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「人間五十年」といわれていたころにくらべ、近代医学の発展によって、人間の平均寿命はじわじわと延びて、日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えています。
しかし、現代ほど医療技術が進歩していなかった時代にあっても、長寿を全うした偉人が何人もいました。
短命と言われる中世・近世にあって、なぜあの人物は長生きできたのか。
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ヒルに血を吸わせてマラリアを治した藤原定家
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七つの健康ルールで九つの幸せを手にした杉田玄白
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自ら漢方薬(八味地黄丸)を調合し健康を維持した徳川家康
……本書は「人生百年時代」といわれる現代人、必読の一冊です。
本書の目次
著者プロフィール
武光 誠 (たけみつ まこと)
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は、日本古代史、歴史哲学。著書に 『荘園から読み解く中世という時代』『渡来人とは何者か』(河出書房新社)、『古代史入門事典 』(東京堂出版)、『図説 ここが知りたかった!神道』(小社刊)などがある。
書籍情報
日本史を生き抜いた 長寿の偉人
著者:武光 誠
発売日:2024年12月20日
定価:1,925円(税込)
ISBN:978-4-413-23388-0