みしまプラザホテル(株式会社ひしや三島プラザホテル、代表取締役社長室伏太郎)は、「第14回キャリア教育アワード」の授与を発表します。表彰されるのは、キャリア教育の分野で優れた成果をあげた企業や経済団体による教育支援の取り組みで、令和7年2月6日(木)に授与式が行われます。静岡県では中小企業の部初受賞、ホテル・ブライダル業界としても初の受賞となりました。
キャリア教育アワードとは
経済産業省は、子どもや若者に働く意義や学びと社会とのつながりを伝え、社会的・職業的自立に必要な資質・能力を育む「キャリア教育」を推進しています。「キャリア教育アワード」は、優れたキャリア教育の取組を行う企業・団体等を称賛する制度です。2010年度より実施しており、本年で14回を迎えます。「第14回キャリア教育アワード」及び受賞者の詳細については、経済産業省のプレスリリースをご覧くださいませ。
https://www.meti.go.jp/press/2024/12/20241216001/20241216001.html
みしまプラザホテルの取組
プログラム名
小・中・高等学校を通して、人間力を高め職業選択への支援となるキャリア教育の推進
取り組み内容
小学生から高校生までを対象に、職場体験の受入れを実施。
職場体験の目的は「職業理解や働く人の思い」、「コミュニケーション能力の育成」であり、職種にこだわらず、ホテル全般の仕事に関わることができるようなカリキュラムを作成している。高等学校のインターンは、体験を通して社会理解や職業理解を実践的に学び、目的意識を持って進路選択ができるように希望職種実習カリキュラムを作成。小学校とは「結婚披露宴を体験しよう」を企画して、興味、関心を持って弊社の主力商品の「ウェディング」について理解を深められるような構成を考え実施している。職業講話も各校種で実施している。
本取り組みに於ける審査のコメント
単一企業として、小学校1年から高校2年までの受け入れ可能という、社会的価値の高い取組。それぞれの対象のニーズに先生の意見も聞きながら真摯に向き合い、効果的なプログラムを複数用意している。採用にも結び付くなど、企業としてのメリットも創出しており、スタッフにもいい影響をもたら
している。改善への取組もしっかり行っており、それが参加者の満足度につながっている、多くの中小企業の模範となるような取組。(一部抜粋)
受賞代表者コメント
みしまプラザホテル 代表取締役社長 室伏 太郎
この度は大変名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。
みしまプラザホテルが取り組んできた活動をご評価いただき、大変嬉しく思います。ご協力を賜りました静岡県三島市小中学校キャリア教育担当の皆さま、三島市教育委員会、高校生インターン・中学生職場体験に関わった先生方、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
私たちみしまプラザホテルの基本理念は「人の役に立つ人になる。」です。人の役に立てるよう考え行動することは、サービス業だけでなく、人間としての基本的な価値観です。自分自身ではなく他者のために力を尽くす時、私たちは自己の限界を超えた力や能力が発揮できます。その行動が感動や喜びを生み出し、感謝の気持ちが循環する素晴らしい環境を創り出します。子どもたちが体験から「働く=お金を稼ぐ」だけではなく「やりがい・楽しさ・喜び」そして「人の役に立つことのうれしさ」を実感してほしいと願っています。
どのように企業として学校の求めるキャリア教育に携わることができるのか、試行錯誤と対話を重ねてきました。
これからも子どもたちとともに「夢」が語れるホテルでありたいと思います。
みしまプラザホテル 経営企画室 渡邉 香代子
このたびは「優秀賞」という大変すばらしい賞をいただき、本当にありがとうございます。
3年前から子どもたちに関わる職場体験をはじめ講話や企画担当をしています。先生方と対話をする中で、学校の求めるキャリア教育にどのように企業として携わることができるか考え、ブラッシュアップを重ねてきました。
今回受賞できたのは、アドバイスをくださった先生方、三島市教育委員会、来館してくれた小中高校生、そして協力してくれたみしまプラザホテルスタッフ皆様のおかげです。
職場体験や職業講話を通して、地域の子どもたちが明るく未来に向かって夢や希望、目標を持ってくれることを願っています。