株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:谷口奈緒美)は2024年12月20日に『超長寿化時代の市場地図 多様化するシニアが変えるビジネスの常識』(スーザン・ウィルナー・ゴールデン著、佐々木寛子訳)を刊行しました。
2035年にアメリカで65歳以上の人口が18歳未満を上回るといわれ、また日本でも65歳以上人口が総人口の30%に迫るなど、世界的に長寿化が急速に進んでいます。そのなかで、これまでのように高齢者を「シニア」「老後」「シルバー」などと一括りにしていては、眼の前に広がっている3200兆円規模の未開拓市場をみすみす失ってしまうかもしれません。
■年齢ではなく「ライフステージ」で捉える新発想
本書は、この長寿経済をビジネスチャンスに変えるためにどのような発想や取り組みが必要かを論じるとともに、高齢者を多様な価値観とライフスタイルを持つ新しい消費者層として、「年齢」ではなく「ライフステージ」による市場理解の重要性を説きます。
本書では、以下について詳しく論じていきます。
長寿市場の魅力と可能性の深掘り
旧来の顧客理解やチャネルの課題解決法
エイジズム(年齢差別)を排除した新しいマーケティング戦略
成功企業の具体的な事例研究
本書は、人口の高齢化を「危機」ではなく「チャンス」として捉え直します。ビジネスや政策にイノベーションを起こし、人々の健康や生活をより良くするための具体的な指針を示します。
はじめに――人口動態の新たな現実
第1部 長寿化を理解する
第1章 寿命から健康寿命へ
第2章 年齢いろいろ、ステージはそれぞれ
第3章 ステージでマーケティングする
第2部 ビジネスチャンスと課題
第4章 長寿ビジネスのチャンスを見つけよう
第5章 カスタマーの実像を見極める
第6章 チャネルの課題に取り組む
第7章 起業家のチャンス
第8章 長寿化への投資と「配当」
結び――「これから期」を生きる
【著者紹介】
スーザン・ウィルナー・ゴールデン
スタンフォード大学経営大学院の講師であり、同大学のディスティングイッシュト・キャリア・インスティテュート(DCI)にてdciXインパクト・イニシアティブのディレクターを務める。ベンチャーキャピタルのテックスターズの長寿部門のメンター、ピボタル・ベンチャーズの介護イノベーション部門のパートナーであり、スタートアップや一般企業の長寿戦略のアドバイザーも務める。ベンチャーキャピタル、公衆衛生、ライフサイエンスの各分野でキャリアを積み、その多角的・学際的な視点で長寿社会のビジネスチャンスを捉えている。自身も「年齢ではなくステージだ」という考え方を体現し、マルチステージの人生を実践中。
ハーバード・T・H・チャン公衆衛生大学院で博士号を取得。ハーバード・ビジネス・スクールのマネジメント・デベロップメント・プログラム参加、2016年にスタンフォード大学DCIフェローに選出される。
【書籍情報】
タイトル:『超長寿化時代の市場地図 多様化するシニアが変えるビジネスの常識』
発売日:2024年12月25日(オンラインストア12月20日先行発売)
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:単行本 四六判/288ページ
ISBN:978-4-7993-3115-6
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