株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、出版、放送業界初!フジテレビアナウンス室所属のアナウンサー6名が「料理」をテーマに物語を綴った短編小説「フジテレビアナウンサー短編小説(※タイトルは仮)」を、2025年3月3日(月)に発売。
2024年12月21日(土)より予約受付( https://www.amazon.co.jp/dp/4198659729 )を開始致します。
独身時代、最後の手作り料理は覚えていますか?
宮司愛海アナウンサーが今回挑戦するのは、ロールキャベツを作り続けてしまう独身OLが主人公の一晩の物語です。
職場のストレス、恋愛関係、不安な将来など、悩みがつきない女性は、ぼやきつつ、時に自分に突っ込みながら丁寧にロールキャベツを作ります。作るのに手間がかかり、キャベツで包まれ中が見えないロールキャベツはまさに自分のようだと。
もちろん、ロールキャベツを作るだけで人生は好転しません。しかし、その晩の料理は、主人公を明るい将来へ導く存在となるのです。「もやもやのロールキャベツ」
本書は、料理は科学だと言い切るシェフ、母が作るペペロンチーノの隠し味を知りたい社会人、家事育児のストレスに爆発して家庭での料理担当を夫に一任する母親、朝ご飯をめぐって親と喧嘩してしまう小学生、都会の生活を謳歌しつつ故郷の梅干しに惹かれるOLなど、「料理」をテーマに描かれる物語が連なるアンソロジーです。
舞台も主人公も、時代も違いながら、共通するのは、物語の豊かな世界を通し、優しい気持ちになれること。
お腹も心も満たされる物語をぜひお楽しみください。
<書誌情報>
商品名 :フジテレビアナウンサー短編小説(※タイトルは仮)
発売日:2025年3月3日(月)
定価:1,980円(税込み)
著者:安宅晃樹、佐々木恭子、島田彩夏、谷岡慎一、西山喜久恵、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
判型:四六判 208ページ
発売元:株式会社 徳間書店
全員が初めての小説執筆です。皆さんに「絶対大丈夫、書けます!」と言っておきながら、正直不安もありました。
しかし、完成した作品は冷静沈着なアナウンサーがゼロから書いたらこうなるのか!という驚きと、
日本語のプロだからこそ書けた声に出しても美しい物語の連なりとなっておりました。
すべての作品に共通する、どこか懐かしさと暖かさを感じる人生のエール。
いち文芸編集者として、早く読者に届けたい思いでいっぱいです。
読後、皆さまの心に小さな灯がともりましたら幸いです。
徳間書店 文芸編集部 鶴田大悟
安宅 晃樹(あだけ・こうき)
生年月日 1992年12月25日
出身地 山口県
入社年 2017年
趣味 育児・お酒を飲むこと
特技 書道・水泳
【作品タイトル】満天のハンバーグ
4歳の息子に、日々、絵本の読み聞かせをしています。子供が大きくなった時に『この本はパパが書いたんだよ』と言ったら驚くかな・・・?という思いと、小さい頃から文章を書くことが苦手だったので、苦手克服に絶好の機会だと思い参加を決意しました。
料理をすることは好きで、頭の中でいろいろなイメージをするも、そこから物語としてどう落とし込んでいくかに苦労しました。
最後まで読んだ後、『あの描写はこういうことだったのか』という要素をいくつか盛り込んだので、ぜひ再読してもらえると嬉しいです。
佐々木恭子(ささき・きょうこ)
生年月日 1972年12月17日
出身地 兵庫県
入社年 1996年
趣味 オンラインピラティスにはまっています。日々、随意筋と対話しています。
特技 物事の逆算と段取り
【作品タイトル】カレーリレー
無理かも?と思うチャレンジこそ『やってみる』のがモットー。小説を書くことは予想もしていなかったですが、大好きな“本”に関われるチャンスであればやらないわけにはいかないです。なんとか書き終えて、清々しいです。
自分の中の『こうでなくっちゃ』という思い込みを手放すと、人生はもっと豊かに、もっと“今、この瞬間”が楽しくなるような気がします。
『カレーリレー』を読んで、何か自分をしんどくさせている思い込みや縛りがほどけるといいなと思いますが、ただただ、楽しんでもらえたら嬉しいです。
島田 彩夏(しまだ・あやか)
生年月日 1974年5月12日
出身地 愛知県
入社年 1998年
趣味 本を読むこと、映画を観ること、お酒を飲むこと(ワイン)、文章を書くこと、旅をすること
ひとりでバーや居酒屋で本を読みながらお酒を飲む時間サイコー
特技 大食い&酒飲み。 先日、お酒を流し込みながらお鮨のコース(と追加数貫)を平らげた後、
その足でラーメン屋に吸い込まれ食券を買っていたときには自分で驚きました。
と、メイクは早いです。基本、メイク室に10分はいないです。
【作品タイトル】母からの梅干し
食べることは生きること。それぞれの思いが込められた“食”のストーリーは書き手の人生観が垣間見られるテーマだと思います。
イチから物語を生み出すのは至難の業でした。完全に創造の物語ですが、作中の梅仕事は実体験から。幼い頃、祖父母の家に梅の木がありそこで梅もぎや乾燥、ヘタ取りなどをしていたことは懐かしく温かい思い出です。自分の居場所はどこにあるのか。誰しも、特に若かったり、気を張らなくてはならない環境にいたりすると時として見失うこともあります。だけど居場所はいつだって自分自身の中に見出すことができる。そんなことを感じていただけたら嬉しいです。
谷岡 慎一(たにおか・しんいち)
生年月日 1987年2月16日
出身地 高知県
入社年 2010年
趣味 料理・食べること・スポーツ観戦・ダイエット
特技 料理・リバウンド
【作品タイトル】空色のペペロンチーノ
普段から本を読んでいる時に、作者がどうストーリーを考え、物語を構築していくのかに興味がありました。今回、自分で書いてみたら少しでも作者の気持ちがわかるかもしれない、またアナウンサーとして表現の幅が広がるかもしれないと思い、参加しました。
テーマである“料理”の細かい描写や、主人公の心情の変化など短い話の中でどう描けば読者の方に伝わるのか試行錯誤しながら書き進めていきました。
今回は自分でも作る事の多いパスタ料理『ペペロンチーノ』が題材。料理を通して人間関係を見る目が変わっていく主人公の様子を楽しんでいただければと思います
西山 喜久恵(にしやま・きくえ)
生年月日 1969年6月22日
出身地 広島県
入社年 1992年
趣味 50m自由形(38秒切りを目指しています)、舞台鑑賞、演劇・歌舞伎・ミュージカル・
駅伝取材 仕事なのか趣味なのか分からないくらい詳しくなりました。
特技 ダンスが得意でした。ジャネットジャクソンなど…。上智大学のキャンパスで踊ってました。
バレエ・オペラなど、とにかくライブパフォーマンスが大好きです。
【作品タイトル】鯛の鯛
旅館の娘として育ったため、365日、朝から晩までいつも私の周りには、“料理”が溢れていました。
小説を書く材料はたくさんあると思っていたのですが…。自分の伝えたい想いを上手く表現できず悩んでいる時、『登場人物のセリフで表現してみては?』とアドバイスをいただき、そこから物語が動き出しました。幼き頃の記憶をベースにいろいろなシーンをつないだフィクション。主人公の旅館の娘と、彼女を取り巻く優しい登場人物とのかかわりなど、個々のキャラクターの魅力があふれています。
バリバリの広島弁で会話が繰り広げられていますので、是非音声でも伝えられたらと思っています。
宮司 愛海(みやじ・まなみ)
生年月日 1991年7月29日
出身地 福岡県
入社年 2015年
趣味 読書、寄席通い、一人旅、音楽、フィルムカメラ、お酒、手の込んだ料理を作る(ストレス発散のため)
特技 人の顔を覚えること 一人でどこでも行けること
本の裏面にある内容紹介を読んで、最もその時の心境に合った本を選ぶこと
【作品タイトル】もやもやのロールキャベツ
小説はじめ本を読むのが昔から好きで、『いずれは書く側にまわってみたいなあ』と思っていました。
小説のテーマは“料理”。作る人、食べる人、立場は違っても生きていれば誰しもが関わっている“人類共通の話題”だと思います。作るのも食べるのも好きなので、どういった目線で“料理”というテーマに取り組むか迷いましたが、作中に出てくる“ロールキャベツ”は実際に私もよく作る料理で、数回作っていくうちに会得したコツや隠し味なども盛り込みました。
もし今後ロールキャベツを作ってみようという方がいたら、レシピにも注目していただきたいです。
6人のアナウンサーが初めての小説執筆に奮闘する姿は、
【公式】 フジテレビアナウンサーch. YouTubeチャンネルや、TikTokでレポートしていきます。
第1弾の動画は、2025年1月中旬~下旬に配信予定!
<YouTube> https://www.youtube.com/@ch.1054
<TikTok> https://www.tiktok.com/@fujitv_announcer
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