経営コンサルティング会社A.T. カーニー(グローバル・ブランド名はKEARNEY、東京都港区、日本代表:関灘 茂)のシニア パートナー濱口 典久が監訳した書籍『最強のサプライチェーン ~ VUCA時代を勝ち抜く レジリエンスを高める5つの方程式』が、2025年1月15日、東洋経済新報社より発売されます。
※ VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字からなる、将来の予測が困難な状態のこと
本書は、当社の戦略オペレーション・プラクティスのグローバル共同リーダーである Suketsu Gandhi らが執筆し、2023年8月に英語で発売された “Strong Supply Chains – Through Resilient Operations: Five Principles for Leaders to Win in a Volatile World” を日本語化し、本格的な経営書としてロングセラーを続けている 「最強シリーズ」 の最新刊として加えたものです。 また、2024年6月にはドイツ語版 “Robuste Lieferketten in unsicheren Zeiten” も発売されました。
激動する世界で、いかに安定したサプライチェーンを構築するか。最新の経営技法とAIを駆使したベストプラクティスを解説する本書は、
第Ⅰ部 オペレーション戦略を変革する「5つの方程式」
第1章 変化の激しい世界に求められるレジリエント・オペレーション
第2章 方程式① 供給基盤の強化:供給危機に対するレジリエンスを獲得せよ
第3章 方程式② 顧客価値起点のオペレーション:需要危機に対するレジリエンスを獲得せよ
第4章 方程式③ 新しい働き方と多様性の活用:レジリエントな組織を構築せよ
第5章 方程式④ 人間の判断力と人工知能の組み合わせ:レジリエントな経営脳を強化せよ
第6章 方程式⑤ サステナビリティによる武装:あくまで長期的なレジリエンスを確保せよ
第7章 戦略に対する「5つの方程式」の適用
第Ⅱ部 戦略から実行へ:「5つの方程式」の実践
第8章 サプライヤーとの協働で供給危機に対するレジリエンスを構築せよ
第9章 顧客のためのオペレーション体系をつくり上げ需要危機に備えよ
第10章 「スキルの経済」を高め、レジリエントなチームを育てよ
第11章 テクノロジーの可能性を解き放つ、学習と共有、そして協働
第12章 サステナビリティを受け入れて長期的なレジリエンスを確保する
第Ⅲ部 展望:将来のシナリオに適応するためのレジリエンスの活用
第13章 不都合で不確実な将来シナリオ
第14章 「5つの方程式」に関する事例研究
第15章 数々の変革事例が示した共通の「勝ち筋」
第16章 オペレーション変革の前に向き合うべき「問い」
の、3部16章で構成されております。
■原著・執筆者
Suketu Gandhi(スケットゥ・ガンジー)KEARNEY 戦略オペレーション・プラクティスのグローバル共同リーダー。
Michael F. Strohmer(マイケル・F・ストローマー)同社 戦略オペレーション・プラクティスのグローバル共同責任者兼調達部門責任者
Marc Lakner(マーク・ラクナー)同社 ドイツ、オーストリア、スイス担当マネージング・ディレクター
Tiffany Hickerson(ティファニー・ヒッカーソン)同社 戦略オペレーション・プラクティスのパートナー
Sherri He(シェリー・ホー)同社 グレーターチャイナ・ユニットのマネージング・ディレクター
■監訳者プロフィール
濱口 典久(はまぐち・のりひさ)
A.T. カーニー株式会社 シニアパートナー
戦略オペレーション・プラクティスの東京オフィスのリーダー。
サプライチェーン、営業、マーケティング、プライシング、バックオフィスの戦略策定からオペレーション支援、およびそれらを可能とするためのデジタル変革や組織変革を通じて、企業の成長と利益創出のためのアドバイスをしている。科学的な経営手法を現場まで落とし込み、「目に見える成果」を出す仕事を信条としている。
■本書の仕様
ページ数:280ページ
判型:A5判
価格: 3,300円(税込)
※ 東洋経済新報社の書籍紹介ページ:
https://str.toyokeizai.net/books/9784492551431/