株式会社プレナスは、持ち帰り弁当の「ほっともっと」と定食レストランの「やよい軒」、しゃぶしゃぶと本格飲茶の「MKレストラン」を2024年11月末現在、国内に2,810店舗展開しております。
日本の弁当文化と食文化の魅力を発信する『OBENTO Gallery』におきまして、2025年1月4日(土)より「新しい年、はじまりに心を寄せて」をテーマとした企画展を開催いたします。
本年は、私たちの生活に欠かせない「お弁当」の歴史をたどります。携行食のルーツとされる「糒(ほしい、かれいい)」の起源や、「おせち」に込められた思いはどのようなものだったのでしょうか。今回は携行食のルーツである「糒」と「おせち」の歴史を紹介します。近くにお越しの際は、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
1. 展示内容を一部紹介
携行食=お弁当のルーツ「糒」
軽く、かさばらず、日持ちがして、手軽に食べ
ることができる携行食として古来より「糒」が
重宝されてきました。米を蒸してから天日で乾
燥させたもので、そのままでも水や湯でふやか
したりして簡単に食べることができます。
『日本書紀』にも記述が見られる「糒」は、中
世や江戸時代には旅人の携行食や兵士の兵糧と
して用いられ、近代以降も軍用食として開発が
進み、現代では山岳登山の携行食や災害時の備
蓄用食料、さらに宇宙食としても活用されてい
ます。
おせちの歴史
元来、お正月の祝賀は収穫を感謝し新しい年の
無事、そして豊作を祈る農耕行事でした。「お
せち」は感謝と祈りをこめて歳神様に御馳走す
る「神饌 (しんせん)」であり、神様が召し上
がったものと同じものを食べることで神様の霊
力を分けていただく「直会(なおらい)」の習わ
しに基づいています。「おせち」には「豊作祈
願」や「子孫繁栄」の祈りが込められているの
です。「おせち」を重箱に詰めるようになった
のは、江戸寛政(1789~1800)頃からで、
「数の子」「田作」「たたき牛蒡」「煮豆(黒
豆)」はその頃から「おせち」の定番料理とし
て定着していました。
2.Plenus OBENTO Gallery
所在地 : プレナス茅場町オフィス
東京都中央区日本橋茅場町1丁目7番1号 日本橋弥生ビルディング1F
3.企画展概要
(1)会期 2025年1月4日(土)より
(2)開館時間 9:00~17: 30
(3)休館日 土日 (第一土曜日は除く) 、祝日
(4)入場料 無料