株式会社メタクロシス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：新井康平、以下Metachrosys）は、2024年11月5日から開催されたMacnicaExponentialTechnology2024（MET2024）（主催：株式会社マクニカ、以下マクニカ）において、落合陽一氏が手掛けるデジタルヒューマン「Mirrored Body®」（ミラード・ボディ）のデモにMetachrosysの技術が採用されたことを発表します。MET2024の講演内で披露されたこのデジタルヒューマンは、AI（人工知能）と3Dモデリング技術とゲームエンジンのリアルタイム技術を組み合わせて実現したものです。
Metachrosysは、本プロジェクトにおいて3Dモデリング、自然言語処理（LLM）を活用した会話機能、音声生成AIを統合的に開発し、現時点での世界最高レベルの高精細な対話型デジタルヒューマンの構築を担当しました。Metachrosysの人体と衣服の3Dモデリング技術やデジタルヒューマン向けAI技術により、精密な動きや質感の表現でのユーザーへの豊かなインタラクションを可能にしています。
Technical/CG Model/Visual : NAOHIRO YOSHIDA
■背景と目的
Metachrosysは、AIと3Dの最先端技術を活用し、人間と技術の新しいインターフェースを実現することを目指しています。本プロジェクトでは、Metachrosysが株式会社マクニカに技術提供をし、3Dデジタルヒューマンの開発を行いました。MET2024の講演では、落合陽一氏、マクニカの原一将社長、PIVOT（東京都渋谷区）の佐々木紀彦CEO（最高経営責任者）を含めた3人のデジタルヒューマンによる会話が披露されました。
このデジタルヒューマンは、個人の顔や音声情報、表情や身振りといった要素を高精細に再現するだけでなく、AIを活用して自然な対話が可能となっています。
このデジタルヒューマン技術について、MET2024当日の「注目のスタートアップ企業によるテックプレゼンテーション」において、代表取締役 新井によるプレゼンも行われました。
■Metachrosysの技術の特徴
3Dモデリング: 実在する人物の身体的特徴や衣服のディテールを忠実に再現する、高精細かつリアルタイム処理可能なモデリング技術と空間構築技術。
LLMによる会話機能: 大規模言語モデルを活用した自然な会話生成。
音声生成AI: 本人の声や喋り方の特徴をリアルに再現するText To Speech技術。
これらの技術は、今回披露された3体のデジタルヒューマンだけでなく、さまざまなAIエージェントにも応用が期待されています。
■代表取締役 新井康平のコメント
「AI技術は進化しており、デジタルヒューマン同士の会話デモも可能になりました。人が今までよりも豊かなコミュニケーションができる世界を目指し、これからもAIと3D技術の進化を通じ、リアルとデジタルを融合した未来の暮らしを創造していきます。」
■今後の展望
Metachrosysは、今後もAIと3D技術の融合を推進し、顧客体験を刷新するソリューションを提供していきます。
ご検討の際は、お気軽に下記のメールアドレスまでお問い合わせをお願いいたします。
＜会社情報＞
■株式会社メタクロシス
3Dと生成AIを活用したデジタルヒューマン・アパレル事業を展開するリアルとデジタルを繋ぐデザインテクノロジーカンパニーです。3D×生成AIでアパレルやコマースの革新を目指しています。
Metachrosysについて：https://metachrosys.com/
■株式会社マクニカ
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて：https://www.macnica.co.jp/