UHA味覚糖株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:山田泰正)は、世界的コンペティション「XPRIZE Healthspan」(賞金総額1億100万ドル)に挑戦する取組みを、オートファジー活性化における研究成果を詰め込んだ「オートファジー習慣」シリーズサプリの提供によってサポートします。 「XPRIZE Healthspan」は、健康寿命を延伸し、人生の質を晩年まで高める革新的な手法を発見・推進することを目的とした世界的なコンペティションです。
UHA味覚糖は、オートファジーにおける研究成果を反映させた製品「オートファジー習慣」シリーズサプリの提供や臨床試験実施支援で「XPRIZE Healthspan」コンペティションへのチャレンジをサポート。※写真は「オートファジー習慣プラチナム」
世界をリードする日本のオートファジー研究
現在、老化抑制の研究が世界中で進められており、超高齢社会に突入する日本でも健康寿命の延伸を課題として様々な分野で研究が進められています。
その中でもカギとなる機能として注目されているのが「オートファジー」。これは自食作用とも呼ばれ、細胞内にある不要な物質を細胞自身が分解し、リサイクルする機能のことです。1993年、大隅良典(現・東京科学大学栄誉教授)が酵母からオートファジーに必要な遺伝子を発見し、その功績によって2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。その後も、日本では重要な発見が積み重ねられており、この分野の、特に基礎研究において世界をリードしています。
老化抑制の革命を目指す「XPRIZE Healthspan」コンペティション
「XPRIZE Healthspan」は、加齢に関連する慢性疾患のリスクを軽減し、健康寿命を積極的に10年(目標は20年)延伸、人生の質を晩年まで高める、予防的で利用しやすい革新的な手法を世界中から募るコンペティションです。
このコンペティションに、株式会社AutoPhagyGO(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:石堂 美和子)と、キュレーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:根本 隆之)、株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑)は、12月20日、「オートファジー」を切り口とした、細胞の老化制御に関する提案書を提出し、参加を表明しました。
今後、食事・サプリメント・運動・睡眠の4領域に働きかける「オートファジーリブーストプログラム」を構築し、オートファジー活性化へ向けて臨床試験による評価やデータ分析などに取り組みます。
コンペティションで選出された上位40チームは、2025~2026年に一回目の臨床試験を実施。その後、上位10チームは2026~2029年に二回目の臨床試験を実施し、2030年に最終審査が行われます。
国内での研究・製品開発をリードするUHA味覚糖ならではのサポート
UHA味覚糖株式会社は、大隅良典教授と研究を共にしてきた大阪大学名誉教授 吉森保氏との出会いをきっかけにオートファジーの魅力と可能性を感じオートファジーの研究、製品開発に着手しました。
吉森氏が取締役を務める株式会社AutoPhagyGO(2019年設立)に対しても、2020年から3年で1億6千万円の第三者割当増資を引き受けるなど、積極的に国内におけるオートファジー関連の研究、製品開発を牽引してきました。
そして、ウロリチンAとレスベラトロールという成分を組み合わせるとオートファジー活性が高まることを発見するなど、着実に成果を積み上げ、それらの成果を詰め込んだ製品「オートファジー習慣」シリーズサプリを開発、発売を現実のものとしてきました。
今回、UHA味覚糖は、この「オートファジー習慣」シリーズサプリの商品提供及び、臨床試験実施支援において「XPRIZE Healthspan」コンペティションへの上記挑戦をサポートします。
※株式会社AutoPhagyGO:オートファジー研究の世界的権威である、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻特任教授(大阪大学名誉教授)吉森保氏らの研究成果を基に、2019年に設立された大阪大学発のスタートアップ。オートファジーの作用を活用した創薬や健康関連商品などの研究開発を手掛ける。