株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM〔ジェイマム〕)は、『就職氷河期世代の経済学』を2024年12月27日(金)全国の書店、ネット書店にて発売します。
■本書の内容
一般にバブル崩壊後の新規学卒採用が特に厳しかった時期に学校を卒業した世代を「就職氷河期世代」と呼んでいるが、彼・彼女らは非正規の割合が多い世代であり、さらにここにきて高齢者の再雇用と新卒者の初任給上昇に挟まれた形で、賃金上昇が著しく低い状況となっているだけでなく、くわえて早期退職の候補にも入るようになってきた。
本企画は、自身もこの世代であり「30年ぶり賃上げでも増えなかったロスジェネ賃金」というレポートを執筆したエコノミストの著者が書く、就職氷河期の経済的真実を書いた一冊。
■概要
タイトル:就職氷河期世代の経済学
著 者:永濱 利廣
発 売 日 :2024年12月27日(金)
価 格:1,870円(税込)
出 版 社 :株式会社日本能率協会マネジメントセンター
頁 数:192ページ
判 型:四六
ISBN :9784800592897
■目次
はじめに 就職氷河期世代は本当に経済的に割を食っているのか
第1章 「就職氷河期世代」はなぜ生まれたのか
第2章 「就職氷河期世代」の雇用事情
第3章 「就職氷河期世代」の経済事情
第4章 「就職氷河期世代」の生活事情
■著者プロフィール
永濱利廣(ながはま としひろ)
第一生命経済研究所首席エコノミスト。
早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年より日本経済研究センター出向。
2000 年より第一生命経済研究所経済調査部、16 年4月より現職。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。景気循環学会常務理事、衆議院調査局内閣調査室客員調査員、跡見学園女子大学非常勤講師などを務める。景気循環学会中原奨励賞受賞。
「30 年ぶり賃上げでも増えなかったロスジェネ賃金~今年の賃上げ効果は中小企業よりロスジェネへの波及が重要~」など、就職氷河期に関する発信を多数行う。
著書に『「エブリシング・バブル」リスクの深層 日本経済復活のシナリオ』(共著・講談社+α新書)、『経済危機はいつまで続くか──コロナ・ショックに揺れる世界と日本』(平凡社新書)、『日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか』(講談社現代新書)など多数。
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■紙面のご紹介
就職氷河期世代を「経済視点」から解説