アフリカからアマゾン、そしてアジア。フォトグラファーヨシダナギが世界を旅しながら撮影、その土地土地の少数民族や先住民族を収めた第2弾ベスト作品集「HEROES -RELOADED-」を、2025年1月17日(金)にライツ社より上梓します。本作は、完売した2017年出版のベスト版「HEORES」から8年の月日を費やし、世界各地でヨシダナギが新たに撮り下ろした14民族※の作品を掲載。私たちと同じこの時、この地球上に今なお、存在する誇り高く美しい「HEROES」の姿をぜひご覧ください。
※特別装丁版HEROES Special Edition版と4民族の一部同一カットあり(10民族作品が新作)
【作品例】
※14民族(順不同) ケロ(ペルー)、チチメカ(メキシコ)、カンバーチベット(チベット)、ラダッキー(インド)、ブロッパ(インド)、アイヌ(日本)、ボロロ(マリ)、ベルベル(モロッコ)、ムイラ(アンゴラ)、タネカ(ベナン)、タヒチアン(タヒチ島)、マルケジャン(マルケサス諸島)、ヤワナワ(ブラジル)、カヤポ(ブラジル)
【フォトグラファーヨシダナギ 第2弾ベスト作品集 詳細】
タイトル:「HEROES -RELOADED-」
発売日: 2025年1月17日(金)
価格:20,000円税別 (税込22,000円)
頁数:152ページ
サイズ :B4(横257×縦364mm)超・大型版
発売元 :ライツ社
取り扱い先:全国書店およびネットショップにて発売
写真集に関するお問い合わせ先: ライツ社078-915-1818 https://wrl.co.jp
本作品は、誇り高きHEROESの美しさを細部まで忠実に再現するため、表紙に最上級紙「エアラス」に、まるで美しい人肌のような手触りになるPP「ベルベット加工」、本紙に京都の老舗美術印刷会社「サンエムカラー」の特殊技術「8K」による超高精細印刷、製本に写真集が「180度」に開く、糸かがり綴じ+「キャラコ巻き製本」を採用しています。
また本作品はオフィシャルストアにてBEST作品集第2弾「HEROES -RELOADED-」Limited Editionサイン&ポストカードセット付を数量限定にて発売いたします。Limited Edition盤限定表紙の写真集にヨシダナギの直筆サインを入れ、「ポストカード(-RELOADED-)5枚1セット(ランダム)」が付属します。
【HEROES -RELOADED – 発売記念 ヨシダナギ写真展 全国で開催決定】
延べ10万人の来場を記録したHEROES作品展から、コロナ禍を経て約3年ぶりとなる作品展を2025年3月より全国で開催します。第2弾となる「HEROES -RELOADED-」掲載の最新作品をくわえて、極彩色で彩られた誇り高く美しい民族の姿を収めた作品たちが日本全国を巡回予定です。
2025年3月26日(水)~4月13日(日)徳島アミコ
2025年4月25日(金)~5月6日(火)京成百貨店
2025年8月末 浦添市美術館
ほか全国で開催予定
【本人コメント】
5歳の頃から32年間、少数民族に恋焦がれてきました。そして23歳でアフリカに行きはじめて以来、彼らとの交流は私にとって当たり前になっていました。しかし、コロナ禍という未曾有の災禍により彼らと過ごす時間がなくなったことで、彼らと焚火を囲むような、なんでもない時間の尊さに気づかされ、もう一度彼らに会いに行く旅をしたい、そしてまた彼らの姿を収めたいと強く考えるようになりました。そして、このコロナ禍で気づいたことがもうひとつ。それは私の作品を見てくれる人がいてくれるからこそ、私は彼らのカッコいい姿を伝えたいんだということ。正直を言うと、カメラマンという肩書きが邪魔をして彼らと過ごす時間が、ある意味仕事になりすぎてしまったと感じ、もういつやめてもいいかなぁと思っていた時期もありました。しかし、撮影協力してくれた世界中のモデルさんや応援してくれている方たちが温かい声を掛け続けてくださったからこそ、私は励まされ、これまで写真家としても活動してこれたんだという感謝の気持ちが芽生えてきました。私の作品はある意味、かれら民族(とその肖像)の消費なのかもしれません。しかし今の彼らの文化とその姿を写真というカタチで残すことで、手にとっていただいた方の記憶に残り、そのポジティブな想いを友人や家族、子どもや孫たちに伝え続けてくれる。なにより彼らの姿や生活、国に想いを馳せてもらえる。遠く離れた人と人とを繋ぐそんなキッカケになればと思っておりますので、私のヒーローたちを是非皆さまにご覧いただければ幸いです。
【ヨシダナギ プロフィール】
フォトグラファー。
2009年より単身アフリカへ。
独学で写真を学び、アフリカやアマゾンをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価され、講談社出版文化賞 写真賞を受賞。
2020年には世界中のドラァグクイーンを被写体とした作品「DRAGQUEEN -No Light , No Queen-」を発表。国内外での撮影やディレクションなどを多く手がける。