<イベント概要>
株式会社Funwowは、アート思考の第一人者である長谷川一英氏をお迎えし、KANA KAWANISHI GALLERYで開催中の藤村祥馬個展「Romantic Action」を舞台に、アート思考を学び、実践する特別ワークショップを開催いたします。
本イベントでは、長谷川氏によるアート思考の解説や実践に加え、個展作家である藤村祥馬氏から作品の背景や意図について直接お伺いします。さらに、ギャラリー運営の視点を交えた多角的なプログラム構成となっています。
終了後には、長谷川氏や参加者同士で交流を深める懇親会(希望者のみ、別途費用)も予定しております。
イノベーション推進や人事施策に携わる方々に、アートならではの視座と実践的な学びの機会をご提供いたします。
<対象者>
本イベントは、以下のような方に特におすすめです:
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新規事業創出やイノベーション推進に携わるご担当者
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組織の創造力向上や人事施策のご担当者
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アート思考や現代アートにご関心をお持ちの方
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アートを日常や仕事に取り入れるヒントを得たい方
<背景>
近年、『アート思考』がビジネスの世界で注目を集め、多くの企業において現代アートへの関心が高まっています。一方で、多くの企業での取り組みはフレームワークや座学にとどまり、アートそのものや創造の現場と直に向き合う機会は限定的です。
今回のワークショップでは、現代アートの最前線を活躍するKANA KAWANISHI GALLERYを舞台に、現在開催中の藤村祥馬個展「Romantic Action」を通じて、「考える」と「感じる」を行き来するアート体験をご提供します。アーティストの探求や創造のプロセスを目の当たりにし、アートの持つ深い問いかけを体感いただけます。
アートの現場でこそ得られる新たな視点や発見を、体感いただけるワークショップをご提供いたします。
<プログラム内容>
1.アート思考の概要説明(45分)
長谷川一英氏によるアート思考の基礎解説。作品を見る際のポイントや考え方、アート思考のアプローチを学びます。ご自身のコレクションからアート思考に至った経緯もお伺いします。
2.アート思考の実践(60分)
参加者同士で展示作品について考察し、作品についてディスカッション。その後、藤村祥馬氏から直接作品の背景や意図についてお話を伺います。
3.ギャラリーの紹介(10分)
河西香奈氏(KANA KAWANISHI GALLERYギャラリスト)より、ギャラリーの紹介と、プライマリーギャラリーとしての役割や意義についてお話しいただきます。
4.懇親会(希望者のみ)
長谷川一英氏や他の参加者と自由に交流し、アート思考や語り合える時間をお楽しみいただけます。(近隣の飲食店に移動予定、別途費用)
<イベント概要>
日時:2025年1月24日(金)18:30~20:30(20:30~懇親会に移動)
ご登壇者:長谷川一英、藤村祥馬、河西香奈
会場:KANA KAWANISHI GALLERY(清澄白河駅)
主催:株式会社Funwow
参加費:5,000円(税込)※Funwow.artプレミアム会員の方は、アート作品の購入に利用できる5,000円分のポイントが貯まります!
定員:15名限定(先着順)
<登壇者ご紹介>
・長谷川一英
株式会社E&K Associates 代表、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 非常勤講師
1962年東京生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。芝浦工業大学工学マネジメント研究科(MOT)修了。
日米の製薬企業に28年間勤務し、創薬研究や経営企画などに従事。新薬開発の成功確率が3万分の1とも言われる厳しい世界で、長年にわたりイノベーション創出について研究を重ねてきました。
2018年10月より株式会社E&K Associates代表。現代アートのイベント主催やアーティストとの交流を通じて、「アーティストの常識を覆す思考の飛躍こそが、産業界のイノベーションの鍵となる」という確信に至り、「アート思考」によるイノベーション人材育成プログラムを開発。
文化庁令和2年度文化経済戦略推進事業では、アーティストが企業のビジョン構築プロジェクトに参加する企画・実施を手がけるなど、アーティストと産業界のコラボレーションによるイノベーティブな社会の実現を目指しています。
著書:『イノベーション創出を実現する「アート思考」の技術』(同文舘出版)
連載:日刊工業新聞「産業TREND アート思考 未来創造の起爆剤」
・藤村 祥馬
1991年東京生まれ。明星大学造形芸術学部卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻入学、2016年に卒業。素材に金属、日用品などを使い、動く彫刻作品を制作。主な個展に『Luck Action』(2021年、KANA KAWANISHI GALLERY)。主な参加展示として『MORPH』(2016年、元・立誠小学校)、『第18回岡本太郎現代芸術賞』(2015年、川崎市岡本太郎美術館)、『ATLAS展』(2014年、東京藝術大学)など。「第18回岡本太郎現代芸術賞」特別賞(2015年、川崎市岡本太郎美術館)を受賞。
・河西香奈
カナカワニシアートオフィス合同会社代表社員。KANA KAWANISHI GALLERY/PHOTOGRAPHYディレクター。幼少期をロンドンで過ごした後、フォーダム大学(ニューヨーク)へ学部交換留学、日本女子大学 家政学部被服学科 西洋服飾史研究室卒業。
2006年よりRizzoli New Yorkの書籍編集に携わる。アーティストマネジメント/編集事務所、及び展覧会企画財団を経て、2014年にKANA KAWANISHI ART OFFICEを設立、2015年にKANA KAWANISHI GALLERYをオープン。様々な展示企画や書籍出版をプロデュース。
編集・共編書籍に「ANREALAGE:A&Z」(2021年秋・Rizzoli刊)、「Decades (No.1 2000_20 Issue) 」(2020年・赤々舎刊)、「さいたまトリエンナーレ2016公式カタログ」(2016年・メディアパル刊)など。
<藤村 祥馬個展「Romantic Action」>
藤村 祥馬個展「Romantic Action」
KANA KAWANISHI GALLERY で3年振りの個展となる本展では、〈Romantic Stone〉を軸に主に新作のキネティック作品で空間をつくりあげます。〈Romantic Stone〉では、二つの小さな石が回転したり上下左右に運動したりしながら、ギリギリまで接近したり、離れたりします。鑑賞者の目を盗んで、触れ合っている瞬間もきっとあるでしょう。自動化が加速度的に進む現代社会に生きる私たちは、不規則でおぼつかない動きをみせる機械である作品に、否応なく感情移入を促されます。
機械を更新し続けることで効率化を極限まで求める現代社会は、「分かりやすい」ストーリーが加速度的に求められる現代社会でもあります。どこにでもありそうな石たちによる、無意味に思える動きや、そのための仰々しい装置は、その真逆をゆくもの。しかしながら「なんの変哲もない石」には、人間の時間軸をも超越した経過と偶然の変遷が凝縮されてもいるのです。
柔軟に素直にモノの動きに対峙しながら、ロマンとは何か、意味はどこに在るのか、独自のユーモラスな感性で哲学的とも言える視座をももたらす本展に、是非ご期待ください。
<株式会社Funwowについて>
株式会社Funwowは、ギャラリー、作家、鑑賞者、全ての活動を持続可能なものとするべく、現代アートの友の会「Funwow.art」を運営しています。
プレミアム会員は、ギャラリー訪問や月額会費がポイントとして還元され、そのポイントを作品購入に利用できる仕組みを提供しています。
会員限定のギャラリーツアーやアーティストトークなどを提供することで、初心者でも安心してギャラリーを訪れながら、作家や作品とのつながりを深める機会を創出します。
会社概要
会社名:株式会社Funwow
代表取締役:山口 智己
設立:2023年3月
事業内容:アート関連事業、コンサルティング事業
コーポレートサイト:https://funwow.art/
サービスサイト:https://app.funwow.art/