2025年1月5日(日)に開催した、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.バンビシャス奈良】の結果は、 “福岡79-98奈良”で福岡の敗北となりましたことをお知らせいたします。
試合結果
【福岡】79-98【奈良】
1Q 22-28
2Q 19-24
3Q 24-18
4Q 14-28
【戦評】
GAME1の快勝から一夜明け、迎えたGAME２。
福岡はチーム初得点を挙げた#8スミスがゴール下で立て続けに仕掛ける一方、奈良は#44ハインズ選手や#7古牧選手が高確率で3Pシュートを決める。奈良に第1クォーターだけで5本の3Pシュートを沈められ、福岡はリードを許す苦しい展開が続く。そんな中、#25バーレルの豪快なダンクシュートで流れを引き寄せると、途中出場の#1中村と#5ランダルが連続でレイアップを成功させ加点。ペイントエリアでの得点では32-8と福岡が圧倒的に上回ったが、奈良に前半で11本の3Pシュートを決められ、41-52と11点差を追いかける形で前半を終える。
後半、巻き返しを狙う福岡はバーレルがオフェンスリバウンドからゴール下のシュートで得点を決め、ディフェンスも前半より強度を上げて応戦。徐々に福岡に流れが傾き始めると中村が3Pシュートやドライブで得点を重ね、第3クォーター残り3:51で同点に追いつく。そして、ランダルが鋭いアタックでファウルをもらいフリースローを獲得し、2本とも落ち着いて決めついに逆転に成功する。一進一退の攻防が続く中、この日34得点をマークした奈良のハインズ選手に勝負どころの3Pシュートを沈められ、再び点差を離されていった。
その後福岡は追いつこうと果敢に攻めるものの、シュートタッチが冴えた奈良に3Pシュートを37本中19本も決められ、最後まで捕えきれず79-98で敗北を喫した。2025年最初のホームゲームで連勝は果たせず、お互いに1勝1敗と勝ち星を分け合った。
コメント
【浜口炎HC】
昨日の対戦とは逆の展開となり、奈良に非常に高い確率で3Pシュートを決められてしまい、試合を通して抑えきれなかったことが最大の敗因でした。
具体的には、37本中19本の成功率51％と高精度で決められ、試合運びが厳しくなってしまいました。一方で、私たちは24本中5本の成功にとどまりましたが、その代わりとして、やや苦手としているフリースローで高い確率を残し、第3クォーターでは逆転を果たすことができました。ここで良いリズムを掴んだものの、直後に連続して3Pシュートを許したことや、ミスからファストブレイクを受け、一気に8点を奪われてしまいました。
また、奈良のペイントエリア内での得点を16点に抑えられた点については、私たちのディフェンスがゴール下をしっかり固めて守れていた成果だと思います。そのため、奈良は外からの攻撃を中心としていましたが、アウトサイドシュートは調子によるところがあるとはいえ、今日はタフショットも含めて非常に高精度で決められてしまい、悔しい結果となりました。ボール回しも速く、なかなか対応が難しい時間帯が続き、相手に良いプレーをさせてしまった印象です。
奈良とは、前回も今回も一勝一敗という結果でしたので、レギュラーシーズンで当たる最後の2試合では、しっかりと連勝して勝ち越したいと考えています。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
【中村太地選手】
今日の敗因はハインズ選手を流れにのせてしまい、止められなかったことが全てだと思います。さらにハインズ選手を止めようとして、周りの選手もフリーで打って止めどころがなくなり自分たちでゲームを難しくしてしまいました。
3Pシュートのライン上で攻撃を始めさせるのではなく、ハーフコートのラインやセンターラインに近いところでプレーを始めさせるようなディフェンスが必要です。また、自分たちもローテーションスイッチがまったくできていなかったので、コミュニケーションをとってどう守っていくかがすごく大事になります。
相手が嫌がるポジションを自分たちでエスコートしていくことができれば、いいディフェンスからオフェンスにつなげられると思うので改善していきます。
もう一つの反省点としては、前半ファウルを2、3個くらいしか使っていなかったと思うので、チームでよく話している自己犠牲の部分をもっと意識したいです。
そして、僕たちの強みであるインサイドを活かして、昨日のようにシューターが入りだせば止めどころがないチームになれると思います。まずインサイドで先手を取ってアウトサイドで攻め込む姿勢を見せれば相手も対策を広範囲に広げて迷わせられると思います。
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