現代アートのギャラリーを運営する株式会社タグボート(本社:東京都中央区、以下タグボート)は、2025年1⽉30⽇(木)〜2月18⽇(火)に、東京・⽇本橋富沢町にあるtagboatにて現代アーティスト・工藤千紘による個展 「Prelude」を開催いたします。
工藤千紘は、名古屋芸術大学大学院を修了後、「損保ジャパンFACE展」や「シェル美術賞」で入選し、その実力が高く評価されてきました。
柔らかなタッチと滲むような色彩で描かれる人物像には、優しさや穏やかさだけでなく、どこか不安や怖さを感じさせる静かな迫力があります。誰もが抱える不完全さや揺らぎが生む魅力を描き出すことで、私たちに内側の深い真実をそっと映し出します。
「Prelude」は、これから始まる自身の物語の前触れを意味し、作家の「やりたい」と感じたことをすべて詰め込んだ空間となっています。130号や120号といった大型作品を含む新作は、新たな技法や表現にも挑戦し、変形キャンバスや綿布にアクリルで描かれた作品も登場します。
未来の作家像を形作る重要なピースを是非ご高覧くださいませ。
■出展作品のご紹介
「欠けた美しさ」をテーマに掲げた本展では、人が抱える不完全さや揺らぎを魅力に変える力を探求。モチーフには髪や手で隠された顔や、あえて下地を見せる表現を取り入れ、人間の内面に深く迫ります。120号や130号などの大型作品に加え、変形キャンバスや綿布にアクリルで描かれた作品など約20点を展示販売いたします。
■個展インタビュー
柔らなタッチや色彩と不思議な側面とが混在する人物像を描く工藤千紘。2025年1月30日より開催される個展「Prelude」に向けて、創作の背景と今作に込められた想いを伺いました。
工藤千紘個展インタビュー「不完全さが生む静かな迫力」
柔らなタッチや色彩と不思議な側面とが混在する人物像を描く工藤千紘。2025年1月30日より開催される個展「Prelude」に向けて、創作の背景と今作に込められた想いを伺いました。
■個展初日はオープニングレセプションを開催
オープニングレセプション
開催日時:2025年1月30日(木)18:00-20:00
会場:tagboat
※入場無料、予約不要 どなたでもご参加いただけます。
展覧会初⽇のオープニングレセプションでは、作家本人が在廊予定となっています。
■アーティストプロフィール
工藤千紘 Chihiro Kudo
1989年 青森県出身
2014年 名古屋芸術大学大学院修了
現在 岐阜県を拠点に活動
個展
2018 「Art×Structure」フォルテック一級建築士事務所、東京
2018 「ただ、息をする」ギャラリーヴァルール、愛知
2019 「誰そ彼」ギャラリーヴァルール、愛知
2020 「Pure White」ギャラリータグボート、東京
「影踏みをしなくなった日」ギャラリーヴァルール、愛知
2021 「Bittersweet」ギャラリータグボート、東京
「In Dreams」The Waluso Gallery、イギリス・ロンドン
「A」ギャラリーヴァルール、愛知
「蹴っ飛ばせ!」GALERIE OVO、台湾・台北
2022 「触れて、揺れる」ギャラリーヴァルール、愛知
2023 「 Emergence」ギャラリータグボート、東京
「まぶたのむこう」名古屋栄三越美術画廊、愛知
「どうしようもなく、光る」ギャラリーヴァルール、愛知
2024 「Beyond the Excuses」銀座蔦屋書店、東京
「うつる影、空っぽの光」ギャラリーヴァルール、愛知
主なグループ展
2016 「FACE 2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展」損保ジャパン日本興亜美術館、東京
2018 「FACE 2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展」損保ジャパン日本興亜美術館、東京
「シェル美術賞2018」新国立美術館1階展示室1B、東京
2019 「秋季當代藝術沙龍展」台北オークションセンター、台湾
2022 「ART021 Shanghai Contemporary Art Fair」Shanghai Exhibition Center、上海
2025 「One Art Taipei」JR東日本大飯店、台北 他
Work
リーガルリリー 1stアルバム「bedtime story」 Illustration
■開催概要
工藤千紘「Prelude」
2025年1月30日(木) ~ 2月18日(火)
営業時間:11:00-19:00 休廊:日月祝
※初日1月30日(木)は17:00オープンとなります。
※オープニングレセプション:1月30日(木)18:00-20:00
入場無料・予約不要
会場:tagboat 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町 1F