RAKUZA株式会社(本社:東京都、代表取締役:甲斐義和)が運営するRAKUZA NFT MARKETPLACEは、転売市場の課題を根本から見直し、新しいクリエイターエコシステムの構築を目指しています。このエコシステムは、販売元、転売者、消費者のすべての関係者が利益を享受できる仕組みです。
転売を「対立」ではなく「価値創造の場」として再定義することで、三者が共にWin-Win-Winの未来を形作るプラットフォームを実現します。
■転売市場を分断から共創へ
希少な商品が転売者によって買い占められ、本来の価格より高額でしか手に入らない状況で消費者は転売市場に対してネガティブな印象を抱くようになりました。また、販売元は転売市場で商品が取引されても、直接的な利益が還元されず、商品価値が転売によって上がる一方でブランドイメージが損なわれるリスクも抱えるという声もあります。
一方で、転売者は見方を変えると商品の流動性を高める役割を果たしていますが、高額転売による批判を受けることが多く、正当なビジネスモデルとして認められにくい状況です。
しかし、転売は根本的に「市場の需要と供給」によって生まれる自然な経済活動であり、問題を解決する鍵は、「転売そのものを否定する」のではなく、その仕組みを透明で公平なものに変えることで全ての関係者が恩恵を受ける循環型の経済活動を行うことができると考えています。
■NFTロイヤリティによる持続的な価値の創造
楽座では、NFT技術を活用し、転売のたびに発行元に手数料を還元する仕組みを導入しています。
NFTが転売される際に売買価格の一部をロイヤリティとして発行元に自動的に配分することで、転売が販売元の利益源となり、市場全体に価値が循環します。
この仕組みにより、販売元は転売市場からも持続的な収益を得られ、販売元の持続可能な経済活動やクリエイター支援の一環になります。
■ロイヤリティ(手数料)の付与機能について
楽座は、マンガ・アニメなどをはじめとした日本の素晴らしい文化をより浸透させるため、クリエイターに安心して作品を作り出していただける環境を提供していきます。
NFTにより所有権が売買された際、著作権者や制作者にも手数料が付与される仕組みが構築されています。
また、著作権者や制作者の作品の取引で生じた利益は楽座内でストックされており、契約成立時にそれまでの利益を還元できるよう準備されています。NFTアート市場において、誰でも大きな価値創造ができる世界へと導きます。
■転売者を「マーケッター」として捉え直す
楽座では、転売者は市場で商品の価値を高める「マーケッター」として再定義し、転売者と販売元が更に協力し、共に市場を活性化するアフィリエイトの仕組を導入しています。
転売者が商品の認知度向上や価値創造に貢献できるプラットフォームを提供し、販売元と転売者の間で利益を共有するモデルを導入することで、転売者が市場で正当な役割を果たし、販売元と転売者の協力関係がブランド価値の向上を促進します。
売上と販売報酬は事前に設定された比率に応じて即時に分配されます。
楽座は、転売市場を「対立の場」ではなく、「共創の場」へと変革することを目指します。
私たちは、新しいエコシステムを構築することで、販売元、転売者、消費者が一体となり、これまでにない価値を共に生み出せる未来を描いています。この仕組みは、転売市場が抱える課題をチャンスに変えるものです。
これから私たちは、このビジョンを実現するために一歩ずつ取り組み、すべての関係者が笑顔になれる持続可能なプラットフォームの構築を目指し、挑戦を続けてまいります。
■NFTマーケットプレイス「楽座(RAKUZA MARKET PLACE)」の意義 ~国内の世界的文化財を守る~
日本のアニメが世界的に評価される中、「マンガ」「アニメ」は、美術の世界における21世紀のムーブメントとなっています。最近ではアニメセル画もアートとして広く認められるようになり、世界的なオークションにおいてセル画や原画の取引価格が急騰しています。しかしながら、セル画自体長期保存には適しておらず、日光を避ける場所で保管を行うなど、適切な管理・保存を行わずにそのまま放置しておくと劣化します。一方、デジタルデータはそういった劣化の心配はありませんが、一般的にコピーや改ざんが容易で、リアルな資産などと比べると価値を持たせることが困難とされてきました。
RAKUZAでは、鑑定書や認定書のついた現物作品は適切に管理・保存し、さらにブロックチェーンによって所有権をNFT化することで、資産価値を有する存在として強固なものにし、世界中でセル画や原画等の価値のやり取りを可能にしています。
■新サービス「CREATORS’ 楽座」とは
今回の新サービス「CREATORS’ 楽座」では、個人や法人を問わず、誰でも簡単にNFTショップを開設できるようになります。サービスでは、クリエイターは自身の作風や世界観を反映させたNFTショップを自由にデザインできます。そのため、クリエイターは、より効果的に作品の良さを伝えやすくなるだけでなく、購入者もクリエイターの世界観をより直感的に理解してNFTショッピングを楽しむことが可能になります。ショップ内では、デジタル・リアルを問わず、あらゆる作品を個別のECページのように直接リンクさせて出品することが可能です。
また、ショップに関しては、サービスのローンチ以降誰でも開設することが可能で、CREATORS’ 楽座内で開設したショップで出品すると、NFTマーケットプレイス「楽座(RAKUZA MARKET PLACE)」内でも出品申請が可能になります。
【店舗情報】
楽座 | RAKUZA GALLERY LABO TOKYO
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目2−1 東急プラザ銀座 7階
営業時間:11:00~21:00 ※2025年1月20(月)現在