株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区/代表取締役:小野寺優)は、実用書『家庭で楽しむペルシャ料理』(税込価格1,980円)を2025年1月27日に発売いたします。本書は2009年に小社から刊行した同名書籍に新しいレシピを加え、再編集しての刊行となります。
「最高のシェフは家庭にあり」
ペルシャ料理は、古代ペルシャから続く
ゆったりとした時間の中で育まれ、
各家庭で脈々と伝えられてきた、とても豊かな料理。
イランには「最高のシェフは家庭にあり」という言葉があります。
家族においしい料理をふるまい、
また、10人、20人の来客にびくともせずに、
大きなテーブルを色とりどりの料理でいっぱいにして
もてなしてきたのは、各家庭のお母さん。
彼女たちこそが「最高のシェフ」なのです。
一品一品に工夫を凝らした飾り付けとエレガントな味に
誰もが満ち足りた気持ちになります。
そんな料理の数々を脈々と受け継いできた彼女たちは
こんなことをささやきます。
「おいしいレシピには魔法がある。
どんどん広がって人を幸せにする」
いつもの食材の
思いがけない組み合わせで出来上がる
ペルシャのエスプリを丸ごと味わってください。
――『家庭で楽しむペルシャ料理』著者 レザ ラ ハバ 長谷川朝子
■発売記念!『家庭で楽しむペルシャ料理』収録レシピを特別公開!!
〈おもてなし料理の王様”フェセンジュン”は白米やサフランライスと一緒に!〉
〈”ボラニ”はヨーグルトで野菜や豆を和えた料理。”ナン”も家庭の網で作れる!〉
〈バラ水とサフラン、バターが香るペルシャンスイーツは幸せの味。〉
■ほかにも、本格的なレシピを多数収録!
左:●ピスタチオのスープ
イランは世界でも有数のピスタチオ生産国。ナッツの風味とほんのりした甘みを感じるクリーミーで他に類のない贅沢な味わいのスープです。
右:●さくらんぼのポロ
ポロとはふわっと軽く炊いたペルシャンライスのこと。イランでは生のダークチェリーの旬の時期にチェリーを甘く煮てから作りますが、本書ではサワーチェリーの瓶詰めで代用。バスティマライスという長粒米があればそちらをぜひ。もちろん日本の短粒米でもおいしく作れます!
左:●白身魚とハーブとベリーはさみ焼き
イランの食卓によく登場する赤色の木の実ゼレシュク(バーベリー)というベリーを使った料理です。本書ではドライクランベリーで代替する提案も。ハーブの緑とベリーの赤がきれいな一品です。
右:●タブリーズのハーブ入りライスボール
タブリーズという都市が発祥地の古いペルシャ料理のひとつ。ハーブ、豆、肉、米がひとつになった複雑な味わいで、手のひらサイズのものからサッカーボールサイズまであり、イランではその大きさも料理の腕の見せどころです。
■著者紹介
レザ・ラハバ M.Reza Rahbar
イラン生まれ。母国を離れ、インドで大学院修了後、85年に来日。長谷川朝子とともに多くの美術館や教会、店舗の壁画制作や店舗のビジュアルプロデュース、グラフィックデザインなどを手がける。料理教室、絵の個展やペルシャ詩の朗読会などを開催。料理はアート。母から伝授されたペルシャ料理には定評がある。「おいしいレシピには、魔法がある。どんどん広がって人を幸せにする」
長谷川 朝子 Tomoko Hasegawa
企業で商品開発およびプロダクトデザインを手がけ、各地を旅行した後に独立。レザ ラハバとともに多くの美術館、教会、店舗の壁画制作やビジュアルプロデュース、グラフィックデザインを手がけるほか、イラスト、 パッケージや玩具、文具などのデザインや企画など幅広く活動。絵画は故軽部興氏に 師事した。本書では撮影、スタイリングを担当。
■新刊情報
『家庭で楽しむペルシャ料理』
著者:レザ・ラハバ/長谷川朝子
仕様:B5判/112ページ
税込価格:1,980円(本体1,800円)
発売日:2025年1月27日
ISBN:978-4-309-29460-5
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309294605/
※電子書籍は2025年2月に発売予定です。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。