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『GQ JAPAN』2025年3月号(1月31日発売)         「いま、日本映画が面白い」をテーマに表紙にはゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した浅野忠信が登場

『GQ JAPAN』2025年3月号 Photographed by YASUTOMO EBISU© 2025 Condé Nast Japan. All rights reserved.

 1月31日(金)発売の『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン発行)は「いま、日本映画が面白い」と題し、今盛り上がりを見せている日本映画界を特集する。

 表紙には、ゴールデングローブ賞助演男優賞の受賞が記憶に新しく、受賞スピーチも大きな話題となった俳優・浅野忠信が登場。インタビューでは演じることや日本映画への思いを、10代から第一線で活躍してきた自身の俳優人生を紐解きながら赤裸々に語った。加えて、この秋公開を控えている『THE オリバーな犬、(Gosh!!) このヤロウ MOVIE』で監督を務めるオダギリジョーと主演の池松壮亮による対談や、監督デビューを果たした北村匠海、2025年の注目作で主演をつとめる俳優・吉沢亮のインタビューなど表現者たちの思いをお届けする。また、『グラディエーター』や『エイリアン』の巨匠であるリドリー・スコットのインタビューでは87歳になっても大作を作り上げるその姿に迫った。

 その他、どんな思いで作品を選び、役に向き合うのかを語った実力派俳優・若葉竜也や、「幾億光年」が大ヒット中の3ピースバンド、Omoinotakeのインタビューなど、盛りだくさんの内容でお届けする。

■ 浅野忠信:世界が認めた不器用な俳優

今までハリウッド進出のために「来た仕事は全部やる」と修行のような仕事の仕方をしてきた浅野だが、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した瞬間に「もう十分やった」と感じ、「これから自分がピンときた仕事だけやりたい」と語る様子から、この受賞が大きな転機になったことをうかがわせた。10代の頃から日本映画の立役者であり、常に第一線で活躍してきた彼は、「日本の『出る杭は打たれる』文化の中では、はみ出そうとする人がなかなかいない。今の若い人たちには、古いルールをどんどんぶっ壊していってほしい」と日本映画界に対する思いを述べた。不器用に、でも着実に、試行錯誤を重ねながら一歩ずつ地道に歩んできた、彼の俳優人生に迫った。

■Japanese New Wave いま、日本映画が面白い

俳優が主導する映像作品が勢いを増し、時代劇が再注目されるなど、日本映画は何度目かの黄金時代を迎えている。「いま、日本映画が面白い」と題した特集では、監督業に挑む俳優や時代劇を支える職人たち、さらに世界で活躍する女性映画人へのインタビューをはじめ、日本映画の未来を担う俊英たちが携わる2025年の新作紹介まで、現在の日本映画界を多角的に深掘りする。「監督する俳優たち」では、今年秋公開の映画でメガホンを取ったオダギリジョーと主演を務める池松壮亮が対談。お互いに信頼を寄せる二人が「俳優監督」について語り合った。2月7日に監督デビュー作となる短編映画の公開を控える北村匠海は、デビュー作に込めた思いを打ち明けた。長年日本の映画に携わり、世界の現場にも通じている役所広司と西川美和監督が、次世代の育成や映画会社の在り方など日本映画の未来について語ったインタビューも必読。2025年の注目作品で主演を務める俳優・吉沢亮は「日本語の作品をもっと海外の人に見てもらいたい」と意気込みを語った。

■Beat Tennis, He Still Has Unfinished Business. ノバク・ジョコビッチ、テニスを極めた先に見据えるもの

過去24度のグランドスラムを獲得したノバク・ジョコビッチは、パリ・オリンピックで金メダルを獲得し、テニスでやり残していたことをやり遂げたかのように見えた。テニス界で上り詰めた彼は、自身の引き際について「“いつ”よりも“どう”終わらせるかを考えている」と言う。様々な人が最高な状態で去るのが理想だと言ってくれたことは理解できる、と話しつつ「私がまだ体力的に可能で、グランドスラムで世界最高の選手を破れると感じているのなら、なぜ今やめたいと思うのでしょうか」と今はまだ王者で居続ける前線で戦い続ける強い意思を見せた。また、世間を騒がせたワクチン騒動の裏側や、自身のルーツである国家の分断とそれへの思い、会わなくなっても“永遠”と語る三位一体のライバルたちについてなど、テニスとともにあった37年間の彼の人生について語った。


■そのほか『GQ JAPAN』2025年3月号の主な内容は以下の通り

・Location Scouting 潮騒のメモリー:佐野弘樹

・How Jacquemus Became the Main Character of French Fashion ジャックムスがフレンチファッションの主役になった理由

【GQ JAPAN】

1957年に米国で創刊し、現在19の国と地域で発行する、クオリティ・ライフスタイル誌『GQ』の日本版。Globalな視点で物事を考えるIndependentな男性の24時間365日の情報源として、2003年に創刊。知性・品性・感性を備え、本質にこだわる男性のためのライフスタイル誌として、幅広い層から支持を得ている。時代に影響を与える各界の男性たちを毎年年末に表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」も好評。

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