株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:谷口奈緒美)は2024年12月20日に『現場から考える製造業のDX DX TODAY編』(横河デジタル株式会社 清水誠 [DX TODAY発行人]著)を刊行しました。
少子高齢化、設備の老朽化、人件費の高騰、不安定なサプライチェーンなど、製造業は様々な問題に直面しています。そうした中、DX推進は喫緊の課題ですが、思うように進んでいないのが実情です。
DXに関する本は多数出版されてはいるものの、その本で紹介されている1つの方法が自社に合うとは限らず、社風や文化、方針の違いもあります。
そこで、1つの方法が合わなくても、複数の現場の実例があれば、自社に合った方法を見出すことができるのではないかと思い、多種多様な製造9社のDX事例を1冊にまとめました。
DXを進めるための手順、目的、導入したITなども、各社ごとに異なります。
様々な事例の中から、自社に合うDXのヒントを見つけていただければ幸いです。
デジタル部門の責任者の声だけでなく、現場担当者にも取材しているため、経営と現場がどのような形でDXを進めてきたかがわかります。
ホストである横河デジタルの鹿子木宏明社長がデジタル部門の責任者と対談し、どのような形でDXを進めてきたか、苦労した点などを伺っています。また、これからDXを進めようとしている企業へのアドバイスなどにも言及。
さらに、その対談で触れられたDXについて、より詳しく話を伺うために現場担当者に取材しており、経営陣とはまた違った側面で知ることができます。
各社の事例のあとには、コラムでさまざまなDXの視点を紹介。「教育から始めるDX」、「基幹システムの刷新から始めるDX」、「テクノロジーによるDX」、「海外の動向を見極めたDX」、「経営戦略としてのDX」など、最新動向を交えて製造業DXの切り口に触れています。
「DX TODAY」とは
「DX TODAY」は、製造業のDX推進に有益な情報を顧客に提供するため、横河デジタル株式会社が作成・配布している季刊誌です(非売品)。
横河デジタルの鹿子木社長と製造業各社のDX責任者による対談、DXを推進している現場への取材のページなどで構成しています。
第1章旭化成のDX
第2章三菱自動車工業のDX
第3章堀場製作所のDX
第4章IHIのDX
第5章日本ペイントグループのDX
第6章荏原製作所のDX
第7章トクヤマのDX
第8章太陽ホールディングスのDX
第9章キッツのDX
第10章 横河のDX その始まり
清水 誠(しみず・まこと)
横河デジタル株式会社 執行役員
慶應義塾大学理工学部卒業。日本IBMにてハードディスクの生産ロボット開発からキャリアをスタートし、その後システム開発のPM、アウトソーシングのプリセールス等に計17年間従事。2014年よりアビームコンサルティングの執行役員プリンシパルとしてIT戦略やアウトソーシング、ITデューデリジェンス等を専門として様々な企業をサポート。グローバルビジネス経験も豊富で、上海、シンガポール、ミャンマーに駐在しグローバル案件を多数リード。2023年より横河デジタルの創業メンバーとして参画。センサーから経営までをサポートするDXコンサルティング事業責任者。「DX TODAY」発行人。
横河デジタル
製造業生まれのコンサルティングファーム。現場と経営をつなぎ、製造業の次世代を共につくることを目的に、横河電機で培った知見を生かし、製造業のDXを支援しています。
タイトル:現場から考える製造業のDX [DX TODAY編]
発売日:2024年12月25日(オンラインストア12月20日先行発売)
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:B6判/248ページ
ISBN: 978-4-910286-48-8
定価:1980円(税込)
〈紙書籍〉
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