ファブリックレーベル「PHAPHIC(ファフィック)」は、初となる展示発表会『WHERE ARE YOU FROM?-生地が生まれた地』を、京都・二条城前MON Galleryにて2025年1月25日(土)〜2月9日(日)の期間開催いたします。播州(兵庫・西脇市)、備後(広島・福山市)産の生地を用いたクッション等のオリジナルプロダクトを、京都在住のフォトグラファー・吉川幸宏氏による写真とともにお披露目いたします。
展示発表会『 WHERE ARE YOU FROM?-生地が生まれた地 』
詳細 : https://mon.kyoto/event/detail/17
日本の産地に息づく魅力を伝えるファブリックレーベル、PHAPHIC(ファフィック)
PHAPHIC(ファフィック)とは、「ファブリック」と「グラフィック」を掛け合わせた造語。広告デザイン出身のデザイナー兼ディレクターが日本の産地に魅せられ、2024年に立ち上げたばかりのファブリックレーベルです。
”産地から、居心地をつくる”をコンセプトに、日本の産地から生まれるファブリックプロダクトをお届けします。生地が宿すその土地の歴史的・地理的背景や、伝統を引き継ぎながら独自の色を打ち出していく生産者たち。日本の産地の”現在地”にフォーカスを当て、優れた作り手との対話を通して生まれる価値や可能性を、日々に伝えていきます。
HP : https://phaphic.jp
instagram : https://www.instagram.com/phaphic_jp
クッションのほか、残反を活用した限定のトートバッグを展示販売
本展では播州(兵庫・西脇市)、備後(広島・福山市)の2つの産地で生まれた3種のファブリックシリーズを発表し、クッション等のインテリアプロダクトとして、展示・販売を行います。
播州織のオリジナルファブリックは先に染めた糸を織る「先染(さきぞめ)」によるもので、鮮やかな発色と柔らかい肌触りが特徴です。備後デニムのインディゴブルーは「反応染(はんのうぞめ)」によるもので、ダメージ・ムラ感を抑えた落ち着いた表情。いずれも家具への色移り抑制と意匠性を兼ね備え、インテリア用途として長くお使いいただけるファブリックです。クッションの中材には三重県の工場で精製された良質の国産羽毛を使用しています。
また、日本人の伝統的な価値観”もったいない”の観点から、クッションカバーの製作過程で残反となる生地を活用したトートバッグ等を、展示会・POP UPのみでご購入いただける限定アイテムとして販売いたします。
1日に20mしか生産できない、播州織のオリジナルファブリック
播州織のオリジナルファブリックは、1日最大20m程しか生産できない貴重なもの。有機的な柄が特徴の『phenomenon(フェノメノン)』は、絵の具のたらし込み(ポーリング)で得られた図案をジャカード織で表現。職人とデザイナーが対話と試作を重ねて完成に至った、他に類を見ないファブリックです。
日本が世界に誇る産地、備後から生まれるデニムシリーズ
デニムシリーズ『SIGNITURE(シグネチャ)』は日本最大のデニム産地、三備地域(備前・備中・備後)の1つである備後地区、広島県福山市で生まれたもの。伝統的な技術に裏付けられ、欧州のメゾンブランドにも愛される品質のデニム生地に、デニムのシグネチャであるダブルステッチをPHAPHICらしいカラーで施しました。
フォトグラファー吉川幸宏氏が撮り下ろした写真展示も
本展では同時に、京都を拠点に活動するフォトグラファー・吉川幸宏氏による写真展示を行います。デザイナーとともに産地をめぐり、吉川氏が独自の視点で切り取ったものづくりの現在をお届けいたします。
吉川幸宏氏プロフィール
2011年 個人事務所 f8 を設立。
京都市在住。現在に至るまで多くの企業広告を撮影。
https://www.hasselblad.com/ja-jp/inspiration/hasselblad-special-contents/yukihiro-yoshikawa/
[ 開催概要 ]
『 WHERE ARE YOU FROM?-生地が生まれた地 』
会期 | 1月25日(土)〜 2月9日(日)14:00〜20:00 火・水曜定休
場所 | MON Gallery・Shop
アクセス | 京都市営地下鉄東西線二条城前駅3番出口より徒歩3分
阪急大宮駅1番出口より徒歩9分
※お車でお越しの際は周辺のコインパーキングをご利用くださいませ。
MON Gallery・Shop : https://www.instagram.com/mon.kyoto/
( 主催者コメント )
クライアントワークを離れて自らの足で産地に訪れ、見たもの、感じたことをお届けします。身の回りの身近なものたちが、どこでどうやって生まれたものなのか。本展が目を向けるきっかけの1つになれば幸いです。
■ 事業者概要
studio Phaphic(スタジオ ファフィック)
京都府京都市中京区上一文字町285 MONビルディング4F
HP : https://phaphic.jp