対する、広い愛が表現されたメッセージでした。特別審査員のMISIAさんは「自分の身に起きたことではなくとも自分のことのように考えて、個と全のどちらにも愛を伝えている。今のこの時代に響くメッセージだなと思いました。」とコメントいただきました。また辻堂ゆめさんからは「シンプルなのに大きな愛が詰まっている、何度も読み返したくなる文章だなと思って、最初読んだときからはっと胸に迫るものがありました。」とグランプリ作品に感動した様子でお話いただきました。
そのほか受賞作品および各審査員からのコメントは、特設サイト内(https://www.docomo.ne.jp/special_contents/love-message/)にて12月19日(木)より公開します。
ドコモはこれからも、みなさまの驚きや幸せをつなぎ、社会を豊かで幸せなものにするために取組んでまいります。
【受賞作品(一部)】
■グランプリ
■審査員賞
特別審査員賞(MISIA)
審査員賞(ロバート キャンベル)
審査員賞(木下龍也)
審査員賞(辻堂ゆめ)
審査員賞(NTTドコモ)
【株式会社NTTドコモ 代表取締役社長 前田 義晃コメント】
ドコモグループは、「つなごう。驚きを。幸せを。」という新たなブランドスローガンを公表しました。 “つなごう。”には、情報の伝達という意味はもちろんのこと、こだわりをもって通信を高い品質でつなげてゆくこと、異なるコミュニティや人を組み合わせて、新たな価値を生み出して育んでいくこと、さらに絆を”つなぐ”という意味も込めております。
今回「愛のあるメッセージ大賞」では、家族や仲間たちとの絆を深く強く”つなぐ”ことで生まれた幸せを、数多くご応募いただきまして、誠にありがとうございます。 我々ドコモグループは、今後も、すべての人が幸せを感じられる世界をめざし、人々の絆をつないでまいります。
【審査員コメント】 ※敬称略
■特別審査員:MISIA(歌手)
審査は非常に難しかったです。グランプリ作品には、直接は届かないかもしれないけれど愛を伝えたい、そんな強い想いを感じました。そしてその愛がその方だけではなく、同じ痛みを抱える他の方々にも届くような内容で…。
今の時代は大変なことも多いからこそ、支え合って生きていくために、人の痛みや状況を自分のことのように捉えて想いを伝えることがとても大事だと思います。そんな今の時代に必要な、大きな愛のあるメッセージだと感じました。皆さんの愛のあるメッセージ、どの作品も素晴らしかったです。
参加させていただきありがとうございました。
■審査員:ロバート キャンベル(日本文学者、早稲田大学特命教授)
自分以外の人たちがどのようなメッセージを送り合っているかをはじめて知りましたし、普段私が書いているメッセージを振り返る機会を得ることもできました。
広告のコピーのような説明的な文章とは違います。親しい関係の相手に送るからこそ、具体的な言葉で短く紡がれたメッセージは、まったく関係のない私にさえさまざまな愛の色や濃さ、深さを感じ取らせてくれます。エピソードとともに時間をかけて吟味することで、じんわりと味が沁み出るように伝わってくる真の言葉だと感じました。
■審査員:木下 龍也(歌人)
審査を通して、愛のあるやり取りがこんなにも人々の間で行われていることを知り、暗い世の中かもしれないけれど確かに希望はあるなと感じました。
親密だからこそポンっと渡す言葉、相手を思いやるがゆえの自然なユーモアなど、どのメッセージにもつくりものではない美しさが宿っていて、1つ1つの作品に胸を打たれ、涙をこらえながら読ませていただきました。
■審査員:辻堂 ゆめ(小説家)
自分が普段ミステリー小説という長い文章を書くからこそ、短いメッセージのやり取り特有の、自分では思いつかないような驚きのある表現にたくさん出会えたとともに、誰しもが自分にとって大切なメッセージを抱えているということを再認識でき、あらためてとても尊いことだと感じました。
自分も子どもがいるので、将来的にメッセージのやり取りの際に、お手紙みたいな形で真心を込めたメッセージを送りたいな、願わくは子どもたちからも返ってきたら嬉しいなという未来を想像しました。
■審査員:寛司 久人(株式会社NTTドコモ ブランドコミュニケーション部長)
この度は、愛のあるメッセージ大賞に2,200件を超える多くの心温まるメッセージをご応募いただき、誠にありがとうございました。
みなさまからいただいたメッセージには、送る相手を想う気持ちが込められていて、とてもあたたかい気持ちになりました。
コミュニケーションには、世の中をあたたかく、そしてよりよく変えていく力がある。そう信じております。
これからも、みなさまの驚きや幸せをつないで、世の中をより豊かにしていくことができるよう、ドコモとしても努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。