ふかわりょう、駆け出し時代にバカリズムと挑んだ“表参道でのナンパ”の成果に苦笑い「結局表参道を批判し始めるんだよ（笑）」

12月29日（日）、ロケットマンことふかわりょうさん放送作家・平松政俊さんがDJを務めるポッドキャストと連動したラジオ番組「キイテル　ロケットマンショー」（FMヨコハマ・毎週火曜26時30分～27時）の年末特別番組「ロケットマンショー年末SPECIAL」が放送。

ふかわさんは1月26日（日）に東京・北沢タウンホールにて自身の30周年を記念したトークライブ「voyage」を開催。昼の部ではタレントのYOUさん、夜の部にはお笑いタレントのバカリズム・升野英知さんがゲスト出演します。

ふかわ：升野なんてさ、本当にありがたいよ。脚本も書いてるし、本当に時間が足りないような人がOKしてくれることがありがたいね。しかもあなたがいてさ。あなたも升野と付き合いが長いじゃない？この3人が揃うのは中々凄いことですよ。

平松：そうなんですよ。僕は両方から当時20歳くらいの頃とかの話を聞いてるんですよ。新百合ヶ丘のジョナサンで「実は昨日ふかわさんと……」みたいな。当時2人が一緒に本を作ってて、「こういうネタでいくんですよ」っていう話を聞いてたんですよね。僕からしたら、その2人が会うのを見れるんですよね。

ふかわ：この3人っていうのは、集まれそうで集まれなかったしね。新百合ヶ丘でいうと、僕と升野が本当にしょうもないんだけど、当時女性と話したくなってたのよ。若いしね（笑）色々作業してる合間に、ファミレスを出て表参道で綺麗な女性に声をかけるみたいな。

平松：なるほどね。

ふかわ：気も大きくなってるから声をかけるんだけど、いざ女性に声をかけると、2人とももじもじしちゃって（笑）何も喋れなかったんだよ……（笑）

平松：この2人がそんなことできるわけないんですから（笑）

ふかわ：しかも、ただもじもじして声をかけれなかったらまだしも、通り過ぎた後に、なぜ声をかけなかったのかっていう理由を「ちょっと違ったな」って（笑）

平松：要は言い訳探しをずっとしてるわけですよね（笑）

ふかわ：そうそう！正当化してた（笑）

平松：女性じゃなくて自分を正当化する言い訳を2時間、3時間探してね。

ふかわ：正当化のために表参道のおしゃれな街を歩いてさ（笑）あそこってひっきりなしに来るから、「あれ良いんじゃない？」って探すんだけど、いざ目の前に来ると何もできなくて正当化を繰り返して、結局表参道を批判し始めるんだよ（笑）「この時間にここを歩いてる人はダメだな」みたいな（笑）

平松：全然ダメじゃないですよ、

ふかわ：それから電車で移動して、最後に辿り着いたのが新百合ヶ丘だったんですよ（笑）新百合ヶ丘ってシネコンがあると思うんだけど、シネコンもうろうろしてたからね（笑）でも結局あそこで声をかけられずに自分を正当化するっていうサイクルが、のちの「トツギーノ」のネタに繋がったんですよ。それだけじゃなく、彼の脚本能力だったりもね。

平松：まあ、多少どこかにはついてるとは思いますよ。

ふかわ：本当にしょうもないよね（笑）

※「ロケットマンショー年末SPECIAL」はradikoタイムフリー30、ポッドキャストで配信中です。