駐大阪韓国文化院(院長 キム·ヘス)は1月25日、西日本地域の在住者を対象にしたソルラル(旧正月)文化体験イベントを開催する。今回のイベントは、昨年9月に移転した新庁舎の様々な施設を活用した多彩な体験イベントで構成されている。
※ソルラル(旧正月):韓国では 旧暦の1月1日をソルラルといい、旧暦の1月1日とその前後が休日となる。今年は1月29日(水)がソルラルで28日から30日まで連休となる。一般的にソルラルには、家族、親戚一同が故郷に集まり、様々な催しが行われる。
まず、5階のキッチンスタジオでは、トックマンドゥグク(韓国式餃子入りお雑煮)作りの体験を行う。参加者は自分で餅を切り、マンドゥを作りながらソルラルの食文化を経験できる。4階の閲覧室では、韓国絵本のナビゲーター渡辺奈緒子氏と共にブックトークを行う。絵本を通じて日本ではなじみの薄い韓国名節について話を交わす予定である。5階の体験教室では、ソルラルを象徴する巾着袋や花靴を韓紙を利用し作る。2階の文化体験コーナーではチマチョゴリのような韓服を試着することができる。また、最近、韓国OTTドラマで注目を集めているタッチチギ、コンギノリ、チェギチャギなどの伝統遊びポップアップコーナーを設ける。
7階のヌリホールでは、ミニ国楽コンサートを開催する。カヤグム散調や太平舞、晋州剣舞など、韓国の伝統的なリズムと踊りで雰囲気を盛り上げる。
今回のイベントには既に募集10日間で、400名以上の応募があり、西日本地域で韓国のソルラル文化への高い関心と期待感が高まっている。
キム·ヘス院長は「今回のソルラル行事が幅広い世代の日本市民が韓国文化に対する理解を深め、家族や友人と思い出を作る機会になることを願う」と明らかにした。
イベントへの参加や詳細については、駐大阪韓国文化院のホームページ(https://k-culture.jp)で確認できる。
■開催概要
● 名称:2025 ソルラルイベント
● 会期:2025.1.25(土)10:30-16:30
● 会場:大阪韓国文化院 館内(大阪市東天満1-1-15)
● 主催:駐大阪韓国文化院
● イベント内容
– 選択イベント: トックマンドゥグク作り、韓紙工芸、絵本からみるソルラル-ブックトーク、ミニ国楽コンサート
– 常時体験コーナー: 韓服体験、伝統遊び
● 参加無料/事前申込抽選制 ※応募締切:1/16(木)