世界各地の辺境や危険地帯に赴き、さまざまな形でリアルな実情を伝えるノンフィクション作家・高野秀行氏、ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏、探検家・環境活動家・山田高司氏の3名をむかえておくる『ドゥマゴサロン 第22回文学カフェ』。この度、終演後のサイン会が決定しました。
■現地を訪れたからこそ語れるリアル
作家と親密な空間を共有して文学を楽しむ「Bunkamuraドゥマゴサロン 文学カフェ」では、これまで様々なテーマで作家が登壇してきました。22回目となる今回は、『イラク水滸伝』で第34回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞(選考委員:桐野夏生氏)したノンフィクション作家・高野秀行氏、世界各地のスラム街や犯罪多発地域を取材するジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏、世界中の河川を旅した探検家・環境活動家であり『イラク水滸伝』にて精緻なイラストを描かれた山田高司氏の3名をお招きします。
世界各地の辺境や危険地帯に赴いた時の体験やエピソードを、文学・映像・イラストといったそれぞれの形で発信しているお三方。現地を訪れたからこそ知ることが出来たリアルについて語っていただきます。また、読者や視聴者にノンフィクションを届ける、その思いについてもお話しいただきます。
■サイン会が決定!
この度、トークイベント終演後に登壇者によるサイン会が決定しました。
サイン会の対象となるのは、当日会場にて販売されている書籍をご購入の方のみ、お一人様各1冊までです。
登壇者プロフィール
高野秀行
ノンフィクション作家。1966年東京都生まれ。ポリシーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。『ワセダ三畳青春記』で酒飲み書店員大賞、『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞、『イラク水滸伝』で植村直己冒険賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞(選考委員:桐野夏生氏)を受賞。他の著書に『酒を主食とする人々』、『世界の納豆をめぐる探検』、『語学の天才まで1億光年』などがある。
丸山ゴンザレス
考古学者崩れのジャーナリスト。1977年宮城県生まれ。國學院大學大学院修了。出版社勤務を経て独立し、現在は世界各地で危険地帯や裏社会の取材を続ける。國學院大學学術資料センター共同研究員。2005年『アジア『罰当たり』旅行』で作家デビュー。その他の著書に『世界の混沌を歩くダークツーリスト』、『世界の危険思想』、『MASTERゴンザレスのクレイジー考古学』、『タバコの煙、旅の記憶』などがある。テレビ番組『クレイジージャーニー』に「危険地帯ジャーナリスト」として出演中。
公式YouTube「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」(登録者数135万人)https://www.youtube.com/@urasyakaijourney
山田高司
探検家、環境活動家。1958年、高知県生まれ。東京農業大学在学中の1981年に南米大陸の三大河川をカヌーで縦断し、「青い地球一周河川行」計画をスタート。1985年にアフリカに渡り、セネガル川、ニジェール川、ベヌエ川、シャリ川、ウバンギ川、コンゴ川の川旅を成し遂げる。1990年代後半から2000年代前半にかけて環境NGO「緑のサヘル」に参加。その後、環境NGO「四万十・ナイルの会」を主宰。愛称は、山田隊長。公式HP https://yamada.aisa.ne.jp/
ドゥマゴサロン 第22回文学カフェ
ネットでは出会えない世界のリアル ノンフィクションを届けること
【日時】2025年2月19日(水) 18:30開場 19:00開演 ※終演後、サイン会を開催
【登壇者】高野秀行、丸山ゴンザレス、山田高司
【会場】Bunkamura館内特設会場
<渋谷区道玄坂2-24-1/各線 渋谷駅より徒歩7分>
【料金】前売券 2,500円(税込・全席自由)
※未就学児童の入場はご遠慮いただいております。
※録音・録画はお断りいたします。
【チケット好評販売中】
◆インターネット:オンラインチケットMY Bunkamura(登録無料)
https://my.bunkamura.co.jp/ticket/ProgramDetail/index/5043
◆お電話:Bunkamuraチケットセンター<10:00〜17:00> 03-3477-9999
◆チケットカウンター:東急シアターオーブ/Bunkamuraチケットカウンター<渋⾕ヒカリエ2F 11:00〜18:00>
※予約、購入後のキャンセル・変更は承れません。
【詳細ホームページ】https://www.bunkamura.co.jp/event/lineup/20250219.html
【Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは】
パリの「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ、1990年に創設。権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を探りたいと考えています。受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、選考委員の任期は1年です。今年(2025年)度、第35回の選考委員は最相葉月氏が務めます。
Bunkamuraドゥマゴ文学賞ホームページ https://www.bunkamura.co.jp/bungaku