イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』の2025年1月1日の劇場公開に向けて、演出家デレク・ディーンさん、映画監督ドミニク・ベストさん、主演ダンサーであるイ・サンウンさんとギャレス・ハウさんからメッセージが届きました。
また、皆様のご期待に応えて、追加で、神奈川・kino cinéma横浜みなとみらいと福岡・kino cinéma天神の劇場でも上映が決定しました!
【クリエーター・出演者からのコメント】
当初は撮影されることに緊張していたけれど、公演の素晴らしさと親密さを多くの観客と分かち合うスリリングな機会になりました。私たちが舞台で創り上げた魔法を楽しんでいただけることを願っています。
イ・サンウン、ENBリード・プリンシパル、オデット/オディール
デレク・ディーンの『白鳥の湖』でジークフリート王子を踊ったことは、私のこれまでのキャリアのハイライトになりました。
世界中の視聴者が体験できるように撮影されたこのユニークな作品に参加できたことを非常に幸運に思っています。
私たちが『白鳥の湖』を上演したのと同じように、皆さんがこの作品を楽しんでくださることを願っています
ギャレス・ハウ(ジークフリード王子、ENBプリンシパル)
世界で唯一無二のプロダクションであるENB『白鳥の湖』が劇場公開のために撮影され、多くの観客がこの独創的な作品を楽しむ機会を得られることを嬉しく思います。
デレク・ディーン(振付家)
長年あたためてきた大切な企画であるENB『白鳥の湖』の劇場公開がいよいよ実現しました。あの白鳥たちの群れとスケール、壮大さ。私たちが心をこめて創り上げた作品が、多くの人に届きますように。きっとチャイコフスキーも喜んでくれるでしょう。
ドミニク・ベスト(映画監督)
【NEW!)追加上映劇場】
1.24(金)〜1.30(木)*1週間限定上映
神奈川県 kino cinéma横浜みなとみらい
福岡県 kino cinéma天神
バレエ史上最も壮大なパフォーマンスを心ゆくまで大スクリーンでお楽しみください。
元旦1月1日より、TOHOシネマズ 日比谷ほかで公開となります。
予告編
映画作品概要
作品名: イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』
上映時間: 約2時間28分(休憩なし)
演出:デレク・ディーン
指揮:ギャヴィン・サザーランド
演奏:イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団
出演:イ・サンウン(オデット/オディール)、ジェームズ・ストリーター(ロットバルト)、ギャレス・ハウ(王子)
制作年:2024年 制作国:イギリス
撮影:2024年6月 ロイヤル・アルバート・ホールにて
コピーライト:© English National Ballet 2024
公開表記:2025/1/1(水)〜 TOHOシネマズ 日比谷ほか公開
公開HP:https://culture-ville.jp/enbswanlake
見どころ
60羽の白鳥が三方を観客が囲むアリーナ形式の舞台を埋め尽くす独特な演出スタイルには、幻想的な美しさが表現され、これまでに観たことがない『白鳥の湖』をお楽しみいただけます。舞台の真上に設けられたカメラが映し出す、白鳥の群舞が次々とフォーメーションを変えていく映像は、息を呑むほどで湖畔の世界へと観る者を誘います。英国トップクラスのバレエ団ならではの高い技術を誇る団員が多く、冒頭ではバック転などのアクロバティックなダンスを披露する男性ダンサーたちも登場して躍動感あふれる作品です。
主演のオデット/オディール役のイ・サンウンの他にも、注目に値するダンサーが多数出演します。王子のギャレス・ハウ、悪魔ロットバルトを演じるジェームズ・ストリーターなど、日本でもお馴染みのダンサーに加え、日本人ダンサーでは本作の3幕ナポリのソリストとして大谷遥陽が出演し、見事な音楽性とテクニックを発揮します。ロイヤル・アルバート・ホールの大きな舞台での上演ため、1幕で通常パ・ド・トロワとなっているところに12人のソリストが登場するパ・ド・ドゥーゼになり、猿橋賢、鈴木絵美里、大谷遥陽、エリック・ウルハウスも出演し、またコール・ド・バレエやワルツ、3幕の各国の踊りでは、仲秋連太郎、淵山隼平のほか、団員以外にも元新国立劇場バレエ団の横山柊子、池田紗弥らもゲスト出演しています。日本のバレエファンにとっては、見逃せない作品となります。
イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団の指揮をとるのはギャヴィン・サザーランドは、先日新国立劇場バレエ団の「眠れる森の美女」も指揮して日本のバレエファンにはなじみ深く、チャイコフスキーの名曲をイングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団がドラマティックに奏でます。
音楽性にも優れてダイナミックな振付は、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 元芸術監督のデレク・ディーンが手がけました。美術を担当したのは世界的な名匠として高名なピーター・ファーマー。イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の演目ではアクラム・カーン振付の『ジゼル』が劇場公開されてから、日本では2作目の劇場公開となります。
本編演目の途中には、ロットバルト役のジェームズ・ストリーターのインタビューや、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団が力をいれる医療・教育プログラムなどについてのドキュメンタリーもございます。
公開劇場
1.1(水)〜
TOHOシネマズ 日比谷
TOHOシネマズ 日本橋
TOHOシネマズ 新宿
TOHOシネマズ すすきの
TOHOシネマズ 二条
TOHOシネマズ 梅田
1.24(金)〜
ミッドランドスクエア シネマ
kino cinéma横浜みなとみらい
kino cinéma天神
鑑賞料金)一般3700円 学生2500円
配給会社)カルチャヴィル合同会社